<8日目(1/2)> タラハッシー→ビューモント(テキサス) 649.3mile(通算4474.7mile)
午前中はストーム(嵐)が来るとの天気予報をテレビで見ていたが、とにかくすごかった。車で走ろうにも前がよく見えない。仕方ないから近くの町でちょっと早い昼飯でもと思いフリーウェイを降りると、その町は信号も全て停電しており、当然の如く途中で寄ったMACでも「料理ができないから帰ってくれ」。町も壊滅状態になるとは..。しばらくすると雨も小降りになり、気を取り直して走り出す。途中、結構飛ばしてたせいか、かなりいいペースで進み、明日の説教を考えながら80mile(130km)で走ってるといきなり"バーン"という爆発音が後方から聞こえ、車ががくがくしている。まさかと思い車を停めると、助手席にのっていたさとしさんがすぐ見に降りて「これはパンクですね」とのこと。フリーウェイの路肩で、車がびゅんびゅん通る脇でせっせとタイヤ交換。後ろのタイヤは完全にバーストしていて10cmぐらいの亀裂が入っている。しかもアメリカ車のスペアタイヤは異様に細くて小さい。あとヒューストンまで250mileぐらいなのに、これでは絶対にもたない。しばらくそろそろと走るとガスステーションがあったので、そこで見てもらうと、「こりゃ交換しなきゃ無理だな。来週の月曜だったら手配すれば大丈夫だけどどうする。」とそのおじさん。「来週の月曜じゃ遅い。自分は明日の午前中までに絶対ヒューストン
に行かなきゃならないんだ。何とかならないか」と片言の英語で何とかお願いすると、そのおじさんは、我々が借りたレンタカーの会社に電話してくれて、次のBeaumontという100mile離れた町に行けば、車を交換してくれるという約束を取りつけてくれた。電話が終わった後、そのおじさんはにこっと笑って「良かったじゃないか」と片手を上げた。これはもしかして、映画なんかでよくアメリカ人がやるお互いの手をパチーンと叩くやつかなと思い、私も勢いよく手を挙げそのおじさんに「Thank you sir」とパチーン。さとしさんも続いてパチーンとやっていた。2人でこれがアメリカかぁと感動しちゃいました。その夜はBeaumontに行って、レンタカー会社に確認の電話を入れ、明日の朝8時に来てくれとのこと。ヒューストンにもぎりぎりで間に合いそうだし、ホント、神様は最善の助け手を与えてくれますねぇ。アーメン!!
<9日目(1/3)> ビューモント→ハンツビル(テキサス)216.1mile(通算4690.8mile)
朝、レンタカー会社に朝行き、事情を告げて車チェンジ。勝手ながらパンクした車は
キャノンボール1号、代わりの車はキャノンボール2号と命名し、ついにご対面。1号はダークグリーンだったが、2号は白。保険に入っていたのでもちろんただ!!。気分も新たに一路ヒューストンへ。11:30頃に到着し、お雑煮とおもちとおせち料理をいただいて午後2時から礼拝。靴をもっていかなかったので、普段着とサンダルでメッセージを語るという荒技に出た私でしたが、皆さんもとても喜んでくれてとても素晴らしい交わりがもてました。クリスチャンはどこにいってもすぐに打ち解けて仲良くなれるのが素晴らしいですね。これで後はのびのびと旅を続けれるとうきうきしながらヒューストンを後にしたのでした。
<10日目(1/4)> ハンツビル→クレアレンドン(テキサス) 492.2mile(通算5183.0mile)
密かに6月から行こうと思っているダラスのCHRIST FOR THE NATIONSとい
う神学校を見にいきました。佐藤先生からダラスに行ったら日系人の牧師がいるから何かあったらHELPしてもらえばとその先生の電話番号をいただいていたので、早速かけてみました。とても喜んで下さり、学校の場所も教えて下さり、何とその教会にそこの学生やスタッフも何人か来ているとのこと。午前中にダラスに到着し、迷いながら行った学校はなかなかGood。ここでいよいよ今年から学ぶのかと思うと感激もひとしおでした。いやー楽しみ!!。
<11日目(1/5)> クレアレンドン→フラッグスタッフ(アリゾナ)665.1mile(通算5848.1mile)
今日はとにかく何も考えずに、一路グランドキャニオンの近くであるFRAGSTUFFを目指す。どこまでも続くTEXASの荒野と地平線まで雄大に続く道を見ていて、インディアン達は、このだだっ広い荒野を歩いて生活していたんだなあとふと思い、それでも彼らは彼らなりに幸せと感じていたのではないか。今の世の中、便利になったけど、それと幸せになるというのは別物じゃないか等々、さとしさんと色々としゃべり、自分の中で何かが見えてきたような気がしました。豊かに生きるというのは、どこにいても何が無くてもできるのではないかと思いました。
<12日目(1/6> フラッグスタッフ→ロサンゼルス(カリフォルニア州) 638.2mile(通算6486.3mile)
昨日から泊まっている宿を早朝出て、安藤さんお勧めのSEDONAに向かう。途中はただの森のようなところで、さとしさんと二人で「この森がSEDONA?」と話していると、森をぬけると岩山がそびえ立つ壮大な景色に出会いました。朝日に輝く山々は、ものすごい神秘的で、感動感動!!。一通り見た後で今度は念願のグランドキャニオン。途中で事故りそうになったが守られ、どんどん近づいていく。だが、グ
ランドキャニオンらしきものは何も見えない。そうこうしているうちに着いてしまった。しかし、あの雑誌なんかで見るあの景色はどこにも見えない。森を進んでいくと、木々の影から見えました。二人とも「オォー、グランドキャニオン!!」と叫ぶほどのすんごい景色。あまりのスケールの大きさとそびえ立つ渓谷に感動
し、しばし我を忘れるほどでした。このすごい景色を見ているとあまりにも圧倒され、自分の今かかえている問題もどこかに吹き飛んでしまいそうなほどです。しかし、神様も大自然を通して人間を励ましておられるのだということを強烈に感じました。2時間ほどあちこち見てから帰ることに。今からだったら今日中に帰れるかもしれない。ということで一生懸命走った結果。夜の8時頃に安藤家到着。こうして、私とさとしさんのアメリカ横断キャノンボールの旅、約10400kmは無事にThe endとなりました。