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『すかっ!パラ』を楽しむために

 ボツネタの3回目。
 参ったね!上手く書けネー!
 理由は、読んでからのお楽しみ(^。^)。

しげの秀一著『頭文字D』講談社


 いや〜、今までの『すかっ!本』見直してたら、マンガが一冊もネーでやんの!全部、活字!本当は、わたし、マンガ大好きなのに…。
 で、今回は、最近、ハマッている『頭文字(“イニシャル”と読む)D』(以下『D』と省略す)についてです。
 知らない人は少ないと思うけど、一応、ストーリーをば…。
 主人公は、藤原拓海。藤原豆腐店の息子、高校三年生。彼ってば、免許取立てのくせして秋名山(たぶん榛名山のこと)の“ダウンヒル・スペシャリスト”。愛車、86(ハチロクと読む。トヨタ・スプリンター・レビン/トレノのこと)トレノを駈って、FD3S(マツダ・RX7)、R32-GTR、FC3S(旧マツダ・RX7)、なんていう“格上”のクルマをビシバシ破っていく、ってお話。ヤンマガに連載されていて、今月、単行本の14巻が出ました。
 この物語の魅力は、そのカタルシスって話ではなくて―そんなん読んでツマラんでしょ?―、86でどうやったらFDに勝てるか?なんて話でもなく―そんなこと語れるほど運転上手くないし―、連載マンガの宿命について。

 ヤンマガって、コンビニで立ち読みするぐらいだから、詳しいシステムは知らないが、たいていのマンガ雑誌同様、読者による人気投票によってその作品の運命(打ち切りか、連載継続か)が左右されるんではなかろうか。そうすると、勢い、連載開始時は派手な話になりやすい。
 『D』1巻を例に採ると、謎の86、援助交際している女子高生、他人の峠を荒らしまくる美男子兄弟、普段はボーっとしているくせに峠走ると人が変る主人公と、人を惹きつけずにはおられないキー・ワードが目白押し。それが、効を奏したのでしょう。見事、打ち切りを免れ連載が今にいたっています。

 ココからなんです。連載マンガが面白くなるのは。
 連載マンガって、さっきも書いたように読者の意見によって長さが決まるって性格を持つから、多分、作者も先のことまでプロットを考えていないんでしょう(中には、考えているマンガも有りそうだが…『モンスター』の浦沢直樹とかネ)。そこが、連載マンガを読む醍醐味なんです。行き当たりばったりの物語をどう整合させていくか。その作者(=主人公)の苦悩を、そして、成長を楽しむ(うっ、コレって物凄い悪趣味か(^_^;)?)。特に、『D』の場合、少年の成長を描こうとしているから、益々、コレが色濃く出る。

 そして、ここんとこの『D』の単行本は、まさに、その連続。良いです。
 連載が順風満帆に進んでいた頃は、作者のしげのもノリノリで、物語の中でも、主人公が次々と強豪を破っていきました。その頃の相手は、FD-3Sとか、R32GT-Rとか「マンガだからネェ〜」的展開でした。
 このまま続けば、“ドラゴンボール状態”に成るのではないかと、わたし、心配していました!なぜなら、『D』の場合、『サーキットの狼』と違い、誰もが手の届く(=誰もが性能を知っている)クルマばかりが出てくるのが魅力の一つになっていたので、“ドラゴンボール状態”に成るとその魅力は急激に薄れていくでしょう。
 しかし、そこは最近のマンガ―って言うより、少年誌と青年誌の違いか―、安易に“流血のインフレーション”状態には成りません。(一応)“敗北の挫折感”って奴を味わあせてくれます。
 そして、ヒロイン(茂木なつき)との関係。このヒロインが、さっきも書いたように、援助交際とかして居る訳だ。多分、しげの自身、今、困っているんじゃないかな?青年誌、少年誌ってのの性格上、ヒロインってのは避けて通れないのだろう。出版社の意向もあるだろうし…。だけど、これが、結構、後になって《邪魔》に成ったりする(『幽★遊★白書』(冨樫義博)の蛍みたいに)。今(14巻)は、まさに、その瀬戸際!どー成るんでしょう?なまじ、《立った》キャラだけに行く末が心配。わたしとしては、上手く納めて欲しいんだが…。

 んで、今度の14巻。物語のターニングポイントとなる重要なキーワードが出てくる。それは、「あいつは4WDのステアリングをにぎることになるだろう、そうなるべきドライバーだ!!」っての。
 なぜなら、しげの自身は始めの頃、インタビューで、「今はまだ公道での走りを描いているのが楽しいし、当分はないと思います。レースが舞台だと窮屈で苦しい部分が出てくるでしょうし。どうせレースに進むなら、『頭文字DパートU』とか、別の作品にしてもいいなって思ってますけれどね」(『頭文字Dドリドリドライバーズテキスト2』講談社、1997年)と発言していた。それが、最近「車は今描いているのが公道だから面白いんですよ。あれをサーキットに持ち込んじゃうと今のテイストはまったく出ないでしょうね」とか「マンガでF1をやる気はないですね」(別冊宝島409『ザ・マンガ家』宝島社、1998年)と変わってきている。
 公道中心、レース否定から、F1否定に…。そうなんです、レースでもF1は否定しているだけ。そして、キー・ワードの4WDを組み合わせると、主人公拓海はWRCに進むんじゃないか?いや、是非、進んで欲しい!日本車が大活躍している今のうちに。いや、トヨタがF1に行ってしまう前に!

 WRCに光を〜〜〜っ!
 これさ〜、述べ5日ぐらいかかって書いたんだけど…。
 面白くないよね。
 なんと言うか、考えすぎ!たかがマンガこんなに気張って書いても仕方ないよね。全然、作品本来のテイストが伝わんないよな、これだと。
 本当は、「作者の成長と物語の成長。苦難を乗り越えるのを野次馬的に楽しむ」って感じで書きたかったんだけど、負けました。わたしの中に在る思い入れに表現がついて行きませんでした!
 「作者の成長と物語の成長。苦難を乗り越えるのを野次馬的に楽しむ」のは、みなさんが当HP『すかっ!パラ』を読んでいただければ良いだけの事だって今、気付きました!
 わたしの苦悩と成長(これ以上大きくなるんだろうか?)を、LIVEでお楽しみ下さい。物凄い悪趣味ですけど…。 

駄文にお付き合いいただいてありがとうございますm(._.)m
お帰りは↓こちら。