飼い主のぼやき


いんことドライブ

ぼやきノート

気持ちのいい季節がやってくると なんだか
ドライブにでかけたくなるもんである。
運転免許を持ってない私は 専ら助手席が
指定席となっている。

助手席というのは ドライバーを補佐する人が乗
るから 助手席というのだ、というのは 常識な
のだろうか?
実は白状するが 成長課程で 学んだ記憶がなかっ
たのだ。で ある時 のほほ〜んと助手席で寝とぼ
けておったら 運転担当の夫が 青筋をたてて わめ
いて 初めて知った衝撃の事実だったんである(^^;

それ以降、助手席に乗る者の心得が 関をきって
次々と発布されるようになってしまった(とほほ)
寝とぼけるなど もってのほかであって 缶ジュース
の蓋あけは 素早く だの 高速道路や駐車場の券は
スムーズに受け渡しすれ だの あーだ こーだ と
ともかく うるさい(~_~;。
あんまり うるさいので 「運転手って そんなにえ
らいもんなのか?」とちょこっと 反論したのは
失敗であった。
すぐさま 「車中 運転手 絶対君主令」が 施行さ
れてしまった(T^T)。
これがまた えらく横暴な法令で 運転にちょっと
でも文句をつけると 反逆罪になってしまうのだ。
カーブで遠心力がかかって 「ひえ〜」などと言
おうもんなら 隣の君主様のこめかみが ひくひく
動きだすのだ。こらえるのだ。
君主様の御機嫌を損ねると また 何ぞ法令が増や されるか知れぬ。たまったもんではない。

で。前置きが長くなってしまったが よ〜やく
いんこ登場、である(笑)。
1泊2日ぐらいなら 留守番でもさせておけるが
2泊以上になると 流石にいんこを置いて出かける
のは心配になので いっしょに連れて歩くことに
している。
いんこを思いやって、というのではない。折角
出かけるのに 留守番いんこのことを心配してい
ては楽しいことも楽しくなくなってしまうから
である←すんげー身勝手な理屈(^^;;;

とにかく。うちではいんこを乗っけてドライブ
することが 多い、ということを言いたいんであ
る^^;
騒ぐと危ないので 篭に布をかぶせ、強制的に睡眠
させて移動する方法を採用している。
いんこも慣れているので「またか〜」というかん
じである。

ところが。ある日のこと、セキセイのメスいんこ
の御機嫌は麗しくなかった。
セキセイのメスは 一般に気が強く 「わたしが女
王様よっ!」とのさばりがちである。
その彼女が御機嫌の麗しくない状態で 車中のいん
こになってしまったんである。

ドライブが始まり ほどなく車がガタンと揺れた。 「ぎぎょぎょっ!」
布を被せた篭の中から 女王様の不機嫌そうな声が
あがった。
しばらくして また 車が揺れた。
「ぎぎょぎょぎょぎょっっ!!」
間違いない、彼女は運転が下手くそだとわめい
おるのだ....。
私は こっそり 隣の運転君主様の顔色を伺った。
ま まずい....。運転にケチをつけられ、君主様
のこめかみが ひくひく 動きだしているよ〜。

車中の空気は 一挙に険悪ムードに覆われた。まず
い、これは ひじょう〜にまずいぞ。
ガタン。ひっ!?
「ぎぎょぎょぎょっ!」( 抗議すんな〜!)
「やかしいつ!!(怒)」(ぎょえ〜〜(泣))
(ど、どうしよ〜、女王様と君主様じゃ 手に負え んぞ〜〜、(号泣))
「ぎぎょぎょぎょぎょぎょぎょっっ!!」

うぬ〜〜....。こめかみはピクピク動いていたが
君主様の唇は真一文字でこらえている。
流石の君主様も 人間の論理がいんこに通じぬと思
ったらしい。こういう場合 1歩ひいた方が負け
である。
押し切って 女王様に軍配が上がったんである。

その後のドライブは 女王様のやりたい放題であっ
た。車が揺れれば 「ぎぎょぎょっ」、ブレーキの
踏みかたが悪いといっては「ぎぎょぎょっ!」、
カーブの遠心力が気持ち悪いと「ぎぎょぎょっ!」

ドライブの間中 だんなは 女王様の鍼雑言に耐えて
おった。横目で それをちらちら眺めながら 内心
「車中 絶対君主令」の鬱憤を晴らしてくれた女王
様に拍手していたのは 秘密である(^^;;;。



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