秘密の花園

<8月分>
8/28(土曜日)<里帰り−兄姉編>
兄とは8歳違い、姉とは5歳違いである。
昔はよく兄にいじめられ、泣かされていたものである。
高校生くらいまで、私は兄が大嫌いであった。
だが、東京に住んでいたときに
少しずつ仲良くなり、私が会社の寮を出て会社の近くに住んでいた兄と
同居というか、同じ間借り先の二階を借りていた時期も1年くらいあったのだ。
その頃から、兄の性格も少しずつ丸くなり
36歳にして兄が結婚してからは、さらに怖い、大嫌いと思うことはなくなったと思う。
逆に姉とは昔から仲が良かった。
5歳も離れていたわりに、中学くらいから特に仲良くなり
一緒に2人でどこかに出かけたりしていた。
新潟で12年ほど生活した家が、部屋が三部屋しかなく
私と姉は4畳半の部屋に、学習机と二段ベッドを置いて何年も生活していたので
なおさら仲良くなれたのかもしれない。
そんな姉と私なので、私が上京し、結婚して秋田に来てからも
比較的電話や手紙で連絡はとっていた。
姉は仕事の都合で、私が新潟に帰っている間に
一度しか遊びに来れないらしい。
新潟に帰って3日目の、8/4の夜に姉は仕事帰りに泊まりに来た。
ちょうど私がお風呂に入ってる間に来ていた。
お風呂を上がると姉の声がしたので、そっちの部屋の方へ行ってみる。
「あ、来てたんだ」
「よぉ〜〜久しぶりぃ.....」
仕事帰りのせいか、ちょっと疲れているようだ。
しかし、姉の格好.....
もう四捨五入すれば40になるというのに、めちゃめちゃ若い格好である。
しかしそれほど違和感がないというのも、スゴイものだ。
「相変わらず若作りしてんのぉ〜(笑)」
「え?そう?いつものことじゃん?」
「ま、確かにね(笑)」
姉が3人の子ども達と泊まりに来て、3人の兄姉それぞれ3人ずつ子供がいるので
子供だけでその日は9人もいた(笑)
私たち(姉、兄嫁、私)は「ガキ9 ガキ9」と笑っていた。
でも姉の子供は小4,小2、6歳の3人なので
一番手がかからず、夜も一番安定して寝てくれた。
夜も遅くなり、私の子供もやっと寝てくれた。
両親も早く寝るので、家の中は真っ暗である。
が、姉が寝ているはずの茶の間がほのかに明るい??
抜き足差し足で行ってみると、姉が暗がりで1人テレビを見ていた。
「テレビ見てたんだぁ」
「う〜ん、見ていたっていうか、こんな早くから寝ていられっか(笑)」
「はは、そうだよね〜」
2人で暗がりでひそひそと話し始めた。
すると30分もしないうちに、兄のお嫁さんもやってきた。
「起きてたんだね(^^) 私もいいかな?」
「うんうん」
時間は11時半くらい。
兄の子もようやく寝て、一段落したところでこの真夜中大集合に気づいたようだ。
いろんな話をしていたが
「子供の頃って、兄姉関係はどうだったの??」
の質問に、つい私が興奮気味になってしまった。
「兄ちゃんと姉ちゃんは普通の仲だったけど、私はいっつもいじめられていたんだよ〜」
うんうん。 姉のうなずき........
「私なんか、よくプロレス技かけられたりさぁ」
うんうん。 姉のうなずき........
「たまに呼ばれて、「のぶこ(姉の名前)を殴ってこい、とか命令出されたりさぁ(TT」
うんうん(笑) 更にうなずく姉。
「今まで二度も往復びんた喰らったことあるしさぁ(TT」
「えっ!? そうなの??初めて聞いた」
初めて態度以外で姉が反応。
どうやら私は話していなかったようだ。
「うん、二回もあったよぉ〜」
「どんなとき?いくつの時??」
姉もだが、お嫁さんもさすがにそれには驚いていたようだ。
いくつくらいの時で、どんな状況であったかを話したら
2人とも「へぇ...(^^;;」と驚いていた。
今の兄からは、想像出来ない過去であったからであろう。
兄は確かに見た目もでかいし、顔も怖いっぽいのだが
なんと言っても子供好きの子煩悩。
ニコニコしていれば、とても子供好きのお父さんに見えるだろう。
でもしょっちゅう怒鳴っているけど(笑);;
「じゃ、のぶこさんとYO−KOさんは仲良かったの?ケンカとかは??」
「ケンカなんかしたことないよ〜」
と、2人同時に返事するとお嫁さんはスゴク驚いていた。
彼女は三人姉妹で、3歳ずつ離れたお姉さんと妹さんがいるのだが
ケンカすると、髪の毛を引っ張ったりの大喧嘩になるそうだ。
それには今度は姉と私が驚く番だった。
「髪の毛引っ張ったりなんて、絶対なかったよ。たま〜に口げんかするくらいだったけど
それすらあんまり覚えてないから、ほとんどしてなかったんだろうね〜。」
「へぇ...そうなんだ。本当に仲良かったんだねぇ」
「だねぇ(笑)」
あまり「仲がいい」という言葉を気にしていたことはなかったのだが
そうやって言われてみると、確かに仲がいいんだなぁ。
5歳も離れているのに、私は姉と話すときはタメ口である。
新潟のその辺では、「あんた」とか言うのも結構普通であり
(東京とかだと、あんたとか言うとすごい失礼だそうだ)
私は姉にも時々冗談交じりで「おめぇ〜」とか「あんた」とか言うこともあるが
姉は怒りもしないで笑いながら「うるさいうるさいっ(笑)」とか言っていたものである。
きっと姉の一見のんびりほんわか、
実はのんびりほんわか(んっ?(笑)の性格がよかったのかも知れない。
でなければ、「お姉ちゃんに向かってその言葉はなによっ」
みたいなケンカが勃発していたのかも知れない、とその時思った。
それに加えて、私の一見おとなしい風(ばき)
実はのうてんき、おちゃらけの性格がきっとよくマッチしていたのであろう。
姉とはこれからも、ずっと仲良くやっていけると思う。
兄がいなくて、姉と私、兄のお嫁さんと夜中の2時近くまで
ずっといろんな話をして、声を殺して大笑いしていた。
また1人仲のいい姉妹が増えたようで、なんだか楽しい夜だった。
年は姉がもちろん一番上、私が真ん中で、彼女が末っ子というところだろうか。
でもやっぱり一番大きくて強いのは、兄のお嫁さんである(笑)
8/26(木曜日)<里帰り−甥っ子と兄嫁編>
去年の12月から、私の兄家族と親は同居している。
私の両親・兄家族とおばあちゃんがいるので、現在は8人で住んでいる。
そこへ私たちが行くと、総勢12人になるわけだ。
兄の子供は男のだけで3人。
上からもうすぐ5歳の長男、3歳になったばかりの次男、1歳半の末っ子だ。
前からきかん坊3兄弟であることは十分承知である。
去年の春に会ったときに、千尋と香南衣はよく泣かされたものだ(笑)
電話で両親から、毎日大変だとも聞いている。
家に着き車から降りると、すでに家の中からにぎやかな声が聞こえてくる。
家の中に入っても、玄関とかには出てこない。
茶の間に行くと、いたいた悪ガキどもが(笑)
「こんにちわ〜久しぶりだね〜」
「.........」
「忘れちゃったかな〜(^^;;;」
「.........」
ふんっ、可愛くないな〜(笑)
だが、子供なんてすぐに慣れるものである。
夕飯の時には、もう普通に接していた。
慣れるとすぐ普通になるのも子供である。
すぐにいつもと同じ調子で悪さを始めた。
最初は、長男の大貴が千尋のお皿に自分の食べた枝豆の殻を入れたのだ。
ちひろ「大貴、やめてよ〜。汚いでしょ?」
最初は、いくら甥っ子と言えいきなり怒るのもな〜と思って様子を見ていた。
ところがところが、兄のお嫁さんは
とて〜も怖いお母さんなのだ(笑)
お嫁さん「なにやってんのーーーーーー!やめなさいっ」
しかし怒られなれてる長男大貴、びくともしない。
私の方がびびっていたりして(笑)
兄は長距離運転手をやっているので、私が帰った日はいなかったし
あと2,3日帰ってこないらしい。
子供が悪さしたときは、お嫁さんが怒るしかないようだ。
長男大貴は、ゲームが大好きで真っ黒に日焼けしている結構大柄の子だ。
次男友太は、体がものすごく大きくてとてもあと3日で3歳になるとは思えない。
三男怜央(れお)もやはり体が大きく、佑弥と2cmくらいしか背が違わない。
つまり、兄のうちの子供はみんなデカイのだ。
それもそのはず、兄は身長約180cm。
お嫁さんも身長176cmのビッグ夫婦なのだ。
その子供達だから、デカイのもうなずける。
夕食後も兄の子ども達のいたずらは止まらない。
とうとう兄のお嫁さんの怒りが炸裂ボンバーしてしまった。
「いい加減にしろよっ!このヤローーーーーー!」
(^^;; (^^;; (^^;;
話には聞いていたが、本当にこのヤローって言ってるよ(笑)
しかも、金切り声ではなくて
低いドスの利いた声で言うから怖いのだ。
両親は「きっと近所の人は、怖いお嫁さんがいるもんだ〜って言ってるな(笑;;)」
と言っていたのだ。ひっそり納得....(ぼそ
しかしというか、彼女はとても料理が上手である。
昔、居酒屋で少しアルバイトをしていた時の経験や
もともと料理を教えてくれたおばさんというのが、何でも手作りをする人らしく
私のように、野菜を切って混ぜたら○○ができあがり〜
というのを、ほとんど使わない人なのだ。
しかもその味付けが、とっても美味しいのである(^^)
実家に帰ったら、夕飯の準備もちゃんと手伝おうと思っていたが
出る幕はないようだし、どうも勝手がわからないので
ただ邪魔にウロウロするだけで終わりそうだ。
ということで、申し訳なかったが後かたづけに徹した(^^;;
兄のお嫁さんであるが、兄より11歳も年下なので
姉や私よりも年下である。
年下だが、体も大きく迫力満点のお嫁さん。
甥っ子達もきっと逞しく育つであろう。
っつ〜か、もう十分すぎるほど逞しい(笑)
佑弥や香南衣はもちろん、千尋や下手すると私まで力負けしてしまう。
そんな時の奴の顔は嬉しそうで、ついつい畳に3回手をパンパン打ってしまう。
が、奴は母に怒鳴られ泣きながら去っていく(笑)
そんな毎日を繰り返していたが、私がいよいよ明日は秋田へ帰るという前の日
長男の大貴が私の所に来て「おばちゃん、明日帰るの?」
と、しんみり話しかけてきた。
「うん、そうだよ。淋しい?」
「うん....ちーちゃん(長女)もかなえちゃんも帰るんでしょ?」
「そうだよ〜。おばちゃんも大貴とさよならするの淋しいよ〜」
「...........」
「大貴もいつかおばちゃんの所に遊びにおいでね...」
ちょっぴり心が熱くなり、甥との別れに感傷的になっていたのに....
「でもさ、おばちゃんち遠いんでしょ?わからないから行かなくてもいいよ」
うげげっ、可愛くね〜(笑)
18日間実家にいて、怒ったり笑ったりと楽しく過ごした。
次に会うときは、どんな悪ガキに成長しているのかな〜。
8/22(日曜)
<里帰り−電車編>
子供が3人になってから、電車で新潟に帰るのは初めてだ。
座席はせこいが、私と小学生の千尋の分だけ料金を払い
香南衣と佑弥は膝の上に乗せて行こうと思っていた。
電車に乗ってる時間は、約5時間。
おとなしくしてくれるか、とても心配である。
ちょうどお昼頃にこっちを出発だったので
わざとお昼ご飯を食べないで、車中で食べるものを買った。
その方が少しでもおとなしいだろうと思ったからだ。
電車に乗り、電車大好きの佑弥は思った通りおとなしい。
窓から見える景色を楽しみ、「ぽっぽ〜ぽっぽ〜」と喜んでいる。
子供3人とはいえ、二つの席に4人はやはり狭い。
私が佑弥や香南衣を抱っこしてるのは、慣れているしどうってことはないが
千尋が佑弥たちを抱っこしてるのは、かなりきついらしい(^^;;
それでも仕方ないので、なんとか千尋をなだめる。
乗って30分もしないうちに、すでに飽きてきたようだ(笑)
ここで、静かにさせよう作戦一弾の「お昼ご飯」だ。
作戦どうり、子ども達は静かに食べはじめた。
通路を挟んだ席の所におばあさんが1人座っている。
ちらちら私たちを見ているが、うるさいのだろうか?(^^;;
むか〜し、東京で千尋を連れて遊びに行ったときに
山手線の中で、おばはんに怒鳴られた恐怖がよみがえる。
さらには、千尋がトイレに行きたいと言いだした。
車両の所のドアは結構重いので、出来れば佑弥を座席に座らせたまま行きたいが....
「すぐ来るから待っててね」と数歩歩き出したが、
「おかーーーーーーさーーーーーーーん」と泣かれてしまった(^^;
仕方なく佑弥を抱っこして、香南衣だけ座席で待たせることに。
ドアを開け、トイレに千尋を連れていき
「帰りは1人で戻って来れるでしょ?お母さん戻るからね」
と言ったのだが、「出来ない出来ない。ここにいて〜>_<」と半べそモードだ。
「自分で戸あけれるでしょ?(^^;;」
「出来ないよぉ〜」
結局1人であのドアがうまく開けられないみたいで、ずっと待っていた。
ちょっと大きな声を出すと、周囲の人の視線が刺さるようでビクビクする。
そう思っていたのだが、半分ほど過ぎた所で
どこかのサッカー少年チームらしき団体が乗ってきた。
これがまた非常にうるさくて、私としては好都合だ(笑)
車掌さんにも「静かにして下さい」と言われるほどのにぎやかさなので
うちの子ども達のちょっとした声など、かき消されてしまう。
少年達はかついでるリュックに「横浜市」などと書いているので
きっと終点新潟あたりまで乗って行くのかもしれない。
なんにせよ、私としてはありがたいことだ(^^)
しかしやはり通路を挟んだ席の、おばあさんの視線が気になる。
およ〜〜〜〜っ!!
おばあさん、なにやらこっちに向かって来てます(^^;;
ちょうどトンネルにさしかかり、窓を見ていた私が
窓が鏡状態になっていたので、おばあさんが立ち上がったのが見えていたのだ。
なんか言われるのだろうか?(^^;;;;
ちょっとドキドキモードでいると
「あのぉ〜」
やっぱり話しかけられちゃったよ〜。
「今日耳日曜です」とかギャグかましちゃおっかな〜。
「私ね、ハムが食べられないの。これ、良かったら食べてもらえないかしら」
はぁっ!?(笑)
おばあさんは、車内販売で買ったのか
手にサンドイッチを持っていて、私の方へ差し出している。
「あっ.....え、じゃ遠慮なくいただきます。ごちそうさまです」
おばあさんは、ニコニコして席に戻った。
さっきからこっちをチラチラ見ていたのは、
これをいつ持って来ようかタイミングを見計らっていたのだろうか?
なんだ、それならサンドイッチでもジュースでもコーヒーでもなんでもOKだわよ(おい
最後の一時間半くらい、香南衣も佑弥もぐずってしまい
W抱っこで、すごい大変だった(^^;;
席の近くを通って行く人は、哀れな目で見ている。
しっしっ!
あっち行けっ!(笑)
夕方5時頃、ようやく新潟に到着(新潟駅ではありません)
一時間くらいだが、佑弥も寝てくれて
まぁ、心配したほど大変でもなかった。
駅に降りて見渡すと、改札は地下階段を降りて登った所だ。
最初佑弥を歩かせていたのだが、あまりにも歩くのが遅いので
ずっと待っていたら、改札を閉じられてしまいそうになったので
荷物を持ち、佑弥を抱っこする.....
ほとんどの荷物は宅急便で送っていたのだが
今回は、大事な大事なノートパソコンを持ってきていたのだ。
それを旅行鞄に入れ肩から下げ、佑弥を抱っこ。
むっちゃ重い〜〜〜(TT
ようやく改札の所まで行くと、懐かしい母の顔があった。
人見知りをする佑弥。
母に会うのも、約一年ぶりだ。
きっと泣くだろうと思ったのに、母が手を差し出すと手をつないで歩き出した。
「たまげた〜@@お母さんと手、つないだわ」 注:たまげた=新潟の方言で驚いたの意
「そうだね、覚えていたのかもね〜」
そこから車で一時間弱で実家がある。
さぁ、帰ってきたよ〜ん。
8/1(日)晴れっ
<帰省準備>
里帰りのための荷物準備は大変だ。
子供3人を連れて電車で帰るのは、初めてなので
あまりの荷物の多さに驚いた。
私は必ずこういう時、何を持っていくかメモに書くのである。
送る物と、当日持っていく物とに分けて書く。
着替えやら、なんやらとどんどん段ボールは埋まっていく。
ダンナ「今度は切符は入れるなよ〜(笑)」
サザエさんに書いたこともあるが、かつて乗る切符を荷物に入れてしまったことがある。
もちろん入れるわけがないし、メモにも「当日持って行く物」に書いてある。
ようやく荷造りを終え、宅急便に出してきた。
一応親にも荷物を出したから、と、電話しておこう。
私「あ、もしもし、私。今荷物送ったから多分明日届くと思うからよろしくね。」
父「ん、わかった。切符は入れてないよな?(笑)」
..............
どいつもこいつも、たった一度の過ちを〜〜〜〜(笑)