7月イベントのご報告。
4Mhz活動記録
この物語は実際の記録を元に多少(?)の
手を加えたものです。
「黒い影の謎」
登場人物
たつや・・・・・・回転の遅い探偵。4Mhzの主催でもある。
とうクン・・・・・回転の速い助手。4Mhzの主催。
Tぴー・・・・・4MHzメンバー
M美さん・・・・4MHzメンバー
Mちゃん・・・・4MHzメンバー
Y子・・・・・・4MHzメンバー
M太・・・・・・4MHzメンバー
「台風??ですか」
「うん、27日くらいに関東に接近するって。」
1年半前とほぼ同じ始まり方である。
この台風が雨台風なら、始まりはいつも雨である(古い?)
「台風の場合中止なのかなぁー?どうしようワトソン君」
「とうクンですっ!!残念ですが仕方ないでしょう」
「世界水泳もやっていることだし、泳げばなんとかならない
かねぇー。ピーター・ファンデンホーヘンバンドみたいに」
「ピ、ピー・・・良く覚えましたね、でも台風の中、川に流されたら
無理でしょう」
「そうか、みんなムサンバニ選手みたいになっちゃうか」
「たつやさんの水泳好きは良く解りましたから、
話題を天気に戻しましょう」
今日はとうクンの突っ込みが幾分かるい。
「僕は以前、朝必ず『目覚ましテレビ』で天気をチェック
していたのだよ。」
「なんですか?急に」
「天気はともかく司会の八木亜希子が好きでね」
たつやは、とうクンが最近、三谷幸喜監督『みんなのいえ』を
見てきたという情報を入手していたらしい。
「いいな。私の八木亜希子の女優姿を見たかったのに」
「天気と関係無いでしょう!!しかもどさくさに紛れて
私のってなんですか、何て腹黒い探偵なんだ」
とうクンの突っ込とパンチに冴えが出てきた。
相変わらず無駄話が多い探偵事務所である。
事件は当日朝から始まっていた。
たつやが遅刻したのだ。
さらに別の場所で集合する助手のとうクンも・・・。
いったいこの人たちは何を考えてるんだっ!!
と、4MHz会員たちの執拗な(?)口攻めにも屈しず、
「探偵は忘れた頃にやってくるのさ」
と納得できるような、できないような返答を繰り返した。
次の日は参議院選。
気分は半分『塩ジイ』。
とぼけたフリをすれば、みんな忘れてくれるはず。
とうクン・M太・Mちゃんの集合場所では
「M太くんが来ない!携帯にメールを出しても返事がない!」
「M太くんはメールを出しても返事が返ってくることが少ないんだって」
慌てるとうクンにMちゃんが追い打ちをかける。
「たつやさん!一人足りません!!」
とうクンは別行動のたつや・Tピーにメールを送った。
「誘拐事件か?まあいいや。出発しよう!」
「そんなあっさりと流していいんですか、たつやさん!?」
キャンプ場に着くなり、お昼ごはん。
ランチのメニューは、パスタとサラダ。
パスタはペペロンチーノとナポリタンだ。
「美味しいねー!」
途中合流したM美さんが言った言葉に
参加者全員がうなずいた。

「しかし、M太くんはどう・・・」
ランチが終わるととうクンが先ほどの疑問を再び発言しようとしたが、
たつやはそれを制するように言った。
「岩を登ろう!」
「やっと誘拐事件だと判断したんですね、たつやさん!」
「なにをトロトロしているのだ、早くっ!!」
「岩の上に黒い人影があったような気がしましたよね?」
「2時間推理サスペンスでは前半に出てきたそれは犯人じゃない。
そんな事はどうでも良いから早く!!」
キャンプ場は名栗川の源流で源泉に近いところだ。
ごつごつとした岩場を会員で登ることにした。
「ハイ、ちーず!」
たつやはMちゃんとM美さんをカメラに収めた。
「写真をとるだけですかっ!たつやさんっ!」
足場の悪い岩場の上でもとうクンの突っ込みとパンチが
炸裂する。
「全くいきなり腹を殴ることは無いだろう、あざが出来たら
ますます腹黒くなっちゃうじゃないか」
たつやは腹部を押さえながら言った。
「さて、夕食の支度に取りかかろう!」
「えっ?さっきランチから2時間もたっていないのに
もうディナーですか」
ランチの後はすぐにディナー。ディナーの後にすぐランチ
に比べれば何のミステリーでもないのに、たつやは腹の中で
考えるのだった。
もちろんとうクンの突っ込みを警戒してのことである。
何事もないように、夕食の支度が始まる。
ディナーのメニューは、
豚肉の丸焼き(1kg・バラ肉)とキャベツの丸煮
(ベーコンをキャベツの葉の間に挟み込み、コンソメ
スープで丸煮する料理)だ。
「こ、このキャベツの直径は、鍋より大きいですよ!」
「とうクン。これは難解なパズルだよ。」
そう言ったのもつかの間。
「エイッ!」
TピーとMちゃんの方から声が聞こえる。
「た、たつやさん!キャベツが鍋にちゃーんと納まってます!
真夏の夜のミステリーです!!」
「何を言っているんだ? キャベツを鍋にムリヤリ押し込んだだけだよ。
引田天功じゃあるまいし、種や仕掛けがあったとでも思ったのかい。」
「キャベツには芯はあっても種はありません。」
とうクン、キャラが逆転し始めているよ。
先を急ごう。紙面の都合もある。

日もとっぷりと暮れて、
コテージに移る。
「そ、そーいえば、Y子さんがまだ来てません!」
「とうクン、それは事件だ、明日の朝の卵とヨーグルトは
彼女の担当だ!!犯人はそれを目当てにっ!!」
「今回のキャンプは呪われてませんか?」
到着予定時間を過ぎてもY子は来ない。
携帯電話もつながらない。
ここで、M美さんの口から驚きの真相が告白される。
「J-Phoneはこの辺、ダメだよ。」
30分ほど過ぎてドアが鳴いた。
コンコン!!ノックの音と共に黒い影が!!
「遂に部屋まで犯人がきたか!!」
全員の瞳がドアに集中する。
「遅くなりましたー!!」
Y子が妙なテンションで登場した。
「ずいぶん前にキャンプ場には着いていたんだけど、
場内を30分くらい歩き廻っちゃった。」
どうやら事件は未遂で終わったようである。
男女が同じ屋根の下に集まれば、やることは一つ。
盛大に第2回ウノ大会開始。
「俺は何もしてないのに!!」
「いきなり何んですか?誘拐犯はたつやさん?」
「うるさいっ!何を言うのだボケっ!!何もしていない内に
負けが決まったんだよっ!!」
「口が悪くなっていますよ?声もでかいし。
何か飲まされたんじゃないですか?」
「飲まされたんじゃなくて、飲んでるのだ!ビール6本くらい
だけだけどね。」
「で、得点はSkipなどの文字は20点でWild などの黒いのは
50点で多いほうが負けですよ」
「だから何でこれが負けなのだ!!黒なんてどこにも無い!!」
「あるじゃないですか、か、隠したって無駄ですよ!!」
全員の瞳がたつやの腹に集中する。
「な、なんだ?」
「今日散々出てきた黒い影の原因はそれじゃないですか」
「俺が犯人だって?腹黒いから?貴様らこそ全員ではめる気だな?
寝ている間に寝袋ごと谷底に落とすか?」
「負けたら明日の朝の食事当番になるからって、
そんなに絡まないでくださいよ!」
「ばか野郎!俺は執事の八木(羊の山羊、と言いたいらしい)
じゃないのだ!もちろん使用人のセバスチャンでも無い、
貴様らのために飯の仕度が出来るか!!」
結局、負けたのはたつやとMちゃん。
「Mちゃん、なんで邪魔するのだ!俺は自分からは負けてないぞ!
絶対!」
「たつやさん、負けは負けです!」
「朝食なんてしらねー。もう寝る。んご〜」
「もう!ただの酔っぱらいじゃないですかー。」
翌朝暴力事件が発生した。
Mちゃんとが寝ている間に暴漢に襲われたらしい。
「寝ていたら、急にヒジ鉄が飛んできて・・・」
犯人はいったい???
「ごめん、それは俺だ!!」たつやは素直に白状した。
「やっぱりたつやさんが犯人じゃないですか。」
「違う!!寝返りをうったら顔がひじの近くにあったのだ」
「だって、夜M美さんのヒジが私の顔にあたったから
逆向いたのに、また殴られるなんてー」
「あ、もしかしたらこういう体制で寝返りをうった時に
ヒジがぶつかったかもー。ごめんねー」
M美さんは何事も無かったように言った。
涙目のMちゃんは一晩に2度も顔を殴られていた。
朝食のメニューは、
ウィンナーのボイルにコーンのオムレツ。
そしてパンにヨーグルト。
「結局、M太くんは見つかりませんでしたね、たつやさん」
「なんだ一人足りないって言うのはM太のことか。
M太は仕事で来られなかったのだよ。言わなかったっけ?」
全員の瞳が天を仰ぐ。
「結局すべて、犯人はたつやさんじゃないですか!」
「犯人が探偵で、加害者で被害者。良くあることだよ」
「第五回のバレー&バスケに引き続き、犯人が探偵なんて、
三流ミステリーにもなりません!」
「甘いな。郵便配達は二度ベルを鳴らす、だよ」
とうクンたち会員が帰るために片づけ始めた。
「い、いやー、良かったね。今回も無事解決だよ……」
誰も聞いていない。
たいした落ちも無いが、一人たたずむたつやの足元には、
寂しげな黒い影が落ちていた。
東飯能駅近くのすかいらーくまで戻り、
次回の予定を相談。
「それじゃ、次回は8月で暑いから
クーラーの利いたところで。」
「じゃ、卓球ですね」
あっさり決まって、
今回は終わり。
(次回もまた見てくださいネ〜♪んわっくっく)
サザエさんの次回予告は、
今はこれじゃないんだよね。
などと思いつつ解散。
つづく?