6月27日   Sunday   10:40pm

ひとり より     ふたり が いいです


6月27日   Sunday   11:50am

『 あぁぅー 』          『 うぅぁー 』         電話の向こう側 聴こえる 塁の お喋り

『 もう どんどん立ち上がって ピョコピョコ 歩きまわってるんだよ 』 って
『 「 パパは? 」 って言うと たぶん 意味は解ってないけど 「パァーパァー」 って言うんだよ 』 って

キミのママが 嬉しそうに 教えてくれた

最初に 覚える言葉 『 ママ 』 だったら いいのにな

そしたら きっと キミのママ とても 喜ぶと思うんだ


6月26日   Saturday

出逢い               別れ

あと 何度 越えていけば     慣れることが できるのだろう
あと 何度 繰り返せば     涙は 枯れるのだろう

慣れることなど 枯れることなど ない   と   解っていながら   何度も 何度も 祈る


『今日』 という日を   棄てずに生られたのは ね

繋いだ 手から感じる 体温   と   零す 言葉から感じる 温もり   に   寄りかかっていたから

だから     一緒に過ごしてくれた 友達へ
 
『 ありがとう 』 を


6月25日   Friday   8:00pm

『 お金がないから 』   と   『 時間がないから 』   は   理由にしたくないのです


6月25日   Friday   7:40pm

目の前に 3本 道がある

もう ずっと ずっと前から 進みたかった けれど     踏み出さずにいたら 閉ざされてしまった 道
心のどこか いつも暖かく 変わることなく そこにあって     忘れることのない 道
まだ 新しく どこに何があって どう繋がってるのか わからない けれど     心を 掻き立てる 道

全部を 抱きしめることは できない         他にも きっと たくさん 道はある

欲しいものは 何?     生たい場所は どこ?     見たいものは どれ?     居たい人は 誰?

沁み込むことにも 溢れることにも 不安を覚える          湧き上がっては 淀む 感情

ここが どこなのか     自分は 誰なのか     今日は いつなのか     そんなことすら 見失うほど


真っ直ぐは 歩けなくても     目を 逸らさずに

正直なのは 心臓


6月24日   Thursday

今日は もう終わるし          明日なんて まだまだ 無理

1年後じゃ 早すぎるし          5年後も きっと まだ

けど          10年後には 少しずつ

15年後には 創って生たい 空間がある


6月23日   Wednesday

一瞬でも お腹の底から 笑ったのは こっちに来て 今日が 初めてだった と 思う

溶けていく時間が たまらない

明日は どう生こう


6月22日   Tuesday

『 嬉しいことに 時間は過ぎた 』          『 悲しいことに 時間は過ぎた 』


『 生きてる 』 のと 『 生きる 』 のとは     同じじゃ ない


6月21日   Monday

今日 どこかの誰かが 見上げた空と          今日 ここに生る私が 見上げた空は

違う     けど     同じ

素敵だ


6月20日   Sunday

両足とも 1本ずつしか指がない 鳩がいた          とても おかしな歩き方をしていた けれど    

羽ばたいた          他の鳩と 同じように          飛んでいった


6月19日   Saturday

大切なことを 『 大切だ 』 と 感じること          アタマで 考えるのとは 違うもの

常に 『 大切だ 』 と 覚えて     握りしめておくのは     難しく     時に 痛い

だから 失わないように 自分の片隅に しまっておく     時々 引っ張り出してみて     『 こんにちは 』

指先が 少しだけ 触れてるような     くすぐったい距離が 丁度いい


6月17日   Thursday

クルーズパーティー

船中に鳴り響く 音楽          体の芯まで 貫くような 爆音 リズム

アルコールで繋ぐ          心地良い 時間

そのまま いつまででも 明かせるような 空間

腐らない程度に 浸っていよう


6月15日   Tuesday

ファインダーを 覗いたまま   空を 見上げる          
真っ白い雲が 左側から 流れてきて   右側に 消えていく          

そのまま どれくらいの時間を 過ごしたのか 覚えていない

考えてる     考えてる               

何度も 何度も 掬い上げては     指の間から堕ちていく 過去を 追いかけて

6月は 脳ミソが 溶けそうで          7月は 心が パンクしそう


6月14日   Monday

今から 5分経ったら        『 今 』 は もう   『 さっき 』
今から 1日経ったら        『 今 』 は もう   『 昨日 』
今から 1ヶ月経ったら       『 今 』 は もう   『 先月 』
今から 1年経ったら        『 今 』 は もう   『 去年 』
今から 何年か経ったら      『 今 』 は もう   『 いつか 』

『 過去 』 を 区切る 単位

お母さんから 電話があったよ     『 ホタルを 見に行ってきた 』 んだって

また 『 1年 』 過ぎたんだね

あれから 『 13年 』          私は 『 22歳 』

キミが この世界で 私の隣で 生きていた時間より
逝なくなってからの 時間の方が いつの間にか 長くなってた

叶わなかった キミの 『 将来の夢 』 は     私が 代わりに 届けたよ

この先 私が何年 この世界に生きていても 忘れることは ないでしょう

真っ白い 小さな紙に 描かれていた     9歳だった キミの夢     叶うことのなかった キミの夢

『 おとなに なりたい 』



今でも 想うんだよ

どうして キミじゃなきゃ いけなかったのか
どうして 私じゃなきゃ いけなかったのか

想い続けてる          ずっと   ずっと


過去に生きるのは やめよう   と

それでも          ひたすらに     ただ ひたすらに     想う時間

キミに 会いたい


6月13日   Sunday

去年の   今日

どうしても キミの産声が 聴きたくて       『 陣痛が始まったよ 』 って 連絡の後 特急に飛び乗った
長野から 山梨までの 電車の中       心臓の ワクワクが どんどん膨らんでったのを ハッキリと覚えてる

駅に着いて 産婦人科まで       かなりのスピードで 車を走らせた
病院の入り口から 分娩室があるフロアまで     エレベーターが 待てなくて 階段を 駆け上がった

しばらくして ドアの向こうから 聴こえてきた キミの声          涙が 止まらなかった

分娩室から出てきた キミのパパは     『 おめでとう 』 って みんなに言われるのが 恥ずかしくて   
お医者さんみたいな エプロンと マスクを 着けたまま     テレビでやってた 巨人戦を 見てるフリ

覚えてるよ          ひとつ   ひとつ   覚えてる

小さな口で   大きなアクビ          小さな手で ギュッと握る ママの指
寝返り        ハイハイ        独人あそび        離乳食        ・・・・・・・・

3メートルくらい 歩くようになったって この前 キミのママが メールをくれたよ

ひとつ   ひとつ   嬉しくて          ひとつ   ひとつ   愛しくて



塁   1歳   おめでとう


6月12日   Saturday

『 おめでとう 』 の メールさえ 贈れなかった               だって 私も その場所にいたかった

何でだか 目に浮かぶんだよ

愛媛の どこかの 山の中       音と 感情が 転げまわってたんだろう

お腹の中じゃ きっと ベビーが 転げまわってたんだろう               笑って   笑って

知らない人が 見たら 『 ・・・・・ ? 』 って 思うような          そういうの

その場所に いたかった


サヤ   ジュンちゃん   結婚 おめでとう


6月10日   Thursday

見上げる 景色          見下ろす 景色          どっちが 綺麗だろう


6月9日   Wednesday

帰宅ラッシュを過ぎた街に 鳴り響く 甲高い サイレン
目が廻るほどの 車や 人を 縫うように走る ダブルデッカーの クラクション
地下鉄の プラットホームへ向かう 長いエスカレーターの下 誰かが吹いてる サックス
物乞いをしてる人の 細い手に握られた 紙コップに 誰かが 小銭を投げ入れる 虚しい音
観光客を乗せて 走りまわる 黒塗りオースチンの 震える エンジン音
自動改札のフラップが 忙しく 開いたり 閉じたりする 硬い音
どこかへ急いで 早足で通りすぎる 女の人の ヒールの 冷たい音

                 ・
                 ・
                 ・
                 ・


6月8日   Tuesday

Alex は ロシア人

他人には 『 18歳 』 と 言っているけれど     本当は 16歳
語学学校の 学生証を見ては     『 IDカードの誕生日 ごまかせないかなぁ? 』 って 言う

16歳だけれど     19歳にも 20歳にも 21歳にも 22歳にも 見える
最初に 『 何歳? 』 と 訊いた時     真剣な目をして 『 107歳 』 って 笑ってた

人懐こいけれど     周りの人は あまり近寄ろうとしない
たぶん 近寄りがたい オーラを持ってるから    と    パンクで 時々 でっかいウニみたいな 髪型してるから


Alex は ロンドンで 初めて出来た 私の 『 トモダチ 』   で
昨日 知り合った 『 赤いモヒカンの パンクな オッサン 』 は Alex の 『 トモダチ 』


6月7日   Monday

Camden Town の マーケット で     いつも 片手に Dr. Martin の ショップの宣伝看板を持って     もう片方に タバコか ビールを持って メインストリートを 行ったり 来たり 歩いている    赤いモヒカンの パンクな オッサン

観光客に カメラを向けられてるの 何度か見たな

1月に 少しだけ ロンドン来た時も 見た覚えがある

ロンドンで 初めて出来た 『 トモダチ 』 に 誘われて Camden Town に 飲みに行ったら     カウンターで 赤いモヒカンの パンクな オッサンが ビール片手に 私たちを 待っていた

名前は    Andy

何だか とても 嬉しかった


6月6日   Sunday

時々   足元   見つめてますか?

大切なもの   踏みつけては いませんか?


6月5日   Saturday


周りを 見渡す          

知り合いなんて まだ 1人もいない
もう 夜8時を過ぎてるのに 太陽は まだ 右斜め上で 笑ってる

『 私たちは 白い街に堕ちてしまった 黄色い染みだ 』 なんて 
どこかの映画で 聞いたような 哀しいセリフを 誰かが吐く

景色が 溜め息色に 染まりかける          そんな時は

深く   深く   呼吸をする               肺イッパイに 空気を吸い込む 

細く   長く   優しく   吐き出す 

誰にも 気付かれないように               感情を 洗い出す


6月4日   Friday

限りある 時間を 命を 自分を   こんなにも温かく 上手に 『 生きている 』 人たち

求めて 喚いているだけではない

内側から 留まることなく溢れる   目には 見えないはずの   手では 触れられないはずの 感情を
カタチ  色  光 あるものに   変える          表現者たち

それは 時々 他からは 理解されない          それでも 彼らは 創り続ける

この先も きっと 彼らは そうやって 『 生きて 』 いく


6月3日   Thursday

履き慣らしたはずの 靴で     靴ズレ          
カバンに入ってる バンドエイドを 取り出して     今にも 皮が剥けそうな 痛々しい カカトに貼る

換えたばかりだったはずの フィルムが     もう終わり
カバンに入ってる 新しいフイルムを 取り出して     撮り終わった フィルムを 巻き戻して 交換する


履き慣らしたはずの 靴で   靴ズレになるような          換えたばかりの フィルムが すぐ 終わるような

ここは そんな場所          だけど ね          もっと   ずっと   

そこから先に 広がってる     色んな空間に 溶けてみたい


6月2日   Wednesday

純粋に ただ ひたすら そこにある時間を 楽しむ     『 子ども 』 のような 『 オトナ 』 が多い


6月1日   Tuesday   9:00pm

Covent Garden          フィルムが 何本あっても 足りなくなりそうな そんな場所

カラフルなショップが たくさん 並んでるから?     美味しそうなカフェが たくさん あるから?

違うよ     違う     そんなことじゃない

『 人 』 なんだ               『 人 』 そのものが 素敵な景色

似顔絵描き     ジャグラー     ダンサー     弦楽奏者   ・・・・・・・

それを囲む 数え切れない 人               音     光     流れ

その時間の真ん中で         トリハダが 起った          涙が 出そうだった

人間を 『 綺麗だ 』 と 思った


6月1日   Tuesday   8:20pm

同じ瞬間に 生るのに 日本の時間を 追いかけてる       8時間

私が 朝 目覚める頃     街は 帰宅ラッシュの 準備中
私が フラット探しに 出かける頃     人は 夕食も終わって お腹イッパイ
私が 歩き疲れて 座り込む頃     時間は 『 明日 』 に 着替え中

私が 部屋に戻って これを書いている 今

キミたちは きっと 暖かい布団の中で 夢を見てる


5月31日   Monday

覚えていたよ   今日は キミの 『 誕生日だ 』 って       午後 6時      さっき 電話したけれど 出なかったね       当たり前か       日本は もう 6月1日 午前 2時


5月30日   Sunday

留まることなく 溢れ出てきて 流れていく     目が廻るほどの 人ゴミに 慣れられるだろうか


5月29日   Saturday

探さなくちゃいけないのは  バイトや フラットだけじゃ ないみたい


5月28日   Friday

部屋の窓から 見えるもの

空   雲   アスファルト   芝生   車   家   看板   人   赤と 黄色と ピンクと 白の バラ   変な花   変な木   鳥   テレビのアンテナ  ゴミ箱   街灯   飛行機雲   






5月28日   Friday   5:20 am

      着  London,  UK