アメリカ アリゾナ州

ツーソン

アリゾナの砂漠は意外に砂の砂漠よりも岩石砂漠といって、サボテンや低木などが多く生き物もたくさんいます。ツーソンの中心にあるアリゾナ大学の広大なキャンパスの中には、ハチドリやタカなど珍しい鳥もあちこちで見られ、雀やハトなどは水浴びならぬ砂浴びをしています。見ていて、いつ焼き鳥になるのかと思うくらいに暑い砂の上でです。大学の中にはホットドッグの屋台があちこちにあり、それを頬張る学生の近くではおこぼれに預かろうとする雀がたくさんいるのです。

ツーソン市内ではないのですが、車で1時間程のところには私が知る限りでは一番新しく(1995年です)国立公園に指定された「サワロ国立公園」があります。ここには高さが数メートル、直系1メートル程もあるお化けサボテンがたくさんあり、訪れる人を楽しませてくれます。サボテンというのは人のような形をしているものが多いのですが、その腕(?)一本が50〜60センチ伸びるのに約100年かかります。どれだけ過酷な条件下で生き抜いてきたかが分かります。

その他やはり車で1時間ちょっとのところに洞窟があり、西部開拓時代にはお尋ねものが隠れていた話しを聞きながら、洞窟の中を探検するツアーなどもあります。なかなか面白かったですよ。

毒蛇や猛毒の蟻、やはり猛毒でおなじみのサソリなどもいるので、アリゾナではむやみに車から降りることを禁止している道路も少なくありません。夜は、フェニックスのところでも話ましたが、コヨーテが町まで出てくるので危険です。でも一番危険なのはやはり人間でしょうか(私はここでジープに当て逃げされて死にかけました)。銃がらみの事件も増えています)。最近では、あのKKKが勢力を伸ばしてきたようで(支部を構えたと、KKK幹部がメディアを通じて宣伝しています)、警察も警戒しているようです。

ロザンゼルスからは飛行機で1時間20分程で、長距離バスや大陸横断鉄道の中継地ともなっています。夏は気温が40度を越えることは珍しくないのですが、湿気が少ないので日陰にいると意外に涼しく感じます。旅行に行くというよりは、移動の途中で休むところと思ったほうがいいかもしれません。キットピーク天文台には昼間ツアーで見学することが出来、また大学には優れた天体観測の施設やNASAの建物等があり、天文ファンにとってだけはたまらない所かもしれませんね。

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