プラティを買いに。
我が家にはプラティという熱帯魚がいる。
近頃、水槽の中が、どうも物寂しい。そこで、買い足しに行く事にした。
もっとも、それ以前に合計8匹ほど死んでいるので、何度か買い足されてはいる。
しかし、私が買いに行くのは初めての事である。
彼らは、何処でどのようにして売られているのであろうか。
・この時点で、我が家にいるプラティは、赤4匹、白3匹の合計7匹である。
彼ら(彼女ら?)の大きさは親指の爪ほどで、「めだか」っぽい形をしている。
水槽の大きさは縦が33cm、横が24cm、奥行きが25cmなので、広さ的にはかなり贅沢である。
・彼らを買いに行ったのは、某街道沿いの主に鑑賞魚を扱うお店。
その名も「魚´s」(うおっず)である。
・まず店先で目に入るのが、かつて話題になった「ウーパールーパー(アホロートル)」である。
ご存知の方も多いと思うが、彼らはサンショウウオの1種である。
そのよしみか、茶色いサンショウウオらしきものと同じ水槽に入っている。
・次に目に入るのが、一匹のピラニアである。
同郷のアマゾン魚のガー(口先が長くてギザギザの歯をもつ) と同じ水槽で泳いでいる。
・絶対に噛まれたくない両魚の横を過ぎると、ミドリ亀とアメリカザリガニが、それぞれウヨウヨいた。
お父さんと来ていた女の子が、ザリガニを指差して「あーエビだ」と叫んでいた。
違うって。まあ、茹でれば食べられるらしいし、そこそこ美味しいらしい。
・この店には、この様に多くの魚がいるが、食用に出来るのは殆どいない。もっとも、ザリガニは魚ではないけれど。
・絶対に食べたくないような魚もいる。
ケバイ紫色のドレスを着たような魚は、一匹ずつ小さな水槽に入っている。
聞く所によるとこれは闘魚で、いっしょにすると喧嘩になるらしい。
ますます、食べたくなくなった。
・店の奥のほうは、なぜか暗くなっていて、つき当たりには1m以上もある魚が、うつろな目を泳いでいる。
奥のほうの魚はみな、目がうつろである。そして、高い。
中には何十万という値札がついていて、その横に「本物です」と書いてある。
ニセモノが出まわるほど貴重なものらしい。けれど、ちっとも可愛くない。
・さてさて、肝心のプラティは、店の中央にいた。たくさんいるので思わず目移りしてしまう。
うちにいない、オレンジと真っ赤なのも泳いでいるので、とりあえずオレンジを2匹買う。
・ふと水槽の底に目をやると、夢中で苔を食べている魚を発見した。その名もコリドラス。
白いのと茶色いのがいた。ついでなので、白い方を3匹買った。
なぜ、白い方にしたか。それは、赤いのが集団で魚の死骸らしきものを食べていたからである。
弱肉強食なのはわかるが、どうもイヤだったのだ。
・魚の世界も厳しい。いじめだって存在するのである。しかし、この話はまた、次の機会に持ち越すことにする。
・買った魚は金魚すくいと同じように袋にいれてもらい。私は店をあとにしたのであった。
プラティ 一匹150円×2 コリドラス 一匹250×3 合計1050円(税抜き)
ちなみにプラティは、5匹買うと500円とお得である。