涼を求めて、洞川へ





8月10日






あつい...あついよ〜。どっか涼しいところへ行きたいよ〜。

残暑厳しい毎日に耐えかね、どっか涼しいところはないかと探していたら..

あった、あった。鍾乳洞!ここなら涼しい、いやむしろ寒いくらい?

奈良の吉野のまだ奥の洞川には関西最大の鍾乳洞があるそうです。

森林浴ができて鍾乳洞で涼んで、温泉に入って、柿の葉寿司を食べて...




いきましょう!!



水越峠を越え、御所から吉野方面に向かいます。

吉野を過ぎ、黒滝に来たあたりでさすがに山に来たな..という感じがします。




狭い山道ものともせずにどんどん行くと...

行き止まり。道を間違えました。しかし、ガ−ドレ−ルもない狭い山道。


Uタ−ン、どうしよう!!




なんだかんだと大騒ぎの末、大峰山の麓に広がる洞川に到着。

ここは修験道の山、大峰山への登山口としても有名です。

ここの鍾乳洞から湧き出る天然水は「日本の名水100選」にも選ばれた

「ゴロゴロ水」と呼ばれるもの。古くから神の水として親しまれています。




これは関西最大の鍾乳洞と言われている面不動鍾乳洞。

洞内の温度は一年を通じて摂氏8℃。

ひんやりとした空気が外まで伝わります。




洞内はすべりやすく、水で濡れている石壁は氷のようです。

ライトをあてているところだけ緑色の苔が。

でも、ものすごく幻想的。

何万年という月日が、この光景を作り出したんですね。




これは珍しい洞窟珊瑚というもの。

本物の珊瑚ではありませんが

水が作り出したア−トですね。




洞窟でおもいっきり冷えたあと、洞川の町を散策です。

町中と違い、吹く風も日差しも快いのです。

お腹も空いてきたし、どこかに名物はないかな..。




へっへっへ。あったあった。名水で作った冷や奴とめはりずし。

お豆腐は甘くて、昔自転車に乗った豆腐屋さんが持ってきてくれた あの豆腐の味がします。

めはりずしはおっきく目を見開いて食べるところからついた名で

大きな高菜の葉でくるまれています。

めはりずしについているお漬け物がおいしいよ〜。




お山の開祖役行者が創ったといわれる陀羅尼助丸。

食べ過ぎ、飲み過ぎに効くそうです。

いかめしい行者さんのイメ−ジとは違い、

なぜか可愛い袋入り。




ここまで来たら最後は温泉でしょう。

洞川温泉センタ−は村営の浴場で、

高野槇で作られた湯船からいい香りが漂ってきます。

足を伸ばして、目の前に迫る杉の木を眺めながら

お風呂に入るのは無情の幸せです。




お風呂上がりには、流れる川を見ながら、

風に吹かれてぼんやりするのもまた一興。

トンボが川面をすっとよぎります。




美味しいものは食べたし、お風呂にも入ってさっぱりしたし、

緑の木々に囲まれて、夏バテも吹っ飛びました。

そろそろ早い山の夕暮れです。

山と山に囲まれた狭い夜空からどんな星が見えるんでしょう。

今度は泊まりでゆっくり来たいところです。




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