昼メロいんこ
ほっかいどいんこHPでは 話題騒然(?)の魔性の
めすいんこTすけさん(仮名 4才 腫瘍持ち)との
接触に成功、独占インタビューをものにしたっっ!!
彼女は現在 結婚を果たし その毒牙、もとい 魅力
でメロメロ骨抜きにした、もといもとい(^^;、愛を育
みあった旦那様(G坊さん;仮名7才)と結婚生活
ラブラブ〜であり ご機嫌麗しゅうだったのが インタ
ビュー成功につながったものである。
以下 彼女との独占インタビュー完全版をお送りする
っっ!!
「めすいんこの魅力って何だと思う?」
彼女はフフフと余裕の笑みをかまし、インタビュアー
の私に いきなり質問を投げかけた。
「卵を生みやすそうなグラマーな体型、でしょうか?」
とまどいながら私が答えると 彼女は途端に高笑い
を(高飛車に)飛ばした。
「オーホッホッホッホ!やっぱりお馬鹿さんね〜、
グラマーなんてゆえば きこえはいいけど 要するに
あんなの土管よ、土管。肉付きがよけりゃいいって
思ってるんだから あなたも まだまだね〜」
言い方の横柄さは 彼女の外見から想像できない。
彼女の外見・・・そう まるで貧弱、おまけに腹の下
の腫瘍はぶかっこうにぶら下がっており、何故 彼女
がもてるのか?「あなたもまだまだね〜」などと ぬか
されちゃ いくらインタビューの最中とはゆえ ムカっ
とくるではないか。が。彼女は こちらの気持ちを
見透かしたように語り始めた・・・。
「そうよ。私の見てくれってば とっても貧弱よ。
これは 生まれつきなんだから しょうがないわよね
。あげくに栄養不足で子供の時 死にかけたくらい
だもの。
卵うむお年頃になって。卵生み出しても 一向にオス
いんこにもてなかったのは きっと貧弱な体型の
せいかしら?って思った時期もあるわ。
それでも なんとか 最初の旦那とっつかまえて
結婚したのだけれど。この時 体型が問題なのでは
ない、って考えが 私の中で湧きあがってきたわ。
だって・・・。」
彼女の身体がきゅっと引き締まり 羽根が半開きに
なり 黒い目が 宙をただよいーそう、彼女は何かを
思い出して 怒り始めたんである。
「あいつ!私を捨てて 鏡に走ったのよっっ!?
鏡って どこが グラマーなのよっ!?
だいたい!いんこの形すらしてないじゃないっ!
正真正銘のいんこの私が なんで鏡に負けなきゃ
ならないっていうのよっ!?」
すさまじい怒りの波動に インタビューは もはや
続行不可能かと思われた。
彼女はプライドを傷つけられたのを根に持っておるの
だ、いまだに。やはり セキセイインコのねちっこさ
は 彼女にもしっかり根付いておるのだ。
と、冷静に分析する視線で 彼女も理性を取り戻し
たようである。相手に分析されるよーな失態は やは
りプライドが許さぬのか。
彼女の(無意味な)プライドの高さを 改めて思い知り
これからインタビューを終えるまで どれだけ気を
配りゃいいのか?と思うと眩暈でクラクラしそうに
なったが とりあえず。インタビュー打ち切りの第1の
危機だけは 乗りきった私は 内心を悟られぬよう
そろそろと切り出した。
「要するに。いんこの魅力は 体型とか まあ 外見
にあらず、ということですよね?」
「コホン(←体制の立て直し、というところか?)、そう
、そういうことね。つまり。元亭主が鏡に走ったって
いうことは 言い返せば。私の貧弱な体型に対する
劣等感を払拭させたのは 事実よ」
・・・(−−;一体 どーいう論理なのだ?一瞬 納得
しそうになっただけに 恐ろしい・・・。
体制の立て直しに成功(?)した彼女は こちらの
ことなんぞ目にはいらなくなったらしく 話をガシガシ
続けた。
「結局。卵うんでいる間、私は男にめぐまれなかった
のねー。でも それは 体型のせいでは なかった
・・・。足りなかったのは・・・」
「足りなかったもの、とは?」
「いと哀れなりけり・・・」
「・・・・・はっ??」
彼女はフフンと鼻をならした。やはり理解できなのね
といわんばりに 私を一瞥した。
「卵のうみすぎで、私は腹の下に腫瘍ができちゃった
のよね。しかも こんなにでかくなるなんて、予想も
してなかったわ。」
彼女は股の間から 腫瘍をちょっと腹立たしげにつつ
いた。
「ゆっておくけど。これって とってもかっこ悪いけど。
かっこ悪いだけじゃなくて 私の体調も実際 とても
悪くなったわ。いつでも しんどい、って感じなのよ。」
「本当につらそうですよね。」
インタビューの間の彼女の高飛車な態度に腹をたて
ていたのを一瞬忘れ、私はしんみりと相槌をうった。
「でも 得たものもあるわ。それが「いと哀れ」よ。」
彼女は高らかにそういい放つと 床に準備してあった
ペレットをポリポリと食べたのであった。
ちなみに。今回のインタビューに際し 当方は Tすけ
さんのもてなしについて 細心の注意を払っている。
すなわち。事前調査で相当プライドの高いことが判明
しておったので 「いんこに対する最高のもてなし」を
セッティングした次第である。
話はやや逸れるが「いんこに対する最高のもてなし」
について補足しておこう。
彼等を最高にもてなすには 「ごちそう(要するにえさ)
を床にじかにばらまく」ことが肝要である。
通常 えさは「えさ箱」にいれるもんであるが、これは
決していんこにとって うれしいお食事形態とはゆえな
いのだ。彼等が1番喜ぶのは 「地面にばらまいて
あるえさをつつき食う」ことなのであり、飼われいんこ
の立場上、いつもは「えさ箱」から食べることを余儀
なくされているだけに 「ばらまかれたえさ」は いんこ
のご機嫌を取るには うってつけの手段なんである。
従って。もし 彼等になんぞ記念日のお祝いでもして
あげようと思うなら。いつもの好物を 床にばらまいて
やれば良いのである(^^)v、自分でいうのも何だが
これはかなり使えるアイディアである、わっはっは。
話をもとに戻そう。
「いと哀れ・・・ですか?」
「そうよ。」
満足気にペレットをポリポリした彼女は 再び語り
始めた。
「からだがしんどければ しんどいほど はかなげ
パワーが発散されるのよ。
で。はかなげパワーを発散させる私は 外界から
「いと哀れ」に見えるのよね。
それが いんこの男心をくすぐるって寸法よ。」
はかなげパワー(−−;・・・「いと哀れ」が男心をくすぐ
る・・・呆然・・・・
「あら?何ぞご不満でもおあり〜?実際 そうじゃない
こと?いんこだけでなく あなただって」
そう言うと彼女はニヤリとした(ように こちらには見え
た)。
「私の「いと哀れ」ネタにして 絵かいてHP上ですっぱ
抜いたんじゃなくって?」
彼女は どーだと言わんばかりに私を見据えた(よう
に見えた)。
〜〜〜〜〜(−−;;;;。は 反論できぬ それは事実
であった・・・・。(証拠画像はこちら^^;)
インタビューの場は完全に彼女に主導権を握られて
しまった。
「で。「いと哀れ」な私にまいちゃったのが 今の私の
ダーリンよ。」
彼女はうっとりと遠くのカーテンレールでなごんでいる
G坊さんを見やった。
まいっちゃって ぞっこんなのは あんたの方じゃない
のかと 心の中でツッこんでみたが とても口に
出してみる勇気はなかった・・・(−−;。
「彼がアタックしてきた時は驚いちゃったし 腹もたっ
たわ。だって、私は卵うむのにすっかり疲れていたし
あげくに腫瘍も出来ちゃって からだがだるかった
しね。アタックする時期が遅すぎるんじゃいっ!とか
ほんと頭きちゃったわ。だから 最初は冷たくあしら
ってしまったのよ。
でもね。熱心な彼に私も 少しづつ 心動かされて
いったわけよ。で。その課程で 私の何が彼を夢中
にさせたのかもわかってきたって わけよね。
アタックの時期が遅かったんじゃない、私に「いと
哀れ」な魅力が身についたからこそ、彼は私の元へ
来てくれたんですもの・・・(しばし うっとり)
そうそう、知ってる?彼のカキカキったら もう最高
なのよ、うふふ」
うふふ、とゆわれても・・・。んなこと知ったこっちゃな
いと 私は(心の中で)毒づいた。
「ところであなた、「耐性」って知ってる?」
「は?」
何なんだ、いきなり唐突に。
「薬なんか飲み続けると 効かなくなってきちゃうこと
、なんかですよね?」
一応 いんこの飼い主も兼任しているので そのう炎
なんぞに投薬する際 抗生物質は使い続けると
いんこの体内に「耐性」が出来あがってしまう、という
のは知っておったので 何とか答えることは出来た。
彼女は満足そうにうなづくと(飼い主をテストしてみた
、というわけかよ?(怒))、
「そうよ、それが「耐性」よ。で「いと哀れ」にも耐性が
出来ちゃうのよね。」
「はぁ・・・」
だいたい わかってきたぞ。彼女はこれから告白せね
ばならん出来事を「耐性」なんていう言葉で説明する
ことでプライドを保とう、としているわけさな。
案の定である。彼女は例の話を語り始めた。
「私とダーリンは ラブラブでついに結婚したわ。
新婚生活はとっても幸せだったわ。
でもね、「いと哀れ」に対してダーリンに「耐性」が
出来あがってきてしまったのよ・・・。」
(ほ〜ら やっぱり)
「ダーリンは一人ですごす時間が多くなって 私に
寄りつかなくなってしまった・・・。
それも「耐性」が出来ちゃったから、とわかっていても
私は寂しかったわ。おかげで 頭が半分ハゲてしまっ
たのよ。」
(ハゲたのは G坊から いいだけもらっていた うま
いゲロゲロもらえなくなったからじゃろが(−−;。
傷心のハゲとは こりゃまた 体裁のつく理由 でっち
あげたもんよのー(あきれ))
「でも。この傷心が私の「いと哀れ」に磨きをかけて
くれたわけよ。パワーアップ版「いと哀れ」が誕生し
たんだわっ!」
パワーアップ版「いと哀れ」(−−;;;ときたか・・・
「パワーアップした新しい「いと哀れ」に「耐性」なんか
出来てなくて。最初にこの効果が現れたのが 元亭
主だったってわけよ。彼は、鏡よりやっぱり私の方が
いいって言ったわっ!
あたり前じゃない!よーやく気がついたのか、って
ゆってやりたかった位だわ!」
彼女はそっくりかえって高笑いした(ように見えた)。
「過去に私を捨てた男よ、本当ならビンタの一発でも
くらわいたいってとこだけど。
私にとって最愛のダーリンが 私に目を向けてくれ
る為には パワーアップ版「いと哀れ」で充分なのは
わかっていたけれど、ちょうどいいカモが現れたん
だから、これを利用しよう、と思ったわけよ。
すなわち、元亭主に気のある素振りをして だんなの
嫉妬を燃やす作戦よ。」
(うそつけ。あんとき G坊に捨てられそうになって
近づいて来た元亭主と まじでヨリを戻そうとしてヨロ
メキかけてたじゃんかーー)
「作戦は成功したわ。嫉妬に燃えてダーリンは私の
元にすっとんできたわ。そしてパワーアップ版「いと
哀れ」でまた 私にまいってしまっちゃったってわけ
よ。」
彼女は得意の絶頂状態に突入しておった。もはや
彼女を止められる者なんぞおらんがな。
「元亭主と愛しいダーリンに挟まれて カキカキされた
時は最高の気分だったわっ!私の魅力が 両手に
花となって開花したってわけよ」
2羽に囲まれてカキカキされていたあの図のことか。
あれは かなり「昼メロメロメロ〜〜」で すごかっ
た(−−;・・・)
「元亭主の役目は終わったわ。今回は私が彼を捨て
てやったわ!鏡なんかに走った結果よ。」
彼女は しっかり復讐を果たした、というわけだ。
やはり 恐ろしい女である・・・。
会見の最後、私は恐かったけど どーしても判らない
疑問を彼女にぶつけてみた。
「今後 パワーアップ版「いと哀れ」に対する「耐性」が
G坊さんに出来る可能性は・・・?」
彼女はキッとして言い放った。
「あり得ません。「いと哀れ」はパワーアップし続けて
いるんですもの!耐性なんぞ 出来ている暇なんか
ないのよっ!」
彼女はえらく気分を害してプリプリ立ち去った。
インタビューの最後で質問したのは 正解であった。
とにもかくにも インタビューがとれたんじゃから。
ぐったりして私は 会見場に散乱したペレットの砕けた
粉の後始末を始めた。
と。そこに彼女がいきなり戻ってきたんである。
「ゆっておくけど。私は女優でも何でもないわ。「いと
哀れ」は 演技ではないのよ。私が腫瘍という爆弾
と共に手に入れたものよ。
命はってるってこと 忘れないでよねっ!」
毅然と言い放つと彼女は G坊さんの元へ駆け寄って
行った・・・。
その後姿は まさに天晴れ、であった。
彼女の魅力の源泉を 見た思いであった。