6/25 ロンドン公演−第15話−

ウッカリして、ロンドン博物館に

行ってしまったボクたちは、

今来た道を引き返し、地下鉄に乗った。

今度は間違えないように

慎重に路線図をチェック。

今度こそ、本当の大英博物館

(別にロンドン博物館が偽者って訳ではない)

に到着した。

うわさどうりのスゴイ建物である。

ここ大英博物館は、

基本的に入場料は無料なのであるが、

正面玄関付近には至るところに

ちょっと、そこのオネェさ〜ん。
2ポンドくんない?

の看板が立っている。

入館料無料と言っておきながら、

ポン引きのように金を巻き上げる、

さすが大英帝国だ。

奪えるものは、奪ってしまえ。

そんな甘〜い誘いについノッテしまい、

2ポンドコインを握り締め、

賽銭箱にふらふら〜。

それは今流行りのスケルトン仕様になっていて、

略奪自慢の、見たい放題だ。

覗いて見ると、あるは、あるは、

20ペンスコイン、50ペンスコイン、
1ポンドコイン、2ポンドコイン…、

1ドル紙幣に、1000円札。

なんでぇ〜?

ドルや円があるのぉ〜?

奪われし者のささやかかな抵抗か…。

どうやら、外国のお金でもオッケーらしい。

でも、そんなもん奪って

イギリスは何をするんだろ?

2ポンドを入れ、目の前にぶら下がっている

紅白の紐をオモッキリ引く。

カランッ、カラン。
ぱん、ぱん!

『ココは、神社じゃないぞぃ!
ってゆうか、紐なんかないだろっ。』

柏手を打っているボクに

ショーン(ハンドル)がツッコミをいれる。

『…で、何をお願いしたの?』

 

 

これから見に行くミイラが
鈴木その子に
似ていませんように…。

 

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