7/6 真夏の夜の夢2
家が停電していることに、気が付いたのは、
それから、5分後のことであった。
この時期の8時というのは、まだまだ明るいので、
家の明かりを点ける必要がない。
イキナリ真っ暗になれば、
停電だとすぐに気が付いたのだが。
バンッ!
と、変な音がしたけれど、
構わずボクは、食器洗いを続け、
全ての食器を洗い終わるコロには、
汗だくになっていた…。
ホントに今日はあっついなぁ〜。
汗をフキフキ、エアコンを《チョ〜さむぅ。》に、
切り替えようとした時、
…止まってる。
やがて、いてもたってもいられなくなってきた。
なんで、こんな時に限って停電すんだよぉ〜。
ウチのボロアパ〜トは、たま〜に停電する。
だから、停電になったところで、
慌てることはジェンジェンないのだ。
なんだ、またか。
くらいなもんである。
…と、高をくくっていたら、
あ、あつい。
死ぬほど暑いのである。
レンガをセメントでくっ付けただけのアパ〜トは、
日中の日差しをオモッキリ浴びまくりで、
電気もないのに、ホットカ〜ペットのように、
床や、壁や、天井がアッツアツなのである。
まさに、
石焼ビビンバ。
こんなところには、5分も居られないので、
映画でも見よう!と、納涼作戦を企てた。
さっそく、Gパンをはいて部屋を飛び出る。
すると、バルサンを炊かれたゴキブリのように、
あっちこっちから、みんなゾロゾロ庭にでてきていた。
みんな、暑いんだね…。
ゴメンヨ。
ボク一人だけ、チョー涼しい、
イッツアSONYシアターで、
キンキンに冷えたコーラをたらふく飲んで、
WWW(わいるど、わいるど、うえすと)を楽しんでくるよ。
さっそく、映画館に着くと定番のポップコーンとコーラを注文する。
『7ドル、15セントで〜す。』
えー、そんなにするのぉ?
だって、映画が8ドル50セントなのに…。
シブシブお金を払って、ポップコーンとコーラを受け取った。
ポップコーン:
深さ30cm弱の紙袋に、山盛り。
コーラ:
推定1リットル。
こんなに、コーンを食べたら、トンガッテしまいそう。
こんなに、コーラを飲んだら、歯が一本も無くなってしまいそう。
なんてリーズナブル。
ってゆうか、
こんなに、食えるかぁ〜!
そんな、ボクのツッコミを
全く無視した店員が、
最後にいった一言…。
あ、オカワリ自由だから。