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旅に出た利己的せいし「りこどん」の前に立ちはだかった「てぽどん」、さあ、この対決はどうなるのでしょう。というのが前回までのお話でした。
でも、りこどんが体を張って戦いを挑み、日本国民を守ってくれる、などということはありません。不審船に追いつけない海上保安庁の巡視船以上にりこどんは気が弱い。さらに日和見主義者なのです。
「えっと、アンニョンハセヨ。偉大なる首領様、チュチェ思想はええなあ」
てぽどんはちょっと困った顔をしました。
「わしゃ難しいことよくわかんないんだけどさ。ただの装備だし」
「いやいや、何をおっしゃいます。もうご名声は鳴り響いておりますよ。いやあ、実はですね。私、こう見えても、せいし、なんですわ」
「へえー、足が2本あるせいしか、珍しいのお」
「でもってですね、センセイに教えていただきたいことが・・」
「えっ、何かい」
「発射の極意をひとつ・・」
りこどんにはそういえば、世界最強のせいしくんとなる使命があったのでした。それには、さまざまなことを学ばねばなりません。「発射の極意」はせいしの基本です。
さて、てぽどんの極意とは・・・。
「うーんと、まず、二段階発射かなあ」
T T T T T T T T T T T T T T T T T T T T T TT T (日本海) (太平洋)「ははあ、なるほど。見事な軌跡やねえ」
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(てぽどん=せいし)
なるほど、地球という巨大化したらんしに向かって射精された巨大化したせいし、それがてぽどんだったというわけでした。
「でも、結局、はずしたわけやろ。失敗やんか」
「うーん、わしは頑張ったつもりだけどなあ。向こうの周期がずれたんとちゃうかなあ」
こうしてみると、いん石とか未確認飛行物体とか、もしかしたら雨や雪まで、日夜地球に射精され続けているせいしなのだとは考えられないでしょうか。とすると、地球というらんしの持ち主は、けっこう淫蕩な性格かもしれません。
りこどんは、自分が歩いている所が、実はあこがれのらんしの表面だったと知っただけで、ちょっと興奮してしまいました。あほですね。で、こんな風に地面に穴を掘って、そっと中に入ってみました。
_______ ________ |R|  ̄ ̄ ̄ああ、でもこれでは気持ち良くないのです。