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著者名 タイトル 出版社 坂東眞砂子 死国 新潮社
死国(1999.4.19)
坂東眞砂子 角川文庫
(注 この文章はネタバレを含みます。)
気軽に読めるエンターテインメント、だろうか。
子ども時代を四国は高知・矢狗村で過ごした比奈子が、二十年ぶりに訪れた故
郷で初恋の人・文也と恋に落ちる。彼女は、当時仲のよかった莎代里が中学の頃
事故死していた事を知り、彼女の母が四国八十八カ所を普通とは逆に死者の歳の
数だけ回る「逆打ち」を行って、娘を呼び戻そうとしていることを知る。かくて莎代里
は呼び戻される…。
ストーリーはこんな感じ。後半は死人がガンガンよみがえって、なんだかドタバタ
って感じ。ずっとお遍路で代々四国を守ってきた(?)男も、なんだか何のために
出てきたのかよくわからないし、文也もあまりに優柔不断が過ぎないか??
ラスト、文也は莎代里に死国へ連れていかれるんだけど、その後比奈子をずっ
と見つめる…というのも、なんだか二股っぽくてイヤ(笑)。莎代里が一途に文也
を見つめ続けたのとは、ちょっと重みが違うでしょ。