早朝の一瞬の思考



何に困っているわけでもない

何かに抑圧されているわけでもない

何も理由なんてない


ただ 本当に唐突に頭に浮かんだ

早朝の自殺衝動

カッターナイフの錆び付いた刃を指でなぞる

微塵の血も浮かばない指を見つめて

どれだけ深く斬らなければいけないか思い描く

それだけで恐怖に駆られる どうしようもない愚者

貴方がそうしなかったのだから

その選択肢は選ばないでいよう






もし仮に、そう本当に僅かな確率で

真実がそうであったとしたら