すかっ?もん


改造・・・?

 大分前―『すかっ!パラ』を開始するよりも前―の“ネタ”で恐縮です。
 ホントは、書くつもりなかったんだけど、“改造君”さんっていう方が、我がHPに遊びに来てくれて、「改造しようよ」ってカキコしてくれたんで、“改造ネタ”なんか書こうと思い、そしたら、このネタ書くしかないだろうってコトになった。

 わたし、クルマをはじめ、PCとか改造したコトあるンだけど、どれも上手くいったためしがない(YoY)。
 クルマは8万もかけて、ROM変えたのに…、たった、5馬力(゚o゚)しかパワーUPしなかったし、おまけに、マフラーがノーマルのままだった為、結局、クルマ壊れちゃった。
 PCの方は、CPUがダメダメなのに、何故かZip付けたり、ハードディスクつけたりしたお陰で、フリーズしまくり(*_*)。
 つぅコトで、“改造”とは、ホント相性が悪い。
 んで、いままでで経験した改造のなかで、一番、しょうもなかったのが、人格改造(えっ?)。


 コトの始まりは、わたしの母の妹が、イロイロあって「セミナー」にハマってしまったコトから始まる。んで、その「セミナー」の合宿が行なわれると言うコトで、「あんた!そう言うコトに詳しいンだから一緒についていきなさい」の母の命令に従い行くことになったンです。
 まっ、5泊6日の「セミナー」全部をお話しようとすると、物凄く長くなりそうだし、あんまり前のコトで良く覚えていないから、わたしが印象に残ったエピソードをかいつまんで書いちゃう。

【渾名】
 「セミナー」1日目に渾名が付けられるンです。
 それも、「蛆虫」とか、「カタツムリ」とか、「なまこ」とかあんまりカッコ良くないヤツ。
 わたしは、「ウニ」でした。
 これらの渾名は、「セミナー」に参加する前に行なう、性格診断によって付けられるみたい。
 わたしの「ウニ」ってのの根拠は、「壊れ易い中身を守る為、理論で武装している」からだって!
 う〜ん!当てっているかも…。でも理論だけじゃなく、物理的にも武装してるんですけど…。
 っで、この後、「セミナー」ではお互い、渾名で呼び合うコトになる。
 まっ、コンなコト、タネを明かせば、渾名を付けることで以前の自分と切り離し、新しい人格を受けつけやすくする、人格改造の初歩の初歩だネ。
 んで、もって、カッコ悪い渾名つけるのは、元の人格をグチャグチャにすると言う『フルメタル・ジャケット』にも有った古典的“手口”

【沈没船ゲーム】(ホントは違う名前ナンだけど、それを書くと問題が起きそうだから…。以下同じ)
 コレはね、沈みそうな船から脱出しようとするンだけど、救命ボートが乗客の人数分ないという“設定”で行なわれるゲーム。まっ、早い話が『タイタニック』。
 んで、救命ボートに乗れたチームと、乗れなかったチームに分かれて、乗れなかったチームの人が、乗れたチームの人を“説得”して、代わってもらうってゲーム。
 これが実にバカバカしい!
 「わたしには幼い子どもと、年老いた両親がいるからどうぞ助けてください」とか、「社員の為に、わしゃコンなトコで死ねないンじゃ」とか、“大の”大人が真面目にやっているんだ!目に涙浮かべて、まさに、迫真の演技!
 そういう連中見ると、一気に醒めちゃうわたしは、“乗れたチーム”のときは、さっさと代わってやったし、“乗れなかったチーム”のときは、「わたしは、何時、死んでも後悔のない生き方してきたから、譲ってもらわなくても良いです」って言ってやった。
 そしたら…、
 “修正”されてしまいました!
 「他人を蹴落としてでも、自分だけは助かれ!」って。

【修正】(「修正してやる!」byブライト艦長)
 コノ、“修正”ってヤツは、殆ど、つぅかまったく“いじめ”。
 「アシスタント」なる、コノ「セミナー」の卒業生に取り囲まれて、ケチョンケチョンに貶される。勿論、反論はできない。
 まっ、わたしの逆鱗に触れるようなキー・ワードなんて、卒業生ごときに見抜ける筈もなく、鼻歌混じりで聞き流す。
 それに、一寸、睨んでやるだけで目を逸らすようじゃあ“修正”も大したコトない。
 だ、けんど、他の人はオイオイ泣いてたな…。
 まっ、これもいままでの人格を壊す為の使い古された手だ。

【じゃんけん】
 これが、一番バカらしい。
 ルールが少し複雑ナンだけど、説明します。
 パーが5点。チョキが2点。グーが0点。と言うように点数がついている、じゃんけんを2チームに分けてする。
 勝ったら、その点数が入り。アイコのときは両チームにその点数が入り。負けたときは、点数が入らない。
 例えば、グーにパーで勝てば5点。パーにチョキで勝てば2点。チョキにグーで勝てば0点。
 パーのアイコはそれぞれに5点。同じように、チョキは2点、グーは0点。
 10回やって、点数の多いチームが勝ち。
 で、なにを出すかはチームで話し合って決める。
 これ、ルールを良く理解すると、“必勝法”はないけれど、「絶対、負けない方法」ってのがある。解る?
 そう、チョキを出し続けるンです。
 相手が、パーを出せば2点、チョキを出したときも2点、グーを出されてもお互いに0点。
 ねっ(^o^)。簡単でしょ?
 『ゲームの理論』の“囚人のジレンマ”みたいに難しく考えて、『しっぺ返し』戦略とか用いなくても、チョキを出しつづけてる限り、絶対、ぜぇ〜ったい、負けない。
 んが、“大”の大人が、コンな簡単なコトがわからない。
 わたしが、いくら説明しても、「負けない方法じゃなくて、勝つ方法があるはず」って聞かないんだ(*_*)!
 で、案の定負けました!って、言っても、相手チームが“チョキ戦法”を使ったのではなく、相手も無茶苦茶(^_^;)。
 それで、【じゃんけん】が終わった後、インストラクターが「何で、勝とうとするの!負けない方法があるのに!相手を信じてチョキを出しつづければ良いじゃない!」って、タネ明かし。
 で、また、修正。
 前日、【沈没船ゲーム】で「他人を蹴落としてでも、自分だけは助かれ!」って、言われたのに、今日は「相手を信じろ」だって!
 上手く出来てるよネ、「セミナー」って。新しい価値観を作っては壊し、作っては壊す。そのうち、それまでの人生で形成された、自分自身の価値観まで壊される!それも、なんの疑問もなく…。

【脱皮劇】
 これ、最高!
 「セミナー」の最後の夜に行なわれるンだけど、それまでの自分―わたしの場合、「ウニ」―から“脱皮”して、新しい自分―わたしの場合、「男性ストリッパー」(えっ?)―になるのを一人芝居で表現する。
 しかし、ウニは脱皮してもウニだろ!そもそも、脱皮するのか?
 まっ、比喩なんだから良いンすけど…。
 しかし、ウニの演技って!?北島マヤだって出来ないぞ!
 とりあえず、午前中は小道具の準備に当てられて居たんで、ウニの“刺”を黒い画用紙を円錐形に丸めて作る。
 作りながら、「最初の性格判断は狙って書いたから「ウニ」になった、アレにはわたしの本性は出てないんだヨ。ふふふふ」っと、ほくそえんでいた。
 なんたって、わたし高校の卒業式のとき、みんなの「ケツ見せろ」コールに応えてケツを見せた前科がある。
 小道具の“仕込み”を終えて、自分の出番を待つ。
 舞台の上では、「カタツムリ」から蝶になったり、「蛆虫」からパンダになったり、「なまこ」から踊り子になったり、訳の解らないメタモルフォーゼが行われている。
 で、わたしの出番。
 体じゅうに貼った“刺”を一本一本抜き、全部、抜き終わった後、着ているモノを一枚一枚脱いでいく。
 最後に、後ろを向いてパンツを脱ぎ、おもむろに前を向く。
 そして、
 股間には、ウニの“刺”の〈チンコ・キャップ〉!
 「わたしのココは、ウニなんです」
 End。
 その夜、他の人は宴会だったのに、わたしだけ“修正”されました(YoY)。


 てな感じで、わたしの人格改造は失敗に終わりました(トホホ)。
 タネの解っている手品でも、マジシャンによっては面白いのに…。
 まっ、たまたま、わたしの参加した「セミナー」がそうだったのかも知れませんが…。
 みなさんも、「セミナー」で人格改造したければ、『フルメタル・ジャケット』見てからいくと楽しめるヨ。
 もともと、「セミナー」って、ベトナム戦争症候群の兵士を社会復帰させるために作られたプログラムだから、『フル・メタル』が参考になるのは当たり前なんですけど…。 


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