いんこの為の飼われ方講座

第2章 これだけは 覚えておけ!

飼い主が決まり 新たな生活をスタートさせる いんこ諸君、
基本的に 君達は 好きなように のびのび 過ごせばよろしい。
選んだのは 飼い主であって 君達の意志ではないわけだから
飼い主が 君達に関する全責任を負うべきなのである。
従って、極端な話 次の章以降 べらべら 書かれている内容
なんぞ めんどっちいなら 無視して 一向にかまわぬ。
んが。この章だけは きっちり頭に叩き込んでおきたまえ。
君達の明るい未来のため、の重要なポイントだからな。

1 必殺技伝授 困った時は 頭を45度かしげろ。
君達は 飼い主から与えられた環境で のびのび暮らせば良い
わけだが 何故かわからぬだろうが 君達のやってることが
飼い主を怒らせることがある。
君達には 何が原因なのか とんと 見当がつかぬだろうし、別に
無理に 原因究明で 頭を悩ます必要もない。
困ったことになったのなら 飼い主が 対策をとるべき、なのだ。

とはいえ。飼い主がムカッとしている顔をいつまでも 眺めている
のは 面白くなかろう。
このような時 必殺技を使うのだ。
なんで こんなことが 必殺技になるのか?飼い主という人間の
心理学的問題なので くどいようだが 君達いんこが 頭を悩ま
せんでもよろしい。
要するに 理由なんてどーでもいいから まずいかな?と思ったら
頭をくいっと 斜めにかしげれば よろしい。
難しいポーズでは ないじゃろ?いつもの 何気に上方を眺める
時のポーズだし。
とにかく やってみろ。ついでに 視線を飼い主に合わせれば 効
果倍増である。
あんなにプンプン怒っておった 飼い主の態度が ふにゃふにゃ
の骨抜きになって 「○○ちゃん かわいい〜」(でれでれ〜)と
なること 請け合いである。
おいおい 一秒前までの怒りは 何だったわけ?と ツッコミたくな
るほど 飼い主に絶大なる効果をもたらす キラーポーズなので
ある。

飼い主という生物は いんこには わからぬ 感情やら思考やらで
複雑で小難しいように装っておるが なぁに 案外 単純で扱いや
すい生き物なのである。

気持ち良くいんこ生活を過ごす為に しっかり 頭かしげポーズを
修得しておくことをおすすめする次第である。

2 具合の悪い時は無理をしてでも 膨らめ!
これこそ 最も重要な事である。頭にしっかり 叩き込んでお
かなければならぬ。
君達の言い分は よく わかる。
「そんな無理いわれたって〜、体調悪いのは 隠しておかないと
危険じゃない?本能的なものなのに 本能に逆らえってのは
無理あるし からだに もっと負担かかりそうじゃん」
いや お説ごもっとも。本能的に 君達は 体調が悪いのを隠そう
とするものだ。自然界では 敵に弱みをみせることが 命とりに
なりかねぬのだから 本能の防衛手段なのは よーく わかって
いる。
しかし。君達の本能は 自然界で生き抜くには 必要なのだが
飼われいんこに 厳しい自然界のような敵は いないのだ。
敵がいないのに 元気なふりをする必要性など 全くもってゼロ
なのだ。
飼い主と言葉によるコミュニケーションをとることが出来ない以
上、君達は 体調が悪いことを 態度で伝えなければいけない
のだ。
それなのに、本能に従って 元気なフリをしていたら 飼い主
に 伝わらなくてはならないシグナルが 飼い主に伝わらない
ままになってしまいかねない。
確かに ほんとに元気か 元気なフリをしているのかを 飼い
主が見極める責任は ある。
しかし ことは 命にかかわることなのだから 君達いんこ側
も 伝える努力をしなくちゃならん。
それが 本能に反する行動で 君達に負担になる行動だと
しても、である。

「結局 どーすればいいわけ?」
と不満たらたらの声がきこえてきそうじゃが 要するに。
ちょっとでも 具合悪かったら すぐ 膨らめ。
無理してでも 膨らめ。飼い主が見ているなら 更におおげさ
に膨らめ。本能に反してでも 膨らめ。

これだけは 頭に叩き込んでおくように(厳命)。

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