インド本の紹介(和洋問わず語り)

とはいえ、読むだけ読んでよくわからなかった本とか、途中までしか読んでない本とかあるんすけどね・・・
アットランダムに、思いつくまま挙げていくつもりです。ちなみに、今買えない本は、「買えなかった」と書きます。
*ややこしいから和洋分けようかなあ・・・(1999/07/06)

著者・書名 出版地(or 社) 出版年 コメント                                     
ヴィンテルニッツ

『ジャイナ教文献』
日本印度学会 1976 余りにも有名な本ですね。谷川泰教先生の話によると、この本の
注記を書くのに三年潰したそうです。ここに挙げられている資料
は既に古いものになりつつありますが、やはり今でも最初に参考
すべきものでしょう。
しかしこの本を読んでいると、ジャイナ文学の多様性をしみじみ
思い知りますが、今テキストが殆ど手に入ら無いのは悲しいです
ね。あと日本の学者は何で古層経典と論理学ばっかやるんだろう
っていう(失言かも?)。
ちなみに私、谷川先生からこの本を頂いてしまいました!はっきり
言って、宝物です。
定方晟

『インド宇宙誌』
春秋社 1985 兎に角何でジャイナ教の宇宙観が書かれていないのか?
仏教とヒンドゥーで「インド」って名乗られてもなあ・・・って感じです。
せめて概略くらい書いてくれててもよさそうなのに。
本自体は素晴らしいし、インドの宇宙観を知るのに日本でこれ以
上の本は今の所ないです。それだけに、何故ジャイナが?という
疑念は付き纏います。
同著者による『須弥山と極楽』も非常に面白い本です。初心者に
はこっちの方がお勧めかも知れません。
川又正智

『ウマ駆ける古代アジア』
講談社 1994 この本は後藤敏文先生(現東北大学教授)に紹介して頂きました。
中央アジアと中国における考古学成果を駆使して、戦車の利用に
ついて詳説した本です。インドの事は扱っていませんが、大変参考
になる書籍だと思います。後藤先生はこの本を評して、
「この人は戦車オタクだな」とおっしゃってました。頷ける一言です。
ちなみにヴェーダ期の戦車に関する研究書も知ってますが、書名
が思い出せません。そのうちアップします。
西岡直樹

『インド花綴り -印度植物誌 -』
木犀社 1988 現地での調査を通じて、花・木・果実・草六十余種を、ヒンディー・
ベンガーリー・サンスクリット・英語併記で挙げ、説明と図と筆者の
実体験まで記されている、超有用かつ読んでいて楽しいもの。
でも、どの本屋にも売ってないし、注文かけても「絶版」の一言。
続編の『続インド花綴り』も同じく買えませんでした。
僕はこの本、紀伊国屋で埋もれているのをたまたま見つけ、即購
入しました。重版到来を!!
       
       
       

 

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