せいしくん・その6




 利己的せいし「りこどん」は、自らの意志で二足歩行ができる画期的なせいしです。りこどんは、いつ、どこへでも自分で歩いていくことができます。ですから、宿主の欲情には頓着しません。宿主がギターを弾いていようが、豆腐を食べていようが、 たんぱく質の計算をしていようが、体内から歩いて出て行こうとします。
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         (尿道を行くりこどんの図)

   みなさん、ちょっと想像してみてください。自分の尿道を、二足歩行の小さな生き 物がとことこと歩いて行くとしたら。何やら股間のあたりがざわざわとなってきま せんか。まさに、せいし掻攻撃ですね。

 さて、りこどんは進みます。
 「天気もええし、も咲いたようやな。よっしゃ、きょうは外出や」
 そとだしではありません。がいしゅつと読んでください。
 「ああ、気持ちええなあ」

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               (草原で戯れるりこどん)

                 
               (ボーリングを覚えたりこどん)

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                  |Y|
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               (Vサインでプリクラをするりこどん)

                  
               (キャバクラで巨乳に立ち向かうりこどん)

 もう、やりたい放題です。そんな時、天から声が聞こえてきました。見るに見かねて、せいしの神が呼びかけて来たのです。
 神「なあ、おまえ、外界ちゅうとこは、そんなに甘い・・・」
 R「それって、チョー古いってゆーか、もう年がバレバレって感じー。おれって、こーゆー人だからー、フォークとかってえ、うざいって感じー」」
 神「まずなあ、おまはんは、やないでえ。せいしや。それを忘れたらあかんでえ」
 R「ってゆーかー、おれって2本足の人だしー」
 神「どんたくれが。おまはんはもっと広い世界を知った方がええ。いろいろな人、いやせいしに会うことで良い知恵も生まれるんや。ほれ、古いことわざもあるやろ」
 R「3人寄ればまんじゅは3Pってゆー ことー?」
 神「もう話にならんわ。とにかく、世界を旅して、史上最強のせいし目指し厳しい修行をするんや。はよ、行きさらせ」
 と、神に怒られ、りこどんは世界一周の旅に出ることにしました。まず関釜フェリーで朝鮮半島へ渡りました。ここにはマッコリ(もしくはマッカリ)という濁り酒があるからです。せいしくんたちは一般に、濁り酒にはちょっと興味があるようです。何ででしょうか。余談ですが、マッコリはビールでちょこっと割って飲むとおいしいよ。

 半島を歩くりこどんの前に、突然ぬっと大きなものが立ちはだかりました。

               
 うわっ、てぽどんだっ。りこどん危機一髪。手にあれ、いやを握って、続編を待たれい。以下次号。




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