金髪に青い目の青年。スローク。
身長は高いほうで、やや痩せ型。
視力が悪く眼鏡をかけているが、それでも目つきが悪い。
ついでに、愛想も悪い。
そのスロークが今、河で溺れていた。

視界を埋め尽くす水!
上も下も全て水。
どちらが上でどちらが下なのかわからない。
聴覚を支配する水!
右も左も全て水。
たゆまない流水。
地上とは違う
重くて深い
ゆっくりとした音。
触覚にのしかかる水!
前も後ろも全て水。
腕を伸ばしても重く
足を動かしても遅い
阻害する壁
色のない壁
形のない壁

視界の隅に明るい光!
太陽の光
遠く映る空気の世界。
あの方向はどっちだ?
どうすればあそこに行ける?
ここには何故か、空気は届かず
裂かれたように胸が痛む。
ここには何故か、空気は届かず
焦った思考が心を乱し
焦った心が思考を乱す
薄れてくのは光の色。
白くにごった光のいろ。
しろくしろくしろいしかい
きえてゆく はい の いたみ
きえてゆく みず の おもさ
きえてゆく おと
きえてゆく しかい
きえてゆく しこう
きえてゆく じぶん
きえてゆく ...........