6/26 美東市場

ボクは、よくチャイニーズマーケットに足を運ぶ。

その名も、

アジアン・フード・センター。
(美東市場。)

その名の通り、怪しげなアジアの食料品が、

ゴマンと置いてある店だ。

ヤオハンで、完全に日本の品々が目に焼き付いていると、

ここで見る、中国や韓国の品々は、

ばったもん臭さをヤンワリと、

かもし出しているように感じる。

柿の種一つをとって見ても、

『亀田の柿の種、6袋詰・スーパーフレッシュ!』

と、書いてあるパッケージの裏には、

在比日期前最佳 標示於包装上。
(日本語訳:賞味期限 そんなもんねぇ〜よ。)

そんなばったもんオンパレードでも、

やっぱり目当ては日本の食料品。

納豆、やきそば、カレーのルー。

ふりかけ、ラーメン、お茶漬けのもと。

グミや煎餅などのお菓子も充実しているし、

炊飯器やら、箸などの食料品以外も結構たくさんある。

店内は広々としていて、

天井が7〜8mくらいあり、とても高い。

丁度、倉庫のようなつくりになっている。

そんな、アジアン・フード・センターで、

食料品をシコタマ買いあさって、

レジに並んでいた。

「みんな、スゴイ量をかうよなぁ〜。
あれホントに全部食べきれるんだろうか?」

前に並んでいる人たちのギッシリつまった

カートを眺めながらそんなことを考えていると、

じぃ〜。

なにやら、いや〜な視線を感じる。

恐る恐る振り返ると、

ハナタレ小僧がこっちを珍しそうに見ている。

なんだ、こいつ。

アメリカ人のガキならともかく、同じアジア人じゃろ。

そんなに珍しいものではなからろうに。

『母、何在扉高?』

いきなりこっちを指差し、

母親らしき人に向かって叫んだ。

何を言われたのかサッパリ判らないので、

一瞬ひるんだが、

ガキに呼ばれた母親はボクを見ることなく、

後ろの遠くのほうに目をやった。

なあ〜んだ。

ボクじゃないんだ。

やだなぁ、まったく、このオコチャマったら…

紛らわしいことすなっ、ボケッ!

しばくぞぉ、コラッ!

と、笑顔でガキにアイコンタクトをとり、

ゆっくりと、母親の目線のほうを見てみると…

8mある壁の真中、
地上3mの所に、
扉だけがありました。
(階段、はしごなし)

るの、が。あんないところに?」

不覚にも、ガキと同じ反応をしてしまったボクは、

あんぐり口をあけてしばし、

その扉に見入ってしまった。

だれが、使うんじゃ?

つけりゃいいってもんじゃないだろうに。

これを作った人は、

さぞかし得意になっていたに違いない。

テテテ、テッテテー!
『はい、ドコにでもドア。』

商品名が違うだろ。

この、ばったもん屋が!

…ボコッ。

 

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