薬剤師のお仕事

消毒薬の話

  スポーツや仕事中に思いがけず、けがをしてしまうことがありますが、けがの処置で、パイ菌による化膿を防ぐためにおこなう「消毒」は、傷を悪化させないための最も大切な処置と言えます。
それで、ここでは消毒に必要な各種消毒剤について簡単な特徴をご紹介いたします。

アクリノール水

0.1%〜2%水溶液として用いるのが普通で洗浄、湿布などに利用されます。

ヨードチンキ

刺激性は強いのですが殺菌力は強く、持続性もあるため、家庭常備消毒薬の中心です。ある程度汚い傷の場合、他の消毒薬で洗浄してから、多少の刺激は我慢してヨードチンキを選ぶことが必要な事があるかもしれません。

マーキュロクロム液

刺激も少なく作用も持続性がありますが、水銀を含有するため、長期間または、広範囲には用いてはいけません。また、口の触れる可能性がある部位にも使用しないでください。

アルコール

消毒効果は濃度70%のものが最も秀れていて消毒用アルコールとして市販されています。塗布後、数秒間で強力に殺菌効果を示します。揮発性なので薬剤の残留がありません。

オキシドール

一般の汚れた傷に用いると、酸素の泡立ちにより消毒作用とともに異物排出作用も期待できますが、血液、膿が存在すると、殺菌作用が弱まります。

逆性石けん液(オスバン等)

強力な殺菌作用を持ち、しかも毒性が極めて少ないので、傷口の洗浄には最も適しています。通常0.1%〜1%の水溶液として用います。

ヒビテン液

0.02%水溶液として用います。刺激性が少なく、耳の中や陰部を除き、粘膜にも安心して使えるほか、器具の消毒にも利用できます。

ほう酸水

眼の消毒、洗浄用としてして用いられています。通常は2%水溶液として用います。毒性がないので便利ですが長期に渡っては使用しません。

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