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椿香る二月
冷たい風に春の香りが。。

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tubaki-i.gif (1957 バイト)二月の歌

      君ならで誰にか見せむ梅の花

           色をも香をもしる人ぞしる   (紀 友則)

古今和歌集の撰者団の紀友則の歌です。
昔の人は美しい花を折って、それに歌など一首添えて贈り物にすることが、日常茶飯事に行われていたようで、これもそのひとつです。
意味は、あなたでなく、誰に見せましょうか、この梅の花を。。色だって、香だって、この梅の花の素晴らしさは、知る人ぞ知るものですからね、と言ったところでしょう。。
この時代、贈る物の良さや美しさを(例えば、この場合は梅の花)歌の中に盛り込んで贈るのが普通だったのですが、この人の場合、贈られる相手の趣味の良さや気高さを歌に盛り込んでいます。。
今なら、普通に行われていることも、この時代では中々なく、こんなところに詠み手の技巧や個性が見出せます。。

      春の夜のやみはあやなし梅の花

           色こそ見えぬ香やはかくるる   (みつね)

この歌も大変有名な歌です。作者はやはり古今和歌集の撰者団の一人、凡河内躬恒です。
意味は、春の夜の闇は、全く筋がたたないものだ。闇に隠れて、梅の花の所在はちっともわからないけど、芳しい香は決して隠すことなどできない。。
つまり、梅の花姿を讃えるのではなく、芳しい香を讃えた歌です。。
このような歌は漢詩にもあります(暗香浮動)
平安朝の時代の人々は香りにとても敏感で、大切にしていたのがよくわかります。
この歌には実はもう一つの解釈があります。。
昔、男女は結婚前に顔を合わすというのが中々、叶わぬことでした。。
つまり深窓の令嬢、男性は中々、家人に守られた女性の顔を見る事ができなかったのです。
つまり梅の香が女性、夜の闇が未婚の女性を隠す家人であり母なのです。
家のものがいくら姫を隠そうとその魅力は漂ってきますよ。。と云う意味です。
この時代の人はこのような比喩を使った歌をたくさん作っています。。
むしろ、このように、直接的でない歌の方が「いき」だったようですね。。

tubaki-i.gif (1957 バイト)アメジスト物語

水晶と同じ成分(石英)で、最も高価なのがアメジストです。。
アメジストは透き通った紫色をしています。。
この色にまつわる神話があります。。
酒の神ヴァッカスは憤怒のあまり自分が最初に触れる人間は虎に食われる、と宣告した。その犠牲者がアメジストと呼ばれる美しい娘だったので、女神ディアナは直ちにアメジストを白い石に変え、虎に食われるのを救った。短気を悔い改めたヴァッカスはディアナへの献上物として、この石の上に赤ワインを注ぎ、紫色に石を変えた、というものです。。
アメジストの最良品を産出する鉱源は二つあって、一つは旧ソ連のウラル山脈の花崗岩に含まれたものと、ブラジル、ウルグアイ、インドの玄武岩の空洞から採掘されるものです。
こちらの方から取れるものの方がより美しい色を持っています。。
15世紀頃には、アメジストには不思議な力があると信じられていたようです。
中でも、酒酔いを治す効能があると信じられていたようです。
その証拠に酒の器をアメジストで作る習慣があったようです。
この器に水を注いでも、器の色でワインに見え、いくら飲んでも酔わない、なんて漫画のような話ですが、信じられていたようです(笑)

tubaki-i.gif (1957 バイト)二月の童謡

[うぐいす]

梅の小枝で うぐいすが
春が来たよと 鳴いてます
ホウ ホウ ホケキョ
ホウ ホケキョ

雪のお山を 昨日出て
里へ来たよと 歌います
ホウ ホウ ホケキョ
ホウ ホケキョ

※梅の香を感じたり、春の訪れを感じると、何故かこの唄を口ずさんでしまいます。
春まだ浅い日、幼稚園の送り迎えの時によく口ずさんでいたので、短いこともあり、娘達もいつのまにか口ずさむようになっていました。。
ところで、めじろを見て「あっ!!うぐいすだっ!!」と見間違うのは私だけでしようか。。(笑)

[早春賦]

春は名のみの 風の寒さよ
谷のうぐいす 歌はおもえど
ときにあらず と 声もたてず
ときにあらずと 声もたてず

氷とけさり あしはつのぐむ
さてはときぞと 思うあやくに
今日も 昨日も 雪の空
今日も 昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせがるる 胸の思いを
いかにせよとの このごろか
いかにせよとの このごろか

※二月も暦では3〜4日頃には立春であるが、まだまだ春には遠い寒さを感じると、ニュースなんかでよく、「春とは名ばかりで寒さの厳しい、今日この頃」なんて言ってますよね。。そんな時につい、思い出すのがこの唄の最初のフレーズです。。
実はメロディは知っていたものの、口ずさむのはもっぱら「春は名のみの 風の寒さよ」この部分だけで、全容は知らなかったのです(^_^;
今回、「へぇ〜〜〜」って感じでした。。
しかし、とても綺麗な言葉だとは思うものの、この辺りにくると意味のわからないセンテンスが多くなってきますね。。
日本語ってむずかしい。。
でも、無くしたくないので記述しておきましょう。。

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