私は今、「大きくなったらウルトラマンエースになる」と言っている息子が、将来「福祉関係の仕事につきたい」なんて言ってくれたらなぁ・・なんてひそかに思っている。
まぁ、それは本人の気持ちしだいなので、願わくば・・・といったところだけど、今、3歳の彼には、小さい頃から少しづつ「福祉とはどういうものか?」を、わかってもらえたらなぁと思っている。
でも一番理解してもらいたいのは「ノーマライゼーション」・・・障害を持つ人もお年寄り、病弱など社会的不利を負う人も、健常者となにも変わりはないんだよ!ということ。
だから、できるだけ自然に「福祉」について教えたいと思っている。
先日、子どもをつれて実家に帰った。
私の祖母は初期の痴呆にかかり、老人保健施設に入所している。
祖母は、車椅子に座っていたため、子供は車椅子を物珍しそうにじ〜っと見つめた。
私は彼に車椅子を押して見せた。
「これはねぇ、ばあばちゃんの足。こうやって後ろを押してあげると歩けるんだよー」
子供は、最初こわごわと車椅子を触っていたが、車椅子の押し手のところに手をかけてそろそろと歩き始めた。
彼の身長では、車椅子を押すと前も見えないくらいなんだけど、彼は長い廊下をそろそろと歩き始めた。
私は、子供を祖母のトイレ介助にもつれて行った。
トイレに車椅子を寄せ、祖母の身体を軽く持ち上げトイレにかけさせた。
「ばあばちゃんは、トイレするのに、ちょっとお手伝いがいるんだよ。」
子供は不思議そうな顔で私を見つめた。
日常生活の中でも、できるだけ子供にわかる言葉で「福祉」について教えたいと思っている。
彼が大きくなった時に、困っている人を見かけたら自然と手を差し出せる人になって欲しい。
それが私のささやかな願いである。
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