makkunの西遊記
タイ植林編第6回
さっそくチェンマイ自由時間編です。
チェンマイはタイ第2の都市で、近代的なビルが建ち並び、一方、5大寺を擁する名所旧跡の多いところでもあります。
さて、チェンマイのホテルに到着後、街にツアー仲間男4人でくり出しました。もうすでに日もかげり、街には人があふれています。チェンマイでは夜になると、屋台市が道路にあふれます。屋台がほとんどの街を埋め尽くすくらいだといえば、その大きさが想像いただけると思います。また開店時間はだいたい11時くらいまでと、夜更かしの好きな我々にとっては非常に都合がよくできています。
またその値段が安い!!土産物は、Tシャツからサソリの標本までありとあらゆる眉唾物がずらりとそろっています。私は海外に行ってもできるだけお土産を買わないよう、すっと出かけるようにしているのですが、今回はさすがに会社関係にお土産を買っていかざるを得ませんでした。他の3人も同じく会社派遣組であったため、全員やむなく買い物にはしりました。 たとえば、巾着袋一つでしたら500円くらいをふっかけてくるのですが、当然のことながら値切り交渉をすることになります。
「ねえ、おばさん。この袋さあ、300円にしてよ。」(←おもいっきり日本語で喋っている。)
「〇◇〒◆☆!」(まけないと言ってるらしい。)
「じゃあさ、3つ買うから1,000円にしなよ。」
なあんてやってると、その値段になってしまうんですよね。4人のうち2人は海外旅行自体が初めてだったので、
「makkunさん、よく値切れるねぇ。」
と言ってくれましたが(ほめているかどうかは別として)、やっぱり日本人にとっていくら安いものだからって言われたままの金額で買うのはちょっと癪にさわるし(値切るのがあたりまえなアジアでは)、後で来る同胞に迷惑になっては、と思ってしまうんです。
さて、買い物も済ませ、ホテルに帰ってくるとツアーで一緒になった女の子たちがホテルの外で座っています。
「makkunさんたち、この後どこか出掛けるんですか。」
私は、観光マップにカラオケとディスコがあるのをあらかじめ発見しており、ちょうど帰ってくるときに買い物メンバーで出直すつもりでした。なんて図星なんでしょ。
ともあれ、一緒にカラオケに行くことになりました。夜ももう11時をまわっていましたので、さすがに人通りも多くないこともあったのですが、そのカラオケボックスは人気のないところにありました。で、入口から中をちらっと見てみると、タイ人のホステスらしき人影が横切り、なんとなくいかがわしい雰囲気がします。でもまあ、やばかったら逃げちゃえばいいやくらいの考えで入ってみました。中に入ると、2階に案内され、ここで靴を脱げと言われました。ある部屋からは女の子たちの嬌声が聞こえ、何やら制服らしき赤いミニのワンピースたちが動いています。
部屋に案内されるとそこは、日本式の掘り炬燵チックなテーブルがどんとあり、部屋のすみに29型モニターがありました。と、一人の白いワンピースのタイ人の若い女の子が登場し、一緒に座り飲み物のオーダーや機械操作をしてくれました。聞いてみると、カラオケボックスに女の子がついてリモコン操作をするのはタイでは普通とのこと。結局さんざんJーPOPを歌いまくり、ビールを飲みまくっての大盛り上がり大会でした。店を出たのは2時ころで、一人あたりの代金は2,000円くらいと良心的。女の子たちも大満足でホテルに帰りました。
その途中で屋台によったことは以前お話しましたが、そのとき、テーブルの上に砂糖入れらしきものがあったので蓋をとってみると、真っ黒でした。それは大量のアリだったのでした。
翌日はたった半日の自由時間でしたので、効率的にまわる必要がありました。そこで私が考えたのがトゥクトゥクの半日貸し切りでした。
トゥクトゥクというのは、カブの後ろの人の乗るスペースを合体させた、タイ式タクシーのことです。ホテルのドアマンに呼んでもらい、値段交渉の末、半日で5大寺のうちの4つをまわってもらうことにしました。トゥクトゥクは本当に快適で、車内に吹き込む風が気持ちよかった。そのトゥクトゥクツアーの途中、あるお寺の講堂らしきところへ入ろうとしたところ、子坊主さんが私のところへ来て、
「英語話せますか?」(もちろん英語)
と聞きます。勢いで「はい」、と言うとその子坊主さんに、その仲間と先生のところへ連行されました。どうやら、この講堂を訪れる外国人をつかまえて、英会話実習をしているようなのです。先生に自己紹介をして、子供たちの質問に答えてくれと言われたため、私のつたない英語能力で対応するはめになりました。サッカー、特にJリーグの話をしたことは覚えているのですが、後の話の内容は忘れました。が、子供たちの英語を学ぼうという前向きな目の輝きは印象に残っています。
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<注>ここに書いた内容はあくまでも私の個人的な意見です。