すかっ!もん


すかっ!とダイブ、『スカッドダイビング』

 ベタなタイトルでスイマセン(^_^;)
 へへへ、今回も“!”だ!
 どうだ!
 ナンて、威張るほどのコトでもないが、本当は『すかっ!!!!!!!!!!もん』って、“!”を10個ぐらいつけたい。って言うか、「自分で自分をほめてあげたい」。
 何でかって?
 『スカッドダイビング』を体験したからなんです。
 『スカッドダイビング』って言うのは、日本語で言うと『ひもなしバンジー』(ってコレ日本語になってないか?)。そう、ひものないバンジー。ひもがない時点で、既に、“バンジー”ではないような気もするが…(^_^;)。まっ、まぁ、それは置いておいて、と、兎に角、『スカッドダイビング』。

 4月11日(日)晴れ
 友達の結婚式のため里帰りした、NORYさんと、前から約束していた、『ひもなしバンジー』に挑戦するため《南知多グリ−ン・バレー》に行った。
 途中、緊張のためか、興奮のためか、2人とも舞い上がって《何とか(忘れちゃった(^_^;))・フォレスト・パーク》って云う全然別の場所に行ってしまった。大ボケである。ロープーウェーのお兄さんに教えてもらわなかったら、2人でパター・ゴルフをやる羽目になっていただろう。駐車料金の¥1000(!)も返してもらったし…。
 もしかして、ぼくの守護霊さまが「行くんじゃない」って言っているサインかと思ったが、NORYさんの前では、“懐疑主義者”を自認している立場上、口が裂けてもそんなコトは言えない。ナンでもカンでも“霊”や“ユダヤ”の責任にできる“ビリーバー”が、一寸、羨ましい。

 来た道を少し引き返して、《南知多グリ−ン・バレー》。着いたのは、15:30。桜花賞の結果が気になる。
 事前に《サークルK》でチケットを買っていたので、入り口で¥1800円分の“乗り物券”をもらえた。遠くに、バンジージャンプの台が見える。ワクワク。でも、飛んでいる人は誰もいない。ドキドキ。
 近づくと、ジャンプ台は、高さは40mぐらい。手前が『ひもなしバンジー』用、裏が『バンジー』用と云う様に、1台で2役であるのが解る。『ひもなし』の方は、下に受け止めるためのネットが2重に張ってある。思ったより、ネットが小さい!ちゃんと、そこめがけて飛び降りれるか、心配。
 ぼくと違って“オチもの”と云うより、“高いとこ”のニガてなNORYさんは、ぼくの飛んだ(落ちた!?)のを見て、安全を確認してからやると言うことなので、ぼくが始めに飛ぶ(落ちる)ことに…。ぼくは“オチもの”大好き!
その高さなんと!40m(推定)

 ジャンプ台の下にある事務所には【注意書き】が張ってあって、そこに「体重109キロ以上の人お断り」って書いてある。ぼくは100.4キロ(4月5日現在)。ネットが耐えられるか、また、心配。
 事務所に行くと、太っちょの外人さんがペーパーブックなんか読みながら暇そうにしている。英語で話し掛けるべきか迷ったけど…。
 「スイマセン」日本語で話し掛けてしまった(^_^;)。
 「どっちにするんですか?」流暢な日本語で一安心(^。^)。
 「あの、『ひもなしバンジー』の方をお願いします!(キッパリ!)」
 「じゃ、ココにサインして。それと料金¥2500ネ」
 た、高い!ホンの数秒に¥2500だと(*_*)!って思ったけど、ココまで来て引き下がれない。それに「ココにサイン」と言って手渡された黄色い紙が気になる。黄色い紙には《誓約書》!文面には、「わたしは事故が起こっても民事訴訟そのたの訴えは行ないません」とか書いてある(T_T)。プロレスの道場に殴り込みをかけるわけじゃないから…。しょうがない。サインをする。
 もう一度確認の為に誓約書を見直すと、309の番号が書いてあった。もしかして、オープン以来2ヶ月経っているのに、300人ちょっとしか落ちてないの!??
問題の《誓約書》
 これで、契約成立!
 事務所を通って、装備を着ける。
 えっ!装備って?バンジー(ひも有り)じゃないのになんで?って戸惑っているのにも関わらず、装備係の茶髪の“イマドキ”兄ちゃんと太っちょの外人さんは、テキパキとぼくに装備を着けて行く。
 「この装備、何に必要ナンですか?」
 「最初に使うんですよ」茶髪の兄ちゃんが教えてくれる。
 「最初?」納得いかなかったんだけど、ちょうどそのとき最後の手袋をはめ終わったのを確認して、兄ちゃんがジャンプ台に上り始めてしまった…。
 この世の最後になるかもしれないので、NORYさんに写真を撮ってもらう。ポーズは、勿論、特攻隊の敬礼。
「さらば〜っ、地球ヨ〜っ」

 慌てて、兄ちゃんを追って行く。
 しかし、この装備って奴が、ほとんど拘束具!Mッケのない、ぼくは興奮はしないけど、歩きにくいことはなはだしい。まるで、ウ○コした後、紙が無いのに気付いて、ズボンを膝に引っ掛けて歩く、あの感じ。ちょうど、緊張で括約筋に力も入っているし…。
 1コ目の踊り場。
 余裕、余裕。
 2コ目の踊り場。
 ちょうど目の前にネットがある。
 十分高い。
 でも、まっ、余裕。
 3コ目の踊り場。
 ちょっと、動悸が激しい。
 日ごろの運動不足のせいか?
 4コ目〜(以降覚えてません!)。
 動悸は益々早くなる。
 NORYさんがどこにいるか判らない。
 〜飛び出し口。
 見ると階段の所に“ゲート”が設けてある。
 「引いて開けて、ココまで来て下さい」なにかの機械を持って兄ちゃんが言う。
 ココを通ったら、後戻りできないことに、通過してから気付く(゚o゚)。

 飛び出し口に立ってみると、改めてネットの小ささが気になる。どう踏みきればあそこに落ちれるのか?考えていると、兄ちゃんが拘束具に、何かとり付けている。見るとそれはクレーン!
 ここで、始めて『ひもなしバンジー』のやり方が理解できた。
 『ひもなしバンジー』ってのは、勝手にネットに向かってダイブする訳ではなく、1度クレーンに仰向けにうずくまった姿勢で吊るされてから、落下するものなんだ。
 クレーンが鈍い音とともに動き出す。
 ぼくは地上40mの空中に…。
 最初のうちは、体がゆっくり回る。
 回るのを止めながら「ここをしっかり握ってください」と兄ちゃんが、拘束具とクレーンを繋いでいるところを指差す。多分、そこを握っていないと首がら落ちることになって怪我するのだろうなんてことを、冷静に分析している自分をみている自分がいる。
“貨物”のように吊される

 「カウント0で行きます」茶髪の兄ちゃんの声がやけに遠く聞こえる。
 階段登っていたときの動悸は不思議と収まっている。
 「スリー」
 空がやけに蒼い。
 「ツー」
 もう一度、握っている場所を確認。
 「ワン」
 シキョウメイスイ
 「ゼロ」

 !
 ぃ〜〜!
 !!
 すぅ〜っと、ヌケる!
 !!!
 1重目のネットに
 !! 
 着地。
着地!

 しばしネットの中から空を見上げる。
 生きていることを実感する。実感したとたん、“オットセイ”が体の中に埋まるぐらい小さくなっているのが解かる。菊の座がすぼまっているのも…。
 足に力が入らないためネットから這い出るのに苦労する。
 やっと、ネットから逃れ、地面に足が着く。震えそうになるのを意志の力で止める。
 外人さんに拘束具を解いてもらう。足がおぼつかない。
無事、生還。太っちょの外人さんと。

 外のベンチに腰掛けてタバコを吸う。至福のひととき。
 NORYさんに自分の落下の感想を話す。すると、NORYさんも「やる」と言い出した。一応、ぼくは「やれと薦めはしない。やるんなら自分で決めてくれ」って言っておく。

 が、彼の決意は固く、事務所へ。
 ぼくと同じ手続きを踏んで、ジャンプ台に。勿論、“最後”の写真も撮っておく。
 写真撮影の間、NORYさんの後ろで、外人さんと兄ちゃんがジャンケンをしている。どうやら、どちらが上に行くかを決めているようだ。そうだよな〜、1日に何度も地上40mまで往復するのは大変だろう。どうやら、兄ちゃんの方が負けたらしい。

 ぼくは高見(本当は低いんだが…)の見物を決め込もうと、一部始終が見られるベンチに。
 ちょうど、ネットの高さの踊り場にNORYさんがさしかかったので、
「ケッコー、高いだろ」って声を掛けてけど、「うん」とか言う返事しか帰ってこない。
 もう一服タバコに火を付ける。すると、何処からか見物人(カップルが多い)が集まってくる。

 そんなコトしてるうちに、NORYさんも“ゲート”を通過した。
 空中で吊された。
 「スリー」お兄ちゃんのカウントダウンが始まった。
 「ツー、ワン、ゼロ」
 バサッ!
 自分のときは、もっと長かったような気がしたが、余りに呆気ない。
 それに、彼は声も出していなかった。
 虫取り網に引っかかった昆虫のようにNORYさんがネットから這い出てくる。足取りは、やっぱり、おぼつかない。
 『スカッドダイビング証明書』なる、名刺大の安っぽい−本当に−紙を、二人してもらう。
 「タバコ吸わして」っとNORYさん。気持ちは、痛い程、解るので二人してベンチに腰掛けた。NORYさんが、タバコを取り落としていた。
 「足、ガクガクするだろ」と、ぼく。
 「おおっ」と、NORYさん。
 「金玉、内蔵まで持ち上がるだろ」と、ぼく。
 「それどころか括約筋が痛い」と、NORYさん。

 無事、コトを済ませ、すかっ!とした、二人は“漢”に成ったことを確認しあった。
 って、“すかっ!”体験をしてきました。
 あと、わたしたち2人、『横バンジー』ってのもやってきました!これは、TVでお笑い芸人がよくやっている、おっきなブランコみたいなヤツ。芸人はギャー、ギャー叫いているが、大したことない。まっ、『スカッドダイビング』経験した後だからかもしれないが…。
 だけど、これ2人乗り出来るんだけど、三十路男2人で乗るのははっきり言って、“すかっ?”。カップルで乗って下さい。空中で揺られながら将来を語るのも“オツ”なモノです。
『横バンジー』カップルでどうぞ。


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