リハビリテーション(内科病棟その弐)
はっきり言って、内科病棟のほうが好き(笑)
外科の実習もあったけど、私の場合は辛かった( ̄▽ ̄;;整形外科実習は好きだったけど。
一般外科病棟の実習は展開が速すぎて、その割には実習期間が短すぎてあまり学べなかった。
ってゆーか例によって例のごとく、レギュラーの学生にオイシイ患者さんを取られてしまったから、
私が受け持てたのは術後2日目にして病棟内歩行フリーという(笑)
そんな訳で、内科病棟の思い出。
内科病棟への実習は全部で2回行った事になる。
1回めは一般内科、2回めは別名「リハビリ病棟」と呼ばれる内科。主に脳梗塞の後遺症の
患者さんがリハビリ目的で入院されているところ。
だからその病棟での生活そのものが全てリハビリテーションに繋がるようになっている。
朝起きて、自分で歩いて洗面台に行って顔を洗うのも、清拭の時に出来るところは自分で
身体を拭くのも、パジャマのボタン掛けや靴下を履く事も全部がリハビリ。
ADL(日常生活動作)を上げて、家に帰って生活できるように…みなさんガンバっている。
学生がそんな病棟に行って実習で出来る事って何だろう…
今までの病棟では、何でも手伝ってあげてやってあげていたことが多かった。
だけどこの病棟ではそれは出来ない。自立を促さなくちゃいけないんだ。
そこで、患者さんの趣味に着目してみた。
受け持った患者さんは大の相撲ファンだそうで、病室に番付表まで貼っている(笑)
その患者さんは脳梗塞で左麻痺になって、言語障害もでてしまっていた。
相手の言っている事は正確に理解できるけど、自分が発語する時に言葉が出ない。
頭の中にはきちんと言葉が浮かんでるけど、麻痺のせいでいわゆる「口がまわらない」状態。
毎日のリハビリで言語訓練を受けている患者さんだった。
「この患者さんが楽しみながら言葉の練習が出来る方法は何だろう???」
そう考えて思いついたのが、力士の勝ち星表(爆)
日本相撲協会のHPを覗いたら、幕内力士のデビュー戦から現在までの戦績や得意技が
その力士の写真つきで公開されている。
「これだ〜!!」早速印刷して翌日実習場所で指導者さんと言語訓練士に相談してみたら
OKがでた(^。^;)ホッ
患者さんのベッドサイドに行って「今日はこういうものを持ってきました」と見せる。
「これをみながら一緒に練習しましょうか」と声を掛けて、了承を得て。
「貴乃花対曙、寄り切って貴乃花の勝ち」とかいう文章(笑)を患者さんと共に声を出して読む。
喜んでもらえたみたいだ・・・よかった・・・安堵する。
内科病棟で勤務したい・・・この実習を通して思った。
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