7/7 真夏の夜の夢3
すっかりWWW(わいるど、わいるど、うえすと)を
エンジョイしたボクは、
同じく映画をエンジョイして、
テーマソングのラップにノリノリの
こっわ〜いお兄さん(多分年下)達と
目を合わせないようにして、
家路に着いた。
家に着いた時には、すっかり停電も回復していて、
ウチの豪華シャンデリア60Wが、
きらびやかにボクを出迎えてくれる…
という夢を、車の運転中にみていたものだから、
ウッカリ、リスを轢きそうになってしまった。
結局、家に着いたのは11時半。
停電から3時間以上も経ったのだから、
当然回復していて良いはずである…。
…ヤッパリ、真っ暗でした。
がび〜ん。
回りの家の電気が消えているのは、
もう夜が遅いからだと信じていたのに…。
この時間で駄目なんだから、
今日は、絶対回復することはないだろう。
半分ヤケになって、フテ寝。
オヤスミ…。
…。
…。
暑くて、じぇんじぇん眠れません。
何度となく、ラリホーを唱えてみるが、
やっぱり眠れない。
結局、殆ど眠れずに6時になってしまった。
ええぃっ!こうなったら、起きてしまえっ!
逆転の発想で、とっとと起きて、
オフィスに行って涼もう。
むっくと起きあがり、バスルームへ向かう。
こういう時は、逆に熱めのシャワーで汗を流そう。
お、お湯もで・な・い…。
ええいっ!こうなったら、若さでアタック!
逆転の発想で、水でも浴びて、
涼しくなろう。
ひやぁ〜!
いくら暑いとは言え、真水は冷たすぎる。
心臓に悪いよ。
それでも、織田無道も引いてしまうぐらいの形相で、
念仏を唱えながら、シャワーを浴びた…。
ふぅ。死ぬかと思った。
すると、ボクのシャワーの音をかぎ付けたのか、
一階のババアの部屋でも、シャワーの音がし始めた。
や、やめとけ、ババア。
キサマには、無理じゃ。
洒落にならんぞ。
さすがに、三途の河原が見えたのか、
一階のシャワーの音は、30秒で止まった。
ほ、良かった。
身体中キンキンに冷えてしまったボクは、
全身を震わせながら、服を着る。
もう、暑いんだか、寒いんだか、
さっぱり判らなくなってきた。
さっさと支度を済ませようと、
タオルでアタマをフキフキ洗面所に行く。
あ、
ドライヤーが、使えない。
もう、最悪。
髪から水がダバダバ流れるのも構わず、
階段を降り、玄関を開けた瞬間。
ババアが、テラスにしゃがんでいた。
げげっ!
し、死んでる?
ピクリともしない。
やはり、さっきのシャワーでころっと逝ってしまわれたのか。
恐る恐る、前を通りすぎようとしたら、
あら、おはよう。
昨日は、暑くって一睡も
できなかったわよ。
おほほほ。
おほほじゃねぇよ。
脅かすな。
玄関先にしゃがみ込んで動かないババアは、
心臓に悪くていけねぇや。
生きてて良かったね。
と、笑顔で挨拶し、オフィスへ向かう。
こんな早い時間に来たのは、久しぶりだ。
まだ、7時半前。
いつも、凍えるくらい冷房が効いてるオフィスは、
今日のボクにとって、この上ない天国であろう。
ダッシュで、自分のキューブに向かうと、
あぢぃ〜。
今日は、一通のメールをご紹介します。
え〜と、NJにお住まいのオフィスのマネージャーさんから。
初めてお便りします。
今日は、エアコンが壊れているので、チョッチ暑いかもしれません。
ちなみにウチのオフィスには窓は無いので、
ミンナのキューブは灼熱地獄かな?えへ。
ぶっ倒れるまえに、エアコンが直るとラッキーかも。
それじゃぁ、ばいちゃ。
…
…
ば、ばいちゃって…。
なんで、今日に限って
エアコンがこわれるんだぁ〜!