いんこ小話集「ほっかい豆いんこ!」
第1部 メルマガバックナンバー:003号
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ほっかい豆いんこ
不定期配信
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Kaede/8803/
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003号
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1 いんこ小話
このコーナーは 本体HP「ほっかいどいんこ!」のコーナー
から こぼれた小話 一発ギャグ ほろりとする話などなどを
楽しんでください(^^)
「犯行現場にて」
とあるマンションの一室に 彼が到着した時には
すでに 数人の捜査員が 室内の検分を始めていた。
「おやっさん!」
彼を見つけた捜査員の1人が声をかけた。
「害者は これか?」
おやっさんと呼ばれた警部が じろりと 「害者」を
見下ろした。
「むごいなんてもんじゃない。バラバラどころか ギザギザ
なんだから・・・」
捜査員はそういうと 「害者」である「アイドルグラビア
写真集」の残骸をつまみあげた。
「むう かってない悲惨な事件だ・・。で この部屋の
住人は どこだ?」
「実は 友人といっしょに帰宅直後 この惨状を見た途端
気絶して 友人の呼んだ救急車で 現在 病院で手当て
を受けています。ショックが大きかったらしく まだ
事情聴取できる状態でないそうです・・・。」
「仕方ないな・・・。2人が帰宅した時 侵入の形跡は
残っていたのか?」
「友人によると なんら 変ったことはなかったそう
です。」
「室内も 害者以外 荒らされた跡はないのだな?」
「はい・・・いえ・・・そういえば ティッシュが・・」
「ティッシュ?」
捜査員は 犯行現場近くに転がっていたティッシュの
箱を指差した。箱からはみ出たティッシュが やはり
ギザギザ ボロボロで 引きずり出されている。
「手口は同じだな、しかし 動機がわからん ティッシュ
に怨恨を持つ犯人の心理??しかも 侵入の形跡もない
密室の犯行・・・・」
難事件になるかもしれないー数十年の経験からくる勘が
警部の頭によぎった。ため息をついて 思わず 俯いた
時。
「ん?」
害者グラビアとボロンチョティッシュの間に はらりと
1枚の羽と乾いたフンが5個 落ちている。
よく見ると フンが点々と 隣の部屋に向かって 落ち
ている。
拳銃に手をかけ 驚きの声をあげそうになった捜査員
を するどい一瞥で黙らせ 警部は 半開きの隣の
部屋のドアの方に そっと近づいた。
作業をしていた他の捜査員も 息を殺し あたりは
一挙に緊迫する。
次の瞬間。
「抵抗するなっ!!」
怒声と共に 拳銃をかまえ警部が 隣室に飛び込んだ。
「ぴぎゃあぁあああぁぁあっ!」
驚きパニくった いんこが2羽 部屋の中を暴れ飛び
その衝撃で 一方のいんこの鼻の穴にへばりついて
いたティッシュの残骸が はらりと落ちた。
一瞬 ちょっと すっきりした顔をしたが そうだ
今 驚いている最中だったのだと思い出し 暴れ飛び
を再開。
2羽のいんこが乱れ飛び 巻き起こる風で 害者の
グラビア写真のちぎれた残骸とティッシュの残骸が
床からパラパラ舞上がり 現場騒然。
「・・・・・おい いんこって 起訴できるのか?」
拳銃をしまいながら 警部は 隣の捜査員に
つぶやいた・・・。
(この物語は 当然ですがフィクションです^^;)
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2 いんこ刷り込み計画
このコーナーは インコなんて 飼ったことないから
インコ好きの考えることは いまいち わからんよ
のー??という方の為の いんこ話コーナーです。
ちなみに インコの飼い方的 お役立ち情報としては
なんら 役立たずです〜〜〜(^^;。
さて。上の「事件」の解説をしよう。この事件解決
のキーワードは 無論 フンである。
んが この いんこのフンが 如実に彼らの犯行時の
心理と行動までをも 物語ってるのまでは あなたは
見抜けただろうか?(笑)
彼ら犯インコ^^;は 飼い主の留守中を 狙って 自分
達の居住地区から 侵入禁止地区に 入ってきた
わけである。おそらく 日頃 そこに 「いつか齧って
みたい」と密かに 狙っていた 齧りごたえのある
グラビア写真があるのは 知っていたわけだ。
飼い主がいる時は 侵入禁止も 齧り禁止も 厳しく
見張っていたはずで 彼らインコも それが「悪い
こと」だという認識を持っていたのは 十分 推測
出来る。なぜなら、彼らは 侵入禁止区域に侵入
した途端 フンを 犯行現場まで 点々と残して
いるからだ。
他のインコは 知らないが 私が飼ったインコは
みな 「悪いことをしよう」とする時 ドキドキ
する気持ちを静めるように まず フンをするん
である。
つまり。隣室から犯行現場まで 点々と残っていた
フンは 犯行現場にたどり着くまでに したフン
であり フンをしながら どんどん 罪悪感が薄れて
いったに違いない。(フンには そういう効用も
あるってことだ。)
ここから わかることは 彼らいんこは 飼い主
との「ルール」を充分に認識する能力があるという
こと しかし 認識はしても 怒る飼い主がいなけ
れば 「ルール」を破って 駄目だといわれた
いたずらを決行してしまうということ。
これって いたずら盛りの人間の子供の3才児くら
いと同じような印象なんだけど?^^;
というわけで 私は いんこの能力は 人間の3才
児に匹敵する、という持論である(笑)。
話を戻して。その後の犯行現場のフン5個は罪悪感
のフンではなくて 単に いつもフンをする間隔で
落としたフンであると思われる。
グラビアとティッシュを齧り千切り 楽しくて楽し
くて 仕方なかった、その犯行現場にいた時間が
2羽でフン5個分の時間だったことが推理出来る。
通常のフンをする間隔で推理するに 30分から
1時間といったところだろうか?
ついでに 楽しすぎて 羽の1枚も ポロリと
現場に落としてしまったのだろう。
ただし 換羽(羽が生え変わる時期ってのは いんこ
にはあります)ではなかった為 1枚こっきりです
んだのだろう。
換羽の時期の犯行なら こんなエキサイトする遊び
しておったら 現場に 何枚 羽が抜け落ちてた
か わからんぞい(笑))
どっちにしろ。罪悪感のフンやら 犯行現場のフン
と フンばっかして 齧りまくって遊んで すっかり
腹が減ったので 彼らは 自分達の本拠地にに戻っ
たんである。この時点で 悪いことをした
という自覚なんざ とうに 忘れており 満足感で
幸せいっぱいのご帰還だったに違いない。
鼻の穴にティッシュ 頭やしっぽにグラビアの千切
りカス くっつけて(笑)。
ささ こんな かわいらしい(そうかぁ?) いたず
らっこインコ あなたも 飼ってみませんか??(にっこり)
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