crayon scribble

・さよならの時間

・遠まわり

・ちいさなへや(仮)




あんなに笑った一日も  もうすぐほらね  幕が降りる

黙って時間だけが過ぎる  ウインカーのランプが光る

信号が変わって最後の  カーブを車は曲がる

このまま時が止まればいい  そう思うのは私だけ?


少しつかれて煙草をふかしてる  いつもと変わらない横顔

覗きこめばおどけて見せるそのしぐさも

胸を熱くする  こんなに


  ねぇまだ帰りたくない   もう少しだけ

  手のひら握り締めてみても  やっぱり

  そう言い出せないまま  さよならの時間・・・・



コートを着てえりを直して  笑って降りる予定なのに

シートに沈み込んだままで  窓の外の雪を見ている

「明日は早いの?」と聞いたり  ふざけてくすぐったりしても

夜はもうこんなに遅いから  ごめんねもう帰るから


優しい声で「おやすみ」といいながら  ギアを入れる左手が

急いで見えても気付かないふりして

黙って笑って  手を振る


  ねぇ今度はいつ2人で  そう言いかけて

  手のひら握り締めていても  やっぱり

  そう言い出せないまま   さよならの時間・・・・
   




昨日はちょっぴり遠まわりして  コンビニの裏の

タバコの自販機の前で  一息ついた

そしたら偶然  ともだちのバイクを発見!!

でも何だかちょっぴり切なくなった  ヘルメット二つ


  いーんだけどね  そんなこと

  いーんだけどね

  こないだ一緒に飲んだとき  一言も無かったね



そのままちょっぴり遠まわりして  川の向こうの

空港のはじに自転車を止めて  飛行機を見てた



小さな部屋  すみの椅子に腰掛けてきみは

自分の中の扉を開く

ポツリといつもは  口にしない言葉まで

届けようと心を見つめる


何を探し  何を抱きしめて

疲れたまま  それでも先を急いでる


  さらさらと流れゆく  時の砂をすくって

  世界中の光  ここに全部集めて

  空飛ぶ鳥の様に  ただひたすら未来へ

  疑う事もなく  飛んで行きたい



そっと触れた指先に  一生分の愛を

感じる日が必ずあるように

何もかもを超えた時の中で  見つめれば

想いもきっと届き始める


誰に語り  誰に確かめる

いつの間にか  夜があけることも気付かず


  ただそこにいる事が  野に咲く花のように

  誰にも譲れない  譲れない美しさを

  空飛ぶ鳥の様に  ただひたすら未来へ

  疑う事も無く  飛んで行きたい
   



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