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千里が街にやってくる―1986年3月―



 僕、ものすごい緊張する方だから緊張するんだけど、でも見に来てくれてね、歌をじかに聴いてくれてる人がいるってことを考えるとね、「緊張」とかって言葉すごく軟弱なね、言葉でね。緊張とかじゃなくて、もう歌って前へ進むしかないっていう。
 1番ね自分がこのアルバムね、持ってて、楽しいっていうか何かウキウキしてやっぱり自分にとっても誰にとっても1番のこれが「クリスマスプレゼントだ」とかね、「お年玉だ」って思えるね、アルバムにしたいなって思ってたから、だからまぁアルバム楽しみにしてもらえるっていうのはやっぱり1番光栄ですけど。
 やっぱりねぇ、小さい頃はもしかしたらそうじゃなかったのかもしれないけど、やっぱり目的があってそこに向かって歩くことしか、やっぱりいつの間にかしなくなっちゃってるから、何か歩くために歩くっていうことってやんないでしょう。だからやっぱり曲とかね、書けなくなって、それでどうしようかなって思ってそれであせってピアノに向かうより、何か下駄かなんか履いて外へ、マルショウかなんかへ買い物に行く方がいいってね。そうこないだも何か清水信之さんと、アレンジャーのね、話してて「俺は千里の曲アレンジするのにいつもだから外へスリッパ履いて」とかって言いながら「散歩しに行くんだよ」なんつって。