すかっ?もん


お前らが言うか!?(ニッポンをほめようVol.3)

 正直言って勘弁して欲しい。ナニがって!『ニッポンをほめよう』ですよ。今回で三回目、吉田茂、ゴン中山、ときて緒方拳!ふぅ。まっ、コレも乗りかかった船だ。「命がけの勝負なら上等!」で、泥沼にハマってやる!
 では、
「原っぱ」がなくなってから、
ちょっとヘンになったんじゃ
ないかな、この国。
いまだと駐車場になちゃうのかもしれないけど、私が子どもの頃には、まだあったんですよ。家の間にはさまれて、草が生えてて、なぜか土管が転がったりしている、原っぱが。せまいながらも、子どもが集まって、いろんな遊びを考えたり、近所の人が集まって井戸端会議をはじめてりしてたね。もしかしたら、あれは日本人独自の知恵だったのかもしれませんね。いまは「効率、効率」で、ムダなものって許されないでしょ。でも、ムダな場所、ムダな時間があるからこそ、みんなが集まれて、そこからいろんな工夫が生まれるってことも、あると思うんです。もっと緑を増やせとか、もっとゆとりの時間をってことじゃないですよ。たとえば、誰かの部屋で集まってゲームとかしてる子や、塾が楽しいっていう子にとっては、そこが原っぱなのかもしれないし。街の美術館や公民館も、もっとムダなスペースを大切にすれば、りっぱな原っぱですよ。そういうハードはもうあるんだから、あとはソフトの面でね。“原っぱ発想”っていうとおおげさだけど、職場でも、会議室っていうんじゃなくて、もっとみんながたむろしたり、ウロウロしたりできる場所を大切にすればいい。そんなゆとりの中でこそ、手先の器用さとか、せまい中での工夫っていう、日本人がもともと持っている得意技が、生かされてくるとおもいますね。(緒方拳)
 う〜ん。
 一体コレの何処が『ニッポンをほめよう』ナンだろう?わたしの読解力では、ほめてるようには思えんのだが…。逆に、“原っぱ”をなくしたニッポンを怒っているように読めてしまう。
 そうすると…

T.家の間にはさまれて、草が生えてて、なぜか土管が転がったりしている、原っぱが。
 まさに、ドラえもんの世界。メルヘンの世界ですネ。
 で、大成建設(提供60社に名を連ねている)、オメーのトコロは、バブルの時期、原っぱを一つも潰さなかったんだろーな!?

U.子どもが集まって、いろんな遊びを考えたり
 ジャイアンとかスネ夫とかがのび太をどうやってイジメようか考えたりしているんだろう。

V.もしかしたら、あれは日本人独自の知恵だったのかもしれませんね。
 「もしかしたら〜」、「〜かもしれない」程度の根拠でこの国がヘンになった原因を“原っぱ”に結び付けるとは…。いやはや。ナンとも…。

W.「効率、効率」で、ムダなものって許されないでしょ。
 おーい。トヨタ自動車(提供60社に名を連ねている)。オメーんトコロが始めたジャスト・イン・タイム・システムって、「効率、効率」の権化みたいなもんで、「ムダな場所、ムダな時間」を極力なくすシステムだろ。良いのかこんな広告の提供なんかして。
 したからには、自分トコロが率先して“原っぱ発想”に基づいたシステム作るんだろーな!

X.たとえば、誰かの部屋で集まってゲームとかしてる子 
 どうも、子どもと言えばたむろしてゲームって言う発想にすぐなちゃうんだよな〜。コレ書いてる人達って…。

Y.塾が楽しいっていう子 
 公文教育研究会(提供60社に名を連ねている)。“原っぱ”だってヨ!オメーんトコロが(゚o゚)。

Z.街の美術館や公民館も、もっとムダなスペースを大切にすれば、りっぱな原っぱですよ。
 うちのすぐ近くに有る県立図書館なんて、まさに、“原っぱ”!平日の昼なんか、ホームレスの溜まり場になってるんだ!うっかり、喫煙コーナーで隣に座っちまった日にゃあ、たばこ持ってかれます。良いですネ〜っ、“原っぱ”って(゚o゚)!
 それに、美術館や公民館を大成建設とかが建てる前は、そこは、名実共に“原っぱ”だったわけでしょ?それを、自分達が儲けた後に“原っぱ”な使い方しようなんて…。あまりに厚顔無恥。

[.ウロウロしたりできる場所を大切にすればいい。
 会社の中では、ウロウロしたりできる場所はあっても、ウロウロする人間が居ないのが現状。リストラの嵐が吹きまくっている中、何処の企業もウロウロしているようなヤツは真っ先に首切られます。

\.手先の器用さとか、せまい中での工夫っていう、日本人がもともと持っている得意技
 本当にそうか?
 だとしたら緒方拳さん、今、提供60社のやっていることって、その得意技を絶対出せないシステムの実践者ばかりだゾ!

【結論】
 「自分のことは棚に上げ」これが日本を代表する60社がやっていることだ!
 別に、それに対して、わたしは悪いともナンとも思わん。
 逆に、企業が効率を求めることは決して悪いことじゃない、むしろもっとやるべきだと思っている。
 わたしが許せないのは、美辞麗句の影に隠れて、人に発言させて、自分でそれを隠そうとすることだ!
 堂々と胸を張って、「効率、効率」って言えないうちは、いくらニッポンをほめようと不況から脱出できんゾ。
「原っぱ」がなくなっったおかげで、
オイシイ思いしたんじゃ
ないかな、この国。
いまは債権漬けで駐車場にしかならないのかもしれないけど、私が子どもの頃には、まだあったんですよ。家の間にはさまれて、草が生えてて、なぜか土管が転がったりしている、原っぱが。せまいながらも、子どもが集まって、弱い奴イジメたり、近所の人が集まってデマ流したりしてたね。もしかしたら、あれは日本人独自の知恵だったのかもしれませんね。いまは「効率、効率」で、ムダなものって許されないでしょ。でも、ムダな場所、ムダな時間があるからこそ、みんなが集まれて、そこからいろんなムダな発想が生まれるってことも、あると思うんです。もっと雇用を増やせとか、もっとゆとりの時間をってことじゃないですよ。たとえば、誰かの部屋で集まってアンパンとかしてる子や、公文教室が楽しいっていう子にとっては、そこが原っぱなのかもしれないし。わたしたちが建ててやったお陰で街の美術館や公民館なんてムダなスペースだらけで、立派にホームレス達の原っぱですよ。そういうハードはもうあるんだから、あとはリストラされた人の数ね。“原っぱ発想”っていうとおおげさだけど、職場でも、終身雇用っていうんじゃなくて、もっとみんな首にしたり、ウロウロしてるヤツは真っ先にリストラをできることを大切にすればいい。そんな競争の中でこそ、手先の器用さとか、せまい中での工夫(例えば:ジャスト・イン・タイム・システム)っていう、日本人がもともと持っている得意技が、生かされてくるとおもいますね。(トヨタ自動車)
 ネタに困らないのは良いけど、バカオヤジと付き合うのは付かれる。
 ふぅ。
*ジャスト・イン・タイム・システム:トヨタ自動車が世界で始めて採用した、部品の在庫を持たないで、指定時間にぴたりと合わせて部品を納入させる方式。その後、イトーヨーカ堂など流通業界にも広がる。割を食うのは、下請け、孫請け、問屋など力の弱い企業である。
 因みに、イトーヨーカ堂はこのキャンペーンに参加していない。流石と言っておこう。 


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