[焼き煉瓦]

 

 

何時の日か
忘れ去られる熱情に

ほだされながら
ながされながら

私を壊して
その欠片を積み上げながら

上へと登る
その瞬間があり

そこで消える何かがある

誰かにそれが
確かにあったのだろうということを

残しておかないと

今夜また
眠れなくなる

あの月を
見上げる余裕を

無くしてしまうんだ