すかっ?もん


オヤジをけなせ!(ニッポンをほめようVol.1)

 今回、NORYさんからタレコミがありました。
 以下の文章は、3月17日付各新聞社朝刊の全面見開き広告の全文です。
 まずは、御一読を…。 

ニッポンをほめよう

反省は、たしかにしたほうがいい。悪いところがあれば、ただちに直そう。けれど、最近、 思います。この国は、必要以上に、自信をなくしてしまっているんじゃあないかって。 ちょっと前まで「ジャパン・アズ・ナンバーワン」なんてチヤホヤされて舞い上がってたくせに、少しばかりつまずいたら、すぐにシュン。極端すぎや、しないかな。ここらで ひとつ、エイヤッと流れを変えてみようじゃないか。不景気の中だって、新しいアイデアで突破口をつくろうとしている人がいる。まず、彼らをほめよう。「オリジナリティー がない」といわれてきたこの国だけど、たとえば日本発のアニメ、ゲーム、映画を見よ。 そのクリエイティブ、なかなかやるもんだ。近頃の若いもんは―とみんなブツブツいうけれど、いや、近頃の若いもんのセンス、イケてるじゃあないか。こんな風に考えていくと、「日本をほめる」なんて、けっこうカンタンなことだと気づく。政治が悪い、官僚が悪い、上司が悪い、教育が悪いと、戦犯さがしに明けくれるのは、もうよそう。ダメだダメだの大合唱からは、何も生まれはしないのだから。ねぇ、皆さん。 ―日本の強み、日本のいいところを、ポジティブな姿勢で見つけだし、見なおしていこう。「ニッポンをほめよう」は、わたしたち60の企業が発信する、共同声明です。
 NORYさんからは、デジカメで撮った写真もいっしょに添付されていたが、まんま掲載すると著作権とかなんとか面倒なことが起きるのも嫌なので、文面だけ書き写しました。
 だから、少し補足すると、全面見開きの左側にはメガネをかけ、ぶっとい葉巻を吹かすオッサンの写真。右側には、上の文と提供60社の名前。印刷の色はあずき色というかなりインパクトの有る広告です。
 NORYさんからタレコミの有ったのは3月の20日でしたが、わたしも、この広告のことは覚えています。で、確か「けっ!くだらネ〜っ!」って思った。んで、改めて読み直すと…。

 「悪いところがあれば、ただちに直そう」、その通り!この広告自体、直してください。
 以上(まぁ〜るっ)!

 えっ!?それじゃあ駄目?!
 解りました。「反省は、たしかにしたほうがいい」ですから、「ただちに直そう」。

T.「ジャパン・アズ・ナンバーワン」 
 えーっと、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」って「チヤホヤされて舞い上がってた」のって誰?
 “Japan as NO.1”てのは、訳すと「日本は一番のようなもの」ってことで、これは日本は一番に見えるけど本当は違うっていうイ・ヤ・ミ(シェ〜ッ)。だから、当時の良識ある人、または少しでも英語を理解できる人は、「舞い上が」るどころか「怒り心頭に発」していた。
 「ただちに直そう」。

U.新しいアイデアで突破口をつくろうとしている人がいる。まず、彼らをほめよう。
 NORYさんも指摘していたが、突破口をつくった人を“ほめる”のなら解る。しかし、「つくろうとしている人」ってのは現在進行していることだから、この場合は、“ほめる”のではなく“はげます”ってのが正しいのではないか?
 また、「ほめる」は、同等の関係、もしくはそれ以下の相手に対して用いる言葉である。例としては、「生徒をほめる」、「子供をほめる」など。だから、コレ書いた人って何様?ニッポンと同等または、上の人って…。メイソンか?だから、この場合は、“たたえる”としたほうが良いのでは。
 「ただちに直そう」。

V.「オリジナリティー がない」 
 「オリジナリティー がない」と言われて、すぐ、アニメ、ゲームとくるあたり、本当に「オリジナリティー がない」!そして、なぜ映画としたんだ?マンガではなく?あっ!これがオリジナリティーか!
 まっ、多分、コレ書いた人、『ゴジラ』や“たけし”が話題になったからとりあえず、“映画”って書いたのだろうが(あっ、“クロサワ”もお亡くなりになったし…)、しかし、『ドラゴンボール』や『ドラえもん』、『コータローまかりとおる』なんてのが、アジア各国で正式に翻訳されていることを御存知ない。それとも、アジアに“ほめられる”のは心外って思っているのか?“たたえられる”のなら良いがって思っているの?
 アジアがいけないのなら、『ゴーウマニズム宣言』がフランスの新聞に紹介されたコトをどう思っているの?
 「ただちに直そう」。

W.そのクリエイティブ、なかなかやるもんだ。
 「その」は連体詞、よって体言―名詞、代名詞―を修飾する語句であるため、形容詞のcreativeは不適切。使うのなら、creativity(創造性)とすべき。
 「ただちに直そう」。

X.近頃の若いもんのセンス、イケてる
 コレ書いたもんのセンス、イケてない。
 恥ずかしくないのか?
 なんか、「俺って話の解るオヤジなんだヨ」って言い寄ってくる気持ち悪リー奴、思い出します。
 こういうのに限って、腹ン中じゃ「けっ、みっともない格好してんじゃネー」とかきっと思ってる。
 所詮、世代が違えば言葉も通じない。わたしみたいに諦めよう。
 「ただちに直そう」。

Y.「日本をほめる」なんて、けっこうカンタンなことだ
 そ、そっすか。
 カンタンって、簡単?邯鄲?感嘆?肝胆?感歎?(ワープロって便利(^。^))
 @邯鄲:コオロギ科の昆虫。
 A肝胆:肝臓と胆嚢。転じて、心の底。心の中。
 B感歎・感嘆:感心して褒め称えること。
 C簡単:単純でわかりやすいさま。
 と言うことは、この「カンタン」って、「心の底から感心して褒め称えることは単純でわかりやすい」っていうトリプル・ミーニングだったりするわけ?
 それとも、「日本をほめるなんて、コウロギでも出来る」ってこと?
 スイマセン。いちゃもんでえすネ、これは。
 「ただちに直します」

Z.政治が悪い、官僚が悪い、上司が悪い、教育が悪いと、戦犯さがしに明けくれるのは、もうよそう。
 だ〜ぁかぁら、「悪いところがあれば、ただちに直そう」って言ってんでしょ、あんた。それなら、やっぱ、何が悪いかって―戦犯―探すの必要だと思うんだけど…。
 あっ、「開けくれる」のが問題なの?じゃ、テキトーに探した悪いところを、ただちに直せば良いの?ふ〜ん。そう言うもん。
 と言うことは、この文章のアラ探しに「明けくれ」ている、わたしは態度を「ただちに直」さなきゃ成らん訳ネ。
 「ただちに直します」
 だけど、コレ書いた人って、もろ“戦犯”の側の人でしょ。って言うコトは「わたしたちを、もうコレ以上、責めないで!」って言っている訳ネ。んで、最近のイキの良い若者をほめることで、追及の手を逃れようとしているのネ。
 嫌です!わたしは、責めます。やっぱり、
 「ただちに直そう」。

[.ダメだダメだの大合唱からは、何も生まれはしないのだから。 
 この方、“科学”と言うものを解っておられない。
 科学つーのは、それこそ、「ダメだダメだの大合唱」によって、モノが生まれるのだから。
 もう一度、歴史の勉強をしなおしてください。
 えっ、論拠を見せろって?
 駄目ですヨ、アラ探しに「開けくれる」ようなことしてちゃあ。
 あなたのその態度、「ただちに直しなさい」

\.日本の強み、日本のいいところを、ポジティブな姿勢で見つけだし、見なおしていこう。
 そんなコト言われても…。
 ただ、最近、流行のポジティブ・シンキングって奴、わたしはかなり疑問。
 「過去にクヨクヨせず、前向きに考える」ってのは、必要だと思う。しかし、ヤッパ、過去の失敗に学んで未来に向かって新戦略を考えねば、只タダ、ナンの反省もせず前だけ見て突っ走るってのは…。
 「昨日は負けたが、今日は勝つ!」って、馬券握り締める人間の姿勢が、究極のポジティブってコトになっちゃうじゃん。
 それに、ここで言っている―アニメ、ゲームなんて言う“クリエイティブ”―、「日本の強み、日本のいいところ」って、最近までオヤジ達に思いっきり、ネガティブに評価されていたモンじゃん。それを今更、“ポジティブ”な姿勢で見直したら「強」くて、「いいところ」だったなんて、手のひらひっくり返されても…。

【結論】
 オヤジはバカである。
 新聞全面見開き使って、「俺達は悪くない!」って言い訳しようとして、自分たちの頭の悪さを露見させてしまった(^。^)。もっと言えば、「俺達は悪くない!百歩譲って悪いとしよう。でも、もう責めないで。君達、若者のことほめてあげるから」って威張って言っているわけだ(*_*)。
 そして、それを読んだ若者は、「あっ!こんなバカが上に居たんじゃ、ニッポンもおしまいネ」って思うわけ。
 ねぇ、皆さん。

オヤジをけなそう

反省は、テキトーにしたほうがいい。悪いところがあれば、ただちに直そう。けれど、最近、 気付きました。おやじは、必要以上に、自信をなくしてしまっているんじゃあないかって。 ちょっと前まで「ジャパン・アズ・ナンバーワン」なんてチヤホヤされて、真意も解らずに、舞い上がってたくせに、少しばかりつまずいたら、すぐにシュン。バカすぎや、しないかな。ここらで ひとつ、エイヤッと流れを変えてみようじゃないか。不景気の中だって、新しいアイデアで突破口をつくろうとしている人がいる。まず、彼らをはげまそう。「オリジナリティー がない」とおやじは勝手に思ってるけど、たとえば日本発のアニメ、ゲーム、マンガを見よ。 そのcreativity(創造性)、なかなかやるもんだ。近頃の若いもんは―とおやじはブツブツいうけれど、お前らに、「近頃の若いもんのセンス、イケてるじゃあないか」なんて言われたくない。こんな風に考えていくと、「おやじをけなす」なんて、ケッコー簡単なことだと気づく。政治が悪い、官僚が悪い、上司が悪い、教育が悪いと、戦犯さがしに明けくれて、おやじの責任を追及しよう。ダメだダメだの大合唱から、新戦略は生まれるのだから。ねぇ、皆さん。 ―日本の強み、日本のいいところを、温故知新の姿勢で見つけだし、見なおしていこう。「オヤジをけなそう」は、わたしHALが発信する、自分勝手な言い分です。
  ホント、バカ!


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