言い訳無用!
わたしにとっての“最大の難問”は、この著書に関して、書くコトだった!
アミール・D・アクゼル著『天才数学者たちが挑んだ最大の難問』早川書房、1999年
チャンチャチャチャ〜、チャンチャチャ〜、チャンチャチャチャ〜チャンチャチャッチャッチャン♪っと、『インディー・ジョーンズのテーマ』で始まりました!今回の『すかっ!本』。
夢枕獏は『神々の山嶺』(集英社1997年)の“あとがき”に
僕にとって、物語の王道というのは、
“西天取経”
という、これにつきるのかもしれない。
今いるここから、あちらまで、何かを取りにゆく話。
と、書いている。
そして、このコトは、わたしにも当てはまる。
んで、『天才数学者達が〜』は、正に“王道”。
文句無く、“!”。
この物語で、人々が取りにゆくモノは『ファルマーの最終定理』。
『ファルマーの最終定理』ってのは、
xn+yn=znは、nが2より大きいとき、自然数解を持たない。
(例えば、n=2のとき、x=3、y=4、z=5とか
x=5、y=12、z=13って自然数解が存在する。
だ、けんどn=3とかになると自然数の解がないんだって!)
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って言う。一見、“ナンでもない”定理。
んで、もって、この最終定理ってば、ファルマーが持ってた『算術』って言う本の欄外に、“何気”に書いてあったてンだから、それも、「証明は書くスペースがないから、書かない」って…。 「そ、そんな〜っ!証明できるのなら、もったいぶらずに書いてョ〜。ファルマーのバカ!」って思うでしょ?
で、この“ナンでもない”ことの証明が、1995年アンドリュー・ワイルズが解くまで、約350年間、誰にも出来なかった(゚o゚)!
ココまで、読んで「数学って、ダメ!だから、読んでも解ないんじゃないか?」って、思ったアナタ!全然、心配ありません!わたしでさえ読み通せたんですから…。難しい数式は一切無し!つぅか、『ファルマーの最終定理』の証明ではなくて、証明に至るまでの“物語”なんで、数式なんて、例え、出て来ても無視して大丈夫(^_^;)。
そんで、証明に至るまでが、『インディー・ジョーンズ』!
証明に肉薄しながら、関係ない理由で、自ら命を絶った者。才能が有りながら、生活の為に、敢えて挑戦しなかった者。そして、当のワイルズですら、「20世紀の証明」と語ったように、彼が証明する為に利用した数々の数学者の成果。
それら、歴代の天才数学者たちの苦悩、グチャグチャの人間関係、友情etc.の“物語”が、コノ本には、凝縮されている、最小限の数式で。
読んでいる間中、頭ン中、「チャンチャチャチャ〜、チャンチャチャ〜、チャンチャチャチャ〜チャンチャチャッチャッチャン♪」ってリフレインしまくりでした!
って、終わっちゃたョ!
ナンだか中途半端だな?
まっ、ソレもコレも、わたしの数学的知識が、あまりにも少ない為なんで仕方ないンだが(YoY)…。
って、訳で少しムダ話。
最近、“若者の理系離れ”ってコトが言われてるそうですネ。
それと、分数の計算が出来ない大学生が居るとか(゚o゚)!
わたしの友人にHさんって言う、“数学者崩れ”(失礼)の予備校講師が居るけど、彼は「数とどれだけお友達になれるかが鍵」って言ってました。その為には、小学生の頃の「強制的に数と付き合わされる」ことも、「RPGの経験値稼ぎと一緒で、あれはあれでやっぱり大切」と言っていました。
“強制的”ってトコに、一寸、わたしは“引っかかり”ますけど…、もし、コノ本を中学生ぐらいのときに読んでいたら、「“ヤ”なコトの向こう側には、きっと、ナニか有るンだろう」って思って、チャンと数学やってたろうな…(負け惜しみ)。
後悔先にたたず!
自分の、子どもを偉大な数学者or物理学者、兎に角、理系にしたい方に、是非。
因みに、ワイルズ自身、子どものとき『ファルマーの最終定理』を見て数学に興味をもったそうです。 |
「言い訳無用!」とか威勢の良いコト言いながら、チョットだけ言い訳。
ホンとはさ、『現代日本の数学教育の問題点』みたいなこと書こうと思ったんだわサ。
だ、けんど、よく考えたら、わたしがそれをやると、“負け犬の遠吠え”以外の何物でもなくなる!ってコトに気付いた(YoY)。
で、ナンとかHさんにご登場願ったんですが…。
こ、コンなわたしを作った日本の教育が憎い! |