ここは、『すかっ!パラ』番外地。

注意
読んで、決して、愉快な内容では無いので、
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| いや〜っ、多分、わたしみたいな立場の人間は、今回の北朝鮮のものと思われる2隻の不審船について、何か書かなきゃなんないんだろう。それに、Ojiroさんからも、早速、カキコでリクエストが来たし…。でも、果たして『すかっ?もん』として扱って良いものかどうか判断がつかず、それより、軽い内容を旨としているこのHPに載っけて良いのかも判らず、とりあえず独立したページにしました。 まっ、知らない人は居ないだろうけど“事件”の概要をば…。 3月23日午前9:25頃から昼頃にかけて、石川県・能登半島沖などの日本海で、不振な漁船2隻(『第2大和丸』、『第1大西丸』)が航行しているのを海上自衛隊機が発見しました。海上保安庁の調べで、この2隻とも、当日、能登半島沖で操業することは不可能(大和丸は兵庫県で操業中、大西丸は’94年に廃船)であることが判り、“不審船”と確認(11:10)。海上保安庁の巡視舟艇と海上自衛隊機などで不審船を追尾したが、不審船は無線の呼び掛けなどを無視して逃走(14:00)、巡視船は海面に向けて威嚇射撃(20:00)しながら追跡した。政府は24日未明、海上自衛隊に対し初の海上警備行動を発令(24日0:50)。命令により、海上自衛隊は爆弾を投下するなど停船に努力するも、結局、2隻とも取り逃がす。 こんなとこでしょうか。 んで、問題となったのは―って言うか、マスコミが問題としたのは―、この海上警備行動発令による、自衛隊“初”の武器使用。まっ、日本ってば、政府もそれを批判するマスコミも全部、“前例踏襲主義”だから、この“初”ってやつにほとほと弱い。多分、その是非については、今後、各方面から色々な意見が出てくるでしょう(と言っても、既に、コソボ紛争、タレントの自殺や離婚で、この問題も“過去のもの”になりつつあるが…)。 わたしのこのことに関する、今のところの、意見(と言うより感想だネ)は、「海の上で良かったネ」ってもんです。もう一寸細かく言うと、「運輸省(海上保安庁)と防衛庁との間の“調整”だけだから簡単に海上警備行動発令(=武器使用)できたんだろうな」てなことです。 まっ、自衛隊を運用する際、如何に各省庁間の“調整”が困難で、如何にバカバカしいかは、麻生幾著『宣戦布告』(講談社,1998年)を読んでいただければ、そのサワリぐらいは理解できると思います。しかし、家の近所の本屋が事件の起きた直後、同書をさりげなく平積みにしていたのには笑った、素晴らしい商魂だ(゚o゚)! このことに関しては、もう一度、色んな意見が出揃ったところで書きましょう(って、わたし、HPで色んな約束してるんだけど守ってないなぁ(^_^;))。 【閑話休題】 Ojiroさんのカキコは「さっき東スポの、浅草キッドがやってるコラム見てたら、ガメラとあの「不審船」からめてネタにしてた。テポドンが飛んでくる国とガメラはなんか関係あるのでしょうか?(ふふふ、さあ、禁断のこのネタに食いついて来いっ、テリー!!!HAL9) 」って奴です。 わたし、問題の浅草キッドのコラムってのを読んでいないのでナンともいえませんが、ガメラやゴジラが攻めてきても、災害対策基本法で、なんとか対応できるでしょう。 例えば、『GUレギオン襲来』(自衛隊大活躍映画!そう言えば“ヒロくん”も出演、合掌)で、自衛隊が避難民(エンド・ロールに“すすきののお姉さん”って有ったなぁ(^。^))を誘導したり、対策本部を大通り公園に設置したり、勿論、攻撃をすることも完璧に合法。のみならず、上で問題となった各省庁間の“調整”に関しても、災害対策基本法ってのは、結構、ちゃんとした法律なので問題は、多分、無い。 まっ、有るとすれば、怪獣を災害とするかって問題ぐらいだけど、同法の第2条の災害の定義に「その他異常な自然現象」って書いてあるから、内閣法制局あたりが「怪獣は異常な自然現象だ!」って言ってくれれば超OKすッ。 まっ、存在しない(って言って良いよネ)怪獣と現実として領海侵犯した不審船を同じ秤で計る力量はわたしには無いが、一応の結論として、「ガメラを攻撃するのは簡単だが、不審船を攻撃するのは色々と難しい(えっ!)」としておこう。“撃破”は逆になるかも?ヘンなの…。 あっ、それと、基本的にわたしのHPは“禁断のネタ”なしにしようと思っていますんで、と言うか、ネタの基準はわたしが面白いかどうか、そんで、皆さんが面白く読めるかどうかで決めています。だから、今回、番外にした(いいわけ?)。 ささ、本題に戻ろう。 3月29日の『NEWS 23』で、筑紫哲也が“内部”とか書いた紙持って、「アレだけ金をかけた装備を持った自衛隊が、たかが“不審船”を逃したのは、自衛隊の内部指揮系統がおかしかったせいだ」的発言(と言うか、わたしはこう解釈した)をしていました。 まっ、軍事音痴のジャーナリストが言いそうなことだから、ほっといても言いが、丁度、良いマクラになりそうなので使わせていただきます。 まず、わたしの結論から。あっ、前提として、この不審船は北朝鮮のものだったとした場合として話をさせて下さい。 @今回の海上保安庁と海自の結果―結局、2隻に逃げられた―を、わたしは非常に評価しています。と同時に、A海自を使ったのは、やっぱ、失敗だろう。 @について、 もうコレは、取り逃がして正解。 捕獲した場合、もし言われているように北朝鮮の船だったら、「当該舟艇は北朝鮮のモノであり、日本に不当に拉致された。国際問題だ!日帝の復活だ!金よこせ!」って話になるかもしれない。んで、乗員が自決でもした日にゃ〜、あんた、「日本軍に殺された!戦争だ!金よこせ!」って…。まっ、これはオーバーかもしれないが(^_^;)…。 と、ともかく、少なくとも捕まえた後、拘留、裁判、外交交渉etc.要らない苦労(と出費)を背負い込むことになる。 根性で、撃沈した場合、自決のパターンと同じ。結局は、要らない苦労(と出費)を背負い込む。 Aについて、 自衛隊は、日本がどう言い繕っても“軍隊”と海外では認識されている。 で、その“軍隊”が乗り出したとあっては、これは立派な軍事行動。撃沈or捕獲した場合、@のような問題が起きるのは勿論、国際紛争の引き金になったかもしれない。そんなことになったら、喜ぶのは五島勉と新新宗教の信者くらいだろう。まっ、これは冗談だが(^_^;)…。 果たして、今の日本にそれだけの(大きな外交)能力が有るのだろうか? また、今回のように、取り逃がした場合、「けっ、日本軍なんてチョロイ!」ってコトになって、よけい増長させるだけだ。 まっ、確かに、「ニッポンもやるときは、やる覚悟は有る」と示したと言うことも言えないことは無いが、「とことん(撃沈)までやる覚悟はないな」って思われる可能性の方が大きいのではないか? 「伝家の宝刀、抜いてみたなら、錆だらけ(字余り)」 まっ、今回は、幸いにも大事に至らずに済んだから良いようなもの、漏れ聞くところによると海上警備行動が発令されたのは、不信船の1隻が止まったのを、閣僚たちが馬鹿にされたと思ったからだって言うし…。“キレ”るガキじゃあるまいし、すぐナイフ見せれば良いってモンじゃないよ。 それと、これが元で防衛費の増額とかやらないように!また、汚職の温床になるだけだ。増額するンなら、海上保安庁の方をお願いします。 直接他国と国境を接していないからピンと来ないのかもしれないが、陸続きで隣国と接している国の多くは、軍隊と同じぐらい国境警備隊の装備が充実している。国境警備隊の行った戦闘ならば、戦争だってすぐにならない、一寸した小競り合いで片付くことも多い。まっ、これも見方によっちゃぁ「どう違うんだ!」ってことになるが、その辺が“大人の知恵”ってヤツよ。 「え〜っ!そいんなコト分かんないヨ〜っ」っていうあなた、国際関係の機微ってやつをもっと学ぶように!(←よけいなお世話か…) 以上を踏まえて、結論。 ニッポンをほめている場合ではない。(やっぱりココに行くのネ…(^_^;)) ほめてもらいたいオヤジ達が、問題を棚上げ、先送りにしてきたお陰でニッポンは危ないところであった。 わたしはオヤジを絶対許さない!いわんやほめるんなんて…。 以上。 |