御伽噺




昔々 ある所に

一人の女の子が住んでいました


彼女には欲しいものがありました

でも欲しいものがあるなんて
誰にも言いませんでした


絶対いつか手にはいると思っていました


誰にも言わずに
弱音も吐かずに

頑張って 頑張って




それなのに


欲しかった物は手に入りませんでした

あれだけ頑張ったのに・・・





少女の目からは1粒の涙が流れました

その涙はどんなモノよりも美しくて


少女はひとつ大人になりました