7/17 ロンドン公演−第22話−
店内に入ると、早速ユニフォーム売り場へ。
そこには、イギリスのチームだけでなく、
世界各国の代表チームのユニフォームまで売っていた。
わざわざイギリスに来て、
日本代表やブラジル代表のユニフォームを買っても仕方ないし、
買う気もサラサラなかった。
ヤッパリお目当ては、
マンチェスター・ユナイテッド。
これで、決まりでしょう。
ここは、ロンドンであってマンチェスターではないぞ!
と、ロンドンッ子からの罵声が飛び交いそうではあったが、
(そう言う意味ではココは敵地なんだぁ)
そんなことは外国人のボクには知ったこっちゃ無い。
ってゆうか、
他に知らない。
ましてや、ロンドンのチームいわんやをや。
赤いユニフォームを手に取り、にんまり。
ウッカリ、値段の札をみると、45ドル。
おぉ、価格もシャ〜アズナブル。
レジに持っていこうとしたその時、
ふと、変な記号が眼に入った…。
£
この札についた変な記号は何だろう?
イマイチ理解できないので、
拡大率をチョッチ下げて見る…。
£45
数字の前についているということは、
何かの単位なのかしらん?
さらに拡大率をグググット下げて見ると、
£45
1ポンド200円ちょいだから、
1万円弱ってとこだね。
45ドルな訳ないだろ、バーカ。
がーん。
そうだった、ココはイギリス。ポンドの国。
ユニフォームをゲットできる嬉しさあまって、
すっかりドルだと思いこんでしまった…。
ふと心細くなって、財布と相談。
現在の手持ちは…。
£150くらい。
おぉ、全財産の三分の一を、こんなくだらない物の
衝動買いに注ぎ込んでもいいのかぁ!
まいっか。
(by EAST☆END×YURI)
…ってドコ行っちゃたの?
なんて人の心配をしているひまはないので、
早速レジに並ぶ。
『支払いは?』
「カードで。貧乏リボ払い。」
『背番号は何番にする?』
「へ?背番号?」
かろうじて、チーム名を知っていたボクが、
誰が何番なんぞ知るわきゃない。
唯一知ってるのを、恐る恐る訊いてみた。
「31番 PIAZZAじゃ駄目?」
…
…
『おととい、来やがれ!』