7/13 ロンドン公演−第19話−
大英博物館で、すっかりタマシイの抜けてしまった
ボクとショーン(ハンドル)は、お茶タイムを取ることにした。
『たしか、館内にカフェがあったよねぇ。』
「多分。来る時にカフェ→の看板はあったけど?」
館内案内ボードを探して、ボクらは階段の踊り場にきた。
「う〜ん、無いねェ…」
その辺をキョロキョロして見る。
階段のところには、一、二階ぶち抜いて巨大な
トーテム・ポール。
近づいて見下ろしてみる。
よくこんな大きなトーテム・ポール作るよなァ。
それを、持ってきちゃうイギリスもスゴイ!
なにが、一番スゴイって、
どうやって、立てたのコレ?
っんもう、地下鉄はどうやって入れるのかなんて、
目じゃないくらいデカイのだ。
結構歩き回ったので、
疲労の極限が近づきつつあったボクらは、
一刻も早くカフェで休憩したいのである。
目を血眼にして案内ボードを探すが、じぇんじぇん見つからない。
『そう言えば、カフェ→の看板ってドコにあったの?』
「う〜ん、確かロゼッタ・ストーンのとなりぐらいだったような…」
『と、言うことは…。カフェは少なくとも一階にある?』
「おぉ、なるへそ。流石ショーン(ハンドル)、あったまイィ!」
一階にあると判ればこっちのもの。
いつまでもウカウカ二階になんぞ居られない。
階段を降りるのもモドカシイので、
消防隊のように、トーテム・ポールに飛びついた。
しゅるしゅるるぅ〜。
…
…
チィ―ン!
「う゛っ…」
『大丈夫?』
「う゛っ、う゛う゛…」
上り棒を降りる要領で、
しゅるるっ!と降りだしたまでは良かったが、
そこは、トーテム・ポール。
目もありゃ、口もある。
そんなことは、計算ずくであったのだか、
唯一の誤算は、
外人の鼻は高かった。
その後、カフェまでピョンピョンピョン…。