−母乳(イヒ)−  

「母乳」とか「おっぱい」と聞くと、すぐに変なことを言い出す人がたまにいる。
だが、母親になるとそんな感覚はまるでない。
神聖というとちょっとオーバーだが、日常の会話として
当然出てくる単語になるのだ。

私は母乳がよく出る人だったのだ。
だから子供3人は8割ほどは母乳のみで、あとはミルクで育ててきた。

産まれたばかりの赤ん坊には、だいたい3時間おきに授乳しなければいけない。
昼夜問わないので、1日8回3時間おきにだ。
世の中には、母乳が全く出なくて悲しい思いをする人。
「形が悪くなるから」と、せっかく出る母乳を赤ちゃんに与えずにいる勘違い母。
いろいろいるのだが、
私の場合は、「出過ぎて困っちゃった人」の部類である。

赤ちゃんに3時間おきに飲ませた後、まだ残っている母乳を絞る作業がある。
それを搾乳というのだが、これが半端ではなかった。
だいたい飲ませるのに30〜40分。
その後搾乳に1時間ほどかかる。
つまり、次の授乳まで1時間半くらいしかないわけであり、
その時間が、イコール睡眠時間である。
8回×1.5時間ではなく、その間に自分も食事をしたり
お風呂に入ったりで、産後の私はとにかく眠れなかった。
しかも続けて2時間以上の睡眠はとれないのだ。
これは本当に辛かった。

さてよく出る母乳の何が困るかというと
まず、うつぶせで寝るのが好きな私には辛かった。
大きなお腹じゃなくなり、やっとうつぶせで寝れると思ったのに(;_;)
搾乳時間の長さも勿論だが、とにかく痛いのだ^^;;
赤ちゃんが飲むまでパンパンになり、かちかちになる。
実際長女の時は、飲む量より作られる量が多すぎて
母乳が出てくる管がふさがれてしまい、「乳腺炎」というものになりかけて
病院に駆けつけたことがあるのだ。

どれくらいすごいかと言うと、赤ちゃんが飲んだ後に搾乳しても
牛乳瓶1本以上の量があるのだ。
私は病院でも、自宅でも、友達にも「ミルクタンク」だの「ホルスタイン」だの言われた。
とにかく一日中搾乳してる気すらした^^;;

そんなに余るなら、次に飲ませる時までとっておけばいんじゃない?
そう思う人もいるかも知れない。
だが母乳といのは、「飲んで搾って」空にして次の物が作られるのだ。
だから、そのままにしておくと、どんどん出が悪くなるわけだ。

しかしながら母乳はいいことの方が多いと思う。
確かに辛い思いもするし、食べ物飲み物にも気を遣わなければいけない。
留守にするにしても、たとえ親でも預けるのが無理という点もある。
一番なのは、お金もかからずいつでもどこでも授乳ができる所だ。
粉ミルクだと出かけるときは、本当に大荷物だ。
粉ミルク、お湯、ほ乳瓶などなど。
だがこっちは、文字どうり体一つでOKなのだ(笑)
だからと言って、いつでもどこでもぺろぺろ出すわけにもいかないのだが(笑;;)

そして一番なのは、抱っこしている時の幸福感だと思う。
目と目を合わせてゴクゴク飲む姿を見るのは、本当にいい。
産まれたばかりの時は、何も分からなくても本能で飲む赤ん坊。
少し大きくなってくると、ニコッとしたりすることもあって
私は本当に自分が母乳の出る人で良かったと思う。
こればっかりは、母親にしか出来ないのだ。
イヒ
あ、出産もか...(笑)

最後に搾乳と言っても方法が二つある。
一つは手作業で、自分でほ乳瓶などに搾る方法。
もう一つは「搾乳器」という物を使ってする方法だ。
当然タンク並の私は器械も使ってやっていた。
じょうごののようなものに、ポンプというかピストンの様な物がついていて
その圧力で搾り出し、つながっているほ乳瓶に溜めるというモノだ。
これでだいたいを搾り、あとで手で搾るのが私には一番効率が良かった。

次女を出産した時、長女は4才。
好奇心旺盛の時期だった。
私がいつも搾乳器を使ってるのを見て、何だろうと思ったのだろう。
いつものように搾乳器で搾り終わり、手で搾っていると
そ〜っと長女がやってきて、隣の部屋へ行った。
??
私もそ〜っと後をつけてみると、隣の部屋で寝ころび
服を巻き上げて、平らな胸の上で搾乳器を使っている長女の姿があった(笑)
現在その時の証拠写真を検索中であります。
発見次第、Topにでも載せようかと...
見たくないって?(笑)