ジェイムズ・P・ホーガン
James P. Hogan

 ハードSFと言えばこの人。自らも認めるSFの中でも最もハード寄りの作家です。それでいて、科学だけでなくてかなりの社会派でもあり、現実的な物の見方がホーガン作品の魅力になっています。
 人類の未来は明るいぞ。という気分にさせてくれる、私が一番好きな作家さんです。

私のおすすめ
題名英題刊行元
星を継ぐものInherit the Stars創元SF文庫
『巨人たちの星』3部作の最初の本。星雲賞授賞。
月面の洞窟に埋もれていた死体は、死後5万年を経過していた。
人類がまだ石器時代だった頃に、宇宙服に身を包み月面を歩いていた人間とは、いったい何物?
謎が謎を呼び、1冊まるまる謎の究明を展開していく、実に読み応えのある、珠玉の1冊です。

創世記機械The Genesis Machine創元SF文庫
星雲賞授賞。
統一場理論。6次元宇宙論。ビッグバン理論に変わる新しい宇宙起源論。新世代コンピュータ。
などなど・・・。
「これぞハードSFだ!」と、言わんばかりにホーガン流科学論が目白押しの一冊です。

ガニメデの優しい巨人The Gentle Giants of Ganymede創元SF文庫
『巨人たちの星』3部作の2作目。
前作での謎の数々を、快刀乱麻のごとき切れ味の頭脳で解いていったヴィクター・ハント博士が、
今度は地球を遠く離れた、ガニメデの分厚い氷に埋もれていた異星人宇宙船の調査に向かう。
そして、第一種接近遭遇(ファーストコンタクト)の現場に立ち会う事に・・・。

未来の二つの顔The Two Faces of Tomorrow創元SF文庫
AI(人工知能)と人類との平和的共存の道を探るために、スペースコロニーをまるごと1つ使った
壮大な実験が始まる。
日本で漫画化もされた、とても面白い1冊です。
私は特にエピローグの部分が気に入ってます。

未来からのホットラインThrice upon a Time創元SF文庫
英国スコットランドの山奥の古城で、ひとりタイムマシンの研究を続ける老科学者。
(と言っても、社会への恨みつらみを抱いたマッドサイエンティストではありません。(^_^))
やがて完成したタイムマシンが地球の危機を救う。
老科学者の飼い猫ジェイムズ・クラーク・マックスウェル君が、
主人公の恋のキューピット役を果たすのが笑えます。

巨人たちの星Giants'Star創元SF文庫
『巨人たちの星』3部作の3作目。
紹介文を書くと、前2作のネタばれになってしまうので、やめておきます。(^_^;)
ただ、前2作で証されなかった謎が、全て明らかになる。とだけ、言っておきましょう。

断絶への航海Voyage from YesteryearハヤカワSF文庫
プロメテウス賞授賞。
人類はとうとう太陽系を離れた、別の星系への植民に成功した。
しかし、遺伝子の形で運ばれ、人工授精によって生まれ、ロボットに育てられた人々は、
地球とは違う社会を形成していた。
ホーガンの正義感の一端がうかがえる、1冊です。

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