年末年始四部作

12月30日

12月31日前半

後半

1月1日

12月30日

 

2千年をどう迎えるか?

かなり重要な問題です。

実家に帰っている俺には、今回3つほど選択肢がありました。

まず一つ目、例年通り父親の郷へ帰る。

かなり有力な選択肢です。

何より親がそうさせたがってますし、じいちゃんばあ ちゃんをはじめ、長い間あってないいとこ、つい3ヶ月ほど前に生まれたいとこ の子供などと会う、というのも恒例のイベントです。

この選択肢には、豪華な食事や酒、お年玉、などの特典もあります。

二つ目、女友達と二年参りに行く。

せっかくの二千年です。

親戚連中と迎えるよりは、やっぱり女の子とかと迎えたいってのが心情。

大晦日に飲みに行ってそのまま初詣ってのは美しいパターンです。

そして三つ目。

友達と馬鹿騒ぎ。

2千年を迎えるのはやっぱり気心の知れた仲間とが一番。

カウントダウンイベントに行くも良し、二年参りをするも良し。

何をやってもいい、そんな仲間たちと二千年を迎えるって言うのも楽しいかもし れません。

12月30日に友人<坊主>から電話がありました。

二千年を迎えるにあたってどういう年の越し方をするかの相談です。

彼が言うには、日付の変わるころ、人の多そうなところで勝手に鍋を行い、知ら ない人たちと二千年を迎える、鍋ゲリラがやりたいとのこと。

で、その時までは親について里帰りと思っていた俺も、
鍋ゲリラはともかくとして何か楽しいことが出来るなら、それはそれでいいかな と思って、
大晦日を一緒に過ごすことを約束し、次の日電話で細かい話をする約 束をして電話を切りました。

しかし、この時俺は、鍋ゲリラの話は却下したつもりでした。

話し自体は面白そうだったのですが、彼の考えている会場というのが、絶対にひ とつの店も開いてないのが確実なしなびた商店街の中の、ちんけな公園。

そんなところ、まず人が通らないし、人が通っても、暗く奥まった公園の中に入 るのはめちゃくちゃ勇気が要る、そんな場所です。

そして極めつけは、隣がマンションですぐ近くに交番もあるということ。

騒ぎを聞きつけた人に通報されたら、1999年最後か、2千年最初の逮捕者に なることも間違いなしです。

でもやったらそれはそれで面白そうなのも事実。

どうする俺?

 

 

12月31日前半

この日記は、12月30日の日記を読んだ後にお読みください。

現在の登場人物

俺:田嶋屋コヲスケ

<坊主>:前和尚、元シノラ→ このたびただの<坊主>に(おれの中で)格下げ。

 

PM12:30

昨日の約束にもかかわらず、昼を過ぎても<坊主>から連絡が無いんです。

それどころか、こっちからいくら電話しても全く繋がりません。

現在の不安度20%

PM2:00

親と一緒に里帰りするかどうかのタイムリミット、2時がやって来ました。

ここで究極の選択です。

1、<坊主>を見限り、お年玉とご馳走の待つ親の実家に帰る。

2、『一人ミレニアム』を迎える危険を冒してでも<坊主>を待つ。

どちらを選ぶべきか?

家族か友達か。

普通の人なら、ここは迷わず、友達でしょう。

俺も他の友達ならそうしてます。

しかし、この<坊主>という男、時間は守れない、約束は忘れる、すぐ予定を変える、計画性が無い、という不安材料目白押しの逆完璧なニクい奴。

しかしそれとは正反対で、人間が出来てる俺が、例え口約束とはいえ、一度交わした約束を違えることが出来ようか、いや出来ない(反語)、
というわけでここは、迷わず(大嘘)待ちの一手。

現在の不安度40%

PM2:30

親出発。

広い家に俺と犬一匹だけ。

もうかなり不安。

そこで、いざというときの事を考え、新聞のテレビ欄をチェック。

もうこれで完璧、いつ2000年が来てもさびしくなんか無い。

現在の不安度50%

PM4:00

さらに2時間経過。

もう四時っだってのに、相変わらず電話は繋がらない。(泣)

1999年も残すところ、後8時間。

めちゃやば。

現在の不安度60%

いざって時の事を本気で考え、他の友人に電話。

友人そのいち、ヒデトの場合:男二人で広島に12/31〜1/2まで、
二泊三日の楽しいスキー旅行。(まだ宿すら取ってない)
いざとなったら、1:男同士でラブホテル 2:車で越冬 3:民家襲撃 のどれかを予定。

友人そのに、マルちゃんの場合:年明け早々提出の宿題が片付かず、帰省失敗。みんなが帰省して誰もいない学生宿舎で一人ミレニアムの予定。

友人そのさん、ショーシの場合:年末年始はバイト。当然帰省せず、今日は友人と忘年会の予定。

友人そのよん、ひー君の場合:バイトか彼女と年越しだろうから敢えて連絡せず。

友人そのご、ハラケンの場合:成人式以来会ってないから電話しづらかったので連絡せず。

友人そのろく、じゅんいち君の場合:同上

友人そのなな、やまちゃんの場合:アパートの電話番号しか知らない。実家も引っ越したので連絡つかず。

その他の友人、ブチ、ハヤト、コイズミ、はらちゃん、くもん、他の場合:行方不明、または連絡先不明。至急連絡乞う。(笑)

さすがにもう誰も空いてない。

現在の不安度90%突破

仕方ないので『俺達のフィールド』を参考に、サカつく2でサッカーチームを作り始める。

 

PM5:30

諦めきったその頃、ようやく電話が。

で、開口一番『もう高知(行くはずだった父親の実家)か?』という能天気な質問。

実家だよ。めちゃくちゃ実家にいるよ。

てめえが昼頃電話してくるって言うから、ほとんど寝てないのに昼前に起きて、電話離さずに泣きそうになりながら待ってたよ。

とか思いながらも、いさぎよい男だから俺はそんなこと言いません。たぶん、あんまり、ちょっとしか、ほんの少し、いや、いっぱい。

 

<坊主>によると、一応鍋の準備は完了しているらしい。

『鍋』の準備だけ、は。

さあ一から話を整理しよう。

鍋の材料を、四、五千円分は買ったって言うのはいい、そこまでは認める。やっぱ大人数で鍋やるならそのくらいは必要だろうし。

さて、ここからが本題。

誰にも連絡してないってのは、どう言うことですか?

 

それから、今日朝一で帰省しときながら、
俺への連絡も、
他の友人への連絡および勧誘も、
世間一般への告知も、
鍋ゲリラの場所の下見も、
なんにもやらずに、唯一の連絡手段であるところのケータイすら持たないで、

パソコン買いに行くってのは、ほんとにどう言うことですか?

何を考えていたら、自分がやるって言ってた事を一つもやらないで、暮れも押し迫った大晦日のこのよき日に、わざわざパソコン買いに行くってのは、どう言うことなんですか?

君のその行き当たりばったり加減には、小中高と本当に悩まされてきましたが、今日もそうなんですね、よく分かりました。

現在の不安度95%

12月31日後半へ続く。(笑)

 

12月31日後半

この日記は、12月30日、31日前半の日記を読んだ後にお読みください。

現在の登場人物

俺:田嶋屋コヲスケ

<坊主>:前和尚、元シノラ→ このたびただの<坊主>に(おれの中で)格下げ。

ノブ:<坊主>の高校時代のクラスメイト

PM6:30

<坊主>がなんとか友人ノブを確保し、俺の家に集合。

二人とも別々の車で登場。

軽で来たノブは分かる。

問題は<坊主>。

<坊主>、俺の記憶が確かなら、君のうちには、車が2台あったよね。

そのうちの片方は、確か軽だったよね。

なのに何故にワゴン車?

 

その答えは、ワゴン車の後部座席を見たときに分かりました。

後部座席に積まれた、とんでもない量の鍋の材料。

三人じゃ1日かけても食い尽くせないだろうその量に、この鍋にかける<坊主>の意気込みは感じました。

そう、意気込みだけは。

 

たった三人。

材料の多さを見たせいで、その事実が重くのしかかります。

たった三人でやれますか、鍋ゲリラ。

 

PM7:00

たりないものの買い出しと、どこかにいる(かもしれない)友人を探す旅に出る。

で、二時間ほどさまよう。

 

PM9:00

結果報告(めんどくさいので箇条書き)

・大晦日の夜に、ゲーセンでゲームしてるような寂しい人はいません。

・大晦日の夜に、ボーリングやってるような寂しい人もいません。

・大晦日夜八時を過ぎたハイパーマートは色々安い。

以上。

事態は、なんにも進展せず、ハイパーマートで思わず買ってしまったパンを食う三人。

こんなはずじゃなかった。

三人の心の声がはもる瞬間。

 

そろそろ空腹も限界。パンだけじゃもうもたない。

しかしまだ9時。

今から鍋をはじめて、年を越すまで続けられるのか?かなりの疑問。

外がかなり寒いのもマイナスポイント。

 

二人の顔を見た後、俺はついに、言ってはならない禁断の言葉を口にした。

「俺の家でやる?」

言ってはいけない言葉だというのはわかってます。

でも仕方ないじゃん。外寒いし、人いないし。

だいたい人口5万ちょっとの田舎町で、告知も無しにカウントダウンイベントやろうとかって言うのが無理だし。

 

ノブの目が輝く。

「それでええわ、文句無いな<坊主>?」

文句あっても言わせない、ノブの目がそう語っています。

 

二人に責められて、もうすでにへこんでいる<坊主>に逆らうことが出来るわけも無く。

 

PM9:30

俺の家に着き、やっと鍋。

寒いときはやっぱりキムチ鍋。

鍋自体は、<坊主>の名誉のために言っておくと、結構うまかったです。

勝因はやっぱり、俺が『キムチ鍋の素』奉行を勤めたからでしょうか。

ただ、白菜は切ったほうがいいです。皿に入らないし、熱くて噛み切ることも出来ません。

 

 

PM10:30

日本酒を飲み比べる俺と<坊主>を尻目に、ノブはさっきからお茶しか飲んでません。

ノブが言うには、この後11時過ぎから別の友達と初詣に行って、さらには車で桂浜(高知県 所要時間、かなり)に初日の出を見に行くので、酒は飲めないらしい。

 

想像してみてください。

たった三人で鍋、しかもそのうち一人は酒を飲まない上に、もうすぐいなくなる。

こんな年の越し方、アリでしょうか?

 

俺と<坊主>が飲むペース、上がる上がる。

 

PM11:00

ノブ、ほんとにいなくなる。

俺と<坊主>、二人っきりの年越し。

それだけは避けたい。

鍋をひとまず中断し、<坊主>にインターネットという遊び道具を与えて、記念すべき年越しのために、なんとかしようと画策する。

女の子と2年参り。

これです。

このむなしい気持ちを振り切るには、それしかありません。

自室にこもり、知ってる女の子に片っ端から電話。

全然繋がらない。

繋がっても断られる。

どんどん寂しくなる。

 

PM11:59 ・AM0:00

あけましておめでとうございます。

なんとか話してくれる子と話している間に2000年。

それこそ、なんの感慨もなく、気が付けば2000年。

2000年問題以上に、何にも無かった2000年の瞬間です。

どうせこんなもんです。

 

1月1日の日記に続く(はず)

1月1日

 

この日記は、12月30日、31日前半、後半の日記を読んだ後にお読みください。

現在の登場人物

俺:田嶋屋コヲスケ

<坊主>:前和尚、元シノラ→ このたびただの<坊主>に(おれの中で)格下げ。

深夜のテンション。

人は、真夜中になると幾つかのリミッターが解除されて、
普段はクスリともしない話で爆笑したり、
昼間は出来ない下ネタトークが平気で出来たり、
恥ずかしくて言えないようなくさいセリフを真顔で言ったり、
出来もしないようなことをひょっとしたら案外出来るんじゃないかとかっていう勘違いをしてしまうことがあります。

これこそが人呼んで深夜のテンション。

そして、それよりも更に上を行く、全てのリミッターが解除されて、
自分は人の限界なんかとっくに超えちゃってるんじゃないかという錯覚まで起こしてしまう状態があります。

それが、人呼んで、徹夜明けのテンション

その恐ろしさをじっくりお見せします。

AM0:30

日付も変わり、ついに2000年。

2000年問題のせいか、電話が切れて使えなくなっちゃったので、仕方なく<坊主>の相手をすることに。

一応、2000年の最初の挨拶は女の子とだったので、むなしさはだいぶ薄れてます。

居間に戻ると、そこには、新年を迎えたことすら気が付かずに

キーボードに突っ伏した死体が一つ。

・・・・・・・・・・・・・・・・寝てない奴と二人で一升瓶で酒のみゃこうなることは分かってたんですが。

優しい俺は、目の前の屍をなんとか床に横にして、彼に復活の呪文がかかるのを待つことに。

 

AM4:00

いつまでたっても復活の呪文が効かない。

ストーブが切れたけど放っておく。

俺はコタツに入ってるし、寒けりゃ復活するのも早いだろうという俺の優しさの現れ。

でも起きない。

このままではテレビで岡村(99)が、フルマラソンを完走してしまう。

いい感じでテレビにも飽きたので、<坊主>で遊ぶ。

1、テレビの音量を上げる。⇒ ノーリアクション

2、わざとドアを開け閉め。 ⇒ノーリアクション

3、声をかける。 ⇒ノーリアクション

⇒こっちがむかついたので、体をゆすり頬をはたく。

 

AM4:30

ようやく<坊主>復活。

俺以上に情けない年越しをしたことを知り、へこむ<坊主>。

小学生じゃないんだから、寝ちゃうなよ、お前も。

 

AM5:00

十分寝たせいか、酔いが覚めたと言い張る<坊主>。

『頭が痛い』って言ってる時点で、もう二日酔い入ってると思うんだが。

AM5:30

楽しい年越しの思い出。

今なら間に合うと、二日酔いドライバー<坊主>に、車を出させる。

目指すは、初詣&初日の出。

車を走らせ出して五分。

車が、神社と正反対の東へと走り出す。

神社なんかどこにでもあるし、どうせなら東へ向かう方が、きれいな日の出が見えるはずという考え。

思えば、これが全ての誤りだった。

恐るべし、徹夜明けテンション。

AM6:00

隣の市の海沿いにある公園へ向かうことを決めて走っていると、小高い丘のようになっているところに、何か不思議な光発見。

一瞬日の出の事を忘れ、その光の正体を確かめに。

30分経過。

AM6:30

小高い丘へ上る道を探し住宅街をさまよっている間に、お空が段々明るくなる。

日の出の瞬間。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・曇っててお日様見えず。

もうダメダメじゃん俺ら。

 

AM7:00

このまま家に帰るかと思いきや、さらに東へ向かう車。

細い山道とかばっかり走るから、どこ走ってるのか、場所がさっぱりわからない。

なんとか国道に戻ったとき、目の前に見える看板には、観音寺まで60キロという表示が。

 

四国の地理に疎い方々へ。

俺が住んでいるのは、愛媛県の東の方です。

観音寺というのは、愛媛の東隣にある香川県の、西の端です。

確かに、近いっちゃ近いですが、それでも60キロ有ります。

 

なのにそれを見たときの俺の一言。

『一時間で着くね。』

確かに着きました。

たった一時間で。

AM8:00

なんか砂で作ったでっかい銭形のある街、否、銭形しかない町、観音寺市に到着。

展望台って言う小高い丘の上から見ないと何がなんだかさっぱりわからない銭形を、徹夜明けで気力が無いので直に踏みしめる。

感想

ただのでっかい砂の山。

AM9:00

道に迷う。

そもそも目的地を決めて無いので、迷うってのは正確じゃないんだが。

かなりお腹もすいてきたので、朝飯の計画。

現時点での目標。

できれば、香川オリジナルのものか、非チェーン店。

AM9:30

もう空腹も限界。

なりふり構わずとにかく食えればなんでもよくなる。

が、そこは正月。朝九時半。

どこも開いてない。

そりゃそうです。

チェーン店じゃないようなお店は、わざわざ正月から開けたりしません。

で、この時点での目標。

もうチェーン店でいいからお腹をいっぱいに。

 

しかし、自慢じゃないがさすが四国。

だてに新幹線が走ってないわけじゃ有りません。

ファミレスなんかそうそう無い。

 

AM10:00

二人の目当ては、行きなれてるガスト、でもそんな高望みは出来そうに無いです。

このままなら新年1発目は、コンビに弁当かと誰もが思ったその瞬間。

前方にファミレスらしきお店が。

その名も『グリーンハウス』(仮名)。

そんな店聞いた事無い。

でももう選びようが無いと思った二人は、この店に賭けることに。

 

で、新年1発目は何を食べたか。

そりゃ、二人とも新年らしいもの選びましたよ。

俺 トンカツ定食

<坊主> カツカレー

どうよ?

 

別にトンカツがお勧めメニューだったわけじゃないんですけど。

で、感想は・・・・・・・・・ガストより百円高くて量が少ないということ以外はノーコメントということで。

とりあえず、二人の合い言葉は、『ガストがあったらこんな店行かない』でした。

 

AM11:00

腹ごしらえも済んで、目指す金毘羅さんへ向けて2、3分進んだとき、行く手にガスト発見。

二人の今年1年を予感させるようなグッドタイミング。

で、金毘羅さんに到着。

金毘羅さんって言うのは、『金毘羅ふねふね〜♪』で有名な、船だか交通だかの神様をまつった金毘羅神社のことです。

で、車を止める。

明らかに店の駐車場っぽい狭い駐車場に、詰められるだけの車を詰めて、それで1回1000円も取るっていう殿様商売。

正月だし、仕方ないと思いつつ、車を止め、カギを預けて、いざ金毘羅さんへ。

金毘羅さんと聞いて、一度でも行った事ある人が思い出すのは、ラピュタまで続くかと思うほど長い階段。

で、豆知識。

神社の参道(?)にある階段は、帰りに神様に尻を向けることが無いよう、前を向いて降りられない工夫がされています。

その工夫とは、階段の間隔を一段一段狭くし、角度を急にする、というもの。

こうすることで、横向かないと降りられないようになってるんだとか。

で、その結果俺達の目の前にあるのは、神様に尻向けるとかより、急な階段踏み外して、参道で人が死ぬほうがよっぽど問題なんじゃないかって言うぐらい急な階段。

で、登りましたよ。人が多いのがうざったいので、一段飛ばしで快調に。

でもね、俺、徹夜明けなんすよ。

階段登り切る頃には、足ガクガク。

初詣?何それって感じ。

PM12:00

で、頂上からしょぼい景色を眺め、あっという間に降りることに。

階段ってね、下りのほうがきついんですよ。自分の体重が足にかかるから。

速攻脱落して、裏道の山道を下る、根性無い俺達。

おかげで、お互いのために買うつもりだったへこむお土産も買わず終い。

そんなことよりへこまされたのは、駐車場に戻ったときのこと。

1000円も取るんなら、車のカギぐらい閉めとけよおっさん。

 

その後、徹夜明けの空元気を階段に全て奪われた俺達は、瀬戸大橋を越えるという壮大な目標も果たせぬまま、家路に着くことに。

帰りは、<坊主>が夢の世界に旅立ったりしながらも、なんとか無事帰ることが出来たし、

この辺は俺の記憶もあやふやなので、何があったかは敢えて書きません。

21の男が二人でいかに眠気覚ましとはいえ、しりとりやってたなんて言うのは、内緒中の内緒です。

家に着いた俺達の長い1月1日は、PM2:00で終わりを告げました。

 

おしまい