あの三日月の淵の光
蒸し暑い夏の闇
深夜は午前一時
通りに人は無し
あの三日月の淵の色
黒猫の光る眼
早く出されたゴミ袋
灯りのついた
マンションの一部屋
あの三日月の淵の影
何故素直に泣けない
ただその事が虚しい
何を知ろうと空を見る?
あの三日月の淵の闇