かなる日記
2000.01.22
全豪オープンテニスのサポーター
どうしてテニスの話をここで出してくるのか。
そりゃあ、ブラジルとスペインだからだよ。
ぼくの好きなクエルテンという、ブラジルのテニスの選手が全豪オープン1回戦で負けた。
どこがいいって、軽やかなステップ。しなやかな腕のうごき。これまでの、テニスの選手の概念とは、違う軽やかさに、目を奪われるんだ。全仏オープンで、ほとんど無名のまま優勝をした。
以来、ますますパワーをつけてきていて、応援しているぼくは、とてもうれしい。
そんな彼は、ウィンブルドンじゃあ、めっきり弱い。なんたって、ブラジルには、芝のコートがない。
クエルテンも、サッカー少年だったのが、なぜかテニスになっただけ。先輩もいないし、施設もない。
彼を応援するブラジルのひとたちだって、テニスの応援なんてなじみがない。勢い、サッカーと同じになる。つまり、カナリア色のブラジルチームのユニフォームを着て、飾り物の帽子をかぶって、国旗を振って、歌を歌う。そのまんま。
クエルテンくんも、黄色と緑のウエアを着ていたこともあった。にこにこしていて、元気な青年。客席には家族が見に来ていて、お兄ちゃんは彼女を連れてきたけどぼくはひとりだもん、とか、今でもおばあちゃんに怒られている、とかインタビューでもごきげんで、報道陣にも人気があったらしい。話すことといったら、サッカー、サーフィンのことばかり。最近、彼女ができたみたいで、日本の解説者の柳さんに「クエルテンも彼女ができるほど大きくなったんですねぇ」と、およそ20歳とっくに過ぎの人に言うことじゃないような発言を、孫の七五三みたいにうれしそうに語っていた。
サンプラスみたいに、テニスエリートといった雰囲気じゃなくて、アガシみたいに世慣れていなくて、ほんと楽しそうにスポーツしている姿が、多分テニス界には新鮮だったんだろう。
一方、くるくるくんに勝った、選手は、スペインはバルセロナ出身。そう、熱狂的なバルサフアン。
ここにもいたよ、サッカー少年。
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