さくし
こもれび
降り立った一羽の鳥 小さな息吹を見つけた
抜け殻の中に眠っていた 世界を見つけた
招かれた世界は あやうい光に包まれて
もろい樹だけが 小さな鳥を迎えた
無防備な姿を見せて 羽を休めるその姿
安らぎをあげたくて そっと包み込んだ
横たわるのは偽りだけ 鏡に映らない世界
ただ静かに 守りつづけたかった
無表情に見上げながら 愛を求めるその瞳
広がる優しい気持ち 閉じ込めていた気持ち
痛いほどに感じてるよ 幻だってわかってる
小さなぬくもり もう少しだけ
全てを切り裂く風で 世界を赤く染めましょう
ひとときでいい 同じ色に染まりましょう
あなたには微笑みしか見えないでしょう
早く次の光へと 旅立って
翼を広げた鳥が はばたいていく
雲の向こうに消えていく 小さな影
見送ったら もう一度ここで眠るよ
暗く閉ざされた 静かな世界で

さけび
目には見えない傷が、血を流す
耳にはできない悲鳴が、心を苛む
あなたには、この苦しみが見える・・・?
幸せなうちは見えない闇に、包まれているよ
遠くから見ているから、わかるよ
涙を流し苦しみつづけるこの姿、きみたちにとっては喜びなんだね
遠い日々に見た、長い長い悪夢が紡がれる
通り過ぎたはずの日々が、違うものたちによってまた
引き寄せられている
・・・ワタシガナニヲ、ヒキオコシタトイウノダロウ
醜悪な姿では、心を持ってはいけないのか
人として生まれてきたことが罪だとでもいうのか
万人に認められる美しさや可愛らしさがなければ
心を・・・愛を手にすることはできないとでもいうのか
誰かが言った。
『僕等はいつか幸せになるために生まれてきたって思う日が
あってもいいんだよね』と。
そんな日は来なくていい
望んでも手に出来ないものなど、欲しくない
それを許されるのは、祝福を受けた美しさを持つものだけ
そんなものを持たないものはただ、うずくまることしかできない
今は苦しくとも、敗者であっても、いい
黒い血と叫びをまき散らす怨霊であってもいい
導きのかけらを、握り締めて闇の中から立ち上がる
掴めぬ安らぎなど捨てて、嵐の中に身を投じよう
必ず・・・人生の勝利者になる

うみ
どこまでも透き通る海
色鮮やかな魚と珊瑚たち
赤道に近い南国には、汚れた島国では出会えない
マリンブルーの水に守られた宝物たちがある
まあるい地球の海に浮かぶ、とってもちっぽけな生き物
見渡す全てが水平線。上には白い雲と強い陽射しを放つ太陽
広い空が抱いた光に照らされて、漂う生き物になる
心を煩わす事柄など、とても小さなことに思える
自然の大きさに抱かれたまま、還るべき場所へ戻りたい
この身が骸となり、肉を食いつくされ骨のかけらになったら
七つの海の一部になれるだろうか
この病んだ灼熱の星を包むことができるだろうか
この生命、人間などでなくてよかったものを・・・

たましい
人として、この世に生まれました
終わりに向かって進みつづけることを、怖いと思ったのか
立ち向かおうと思ったのかはわからないけれど
人として、産声を上げてこの世に生まれました
人が苦しいと感じる飢えと渇きは・・・食べ物だけではない
それを知っていて、心で感じている人はどれだけいるのでしょう
醜い欲であるとかワガママであるとか、いろいろなことを言う人は
いるけれど、そう感じることはいけないことですか?
人は一人では生きていけません
自分の魂と響き合う人と一緒にいられたら幸せだと思うのです
仮面の下の顔を、隠しつづけてきた心を、見抜いてしまう力はとても
怖いけれど・・・真摯であるならば悪戯ではなく
真心だと伝わると思うのです
新たな発見をして感情が高まることは、喜びです
とても優しい思いが心を満たしてくれるのは、幸せなことです
あたたかな気持ちを知ることは、ありがたいことです
ありのままの魂を見抜いてくれた存在は、大切な宝物です
出会えたことは幸せだと・・・一緒に喜んでくれますか?
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です
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