8/30 ロンドン公演−第35話−
いやって言うほど、
グリニッチ天文台を満喫したボクとショーン(ハンドル)。
小雨混じりの中、坂を降りる。
すれ違う人達は、これから天文台見学に行くのだろうか。
遠くでは、少年たちがクリケットをやっている。
なんとも微笑ましい風景である。
幼い頃、野球選手に憧れて、
日暮れまで白球を追いかけていたっけ…。
彼らも、将来ビッグなクリケット・プレイヤーになるんだろうか。
ってゆうか、
成人するまでに、その試合終わるのか?
後ろ髪を引かれる想いで、公園を後にする。
もと来た道を引き返し、船を降りたところまで戻ってきた。
「さて、どうしましょう。」
『ここへは、船に乗って来たので、帰りは別の方法で帰ろう。』
と、いうことでガイドブックを取り出す。
調べて見ると、どうやら電車で帰れるようだ。
「で、駅はどこ?」
『向こう岸。』
「は?い、いまなんと?」
『だから、駅は向こう岸にあると言ったのだよ。』
川幅は裕に100mはある。
こ、これを渡らないと行けないんですかぁ。
しかも、
橋がない。
さあ、どうする。
@ 平泳ぎで渡る。
A ナンノこれしきっ!クロールだぜよ。
B 大地真央ばりの、バサロ!
う〜ん、ボクはバサロなんてできないから、
@かAだよねぇ〜。
結構距離があるから、無難に平泳ぎかな〜。
って、泳ぐ意外の選択肢は無いんかいっ!
『おぉ。良いところに気が付きましたねェ。
実は、ヒミツの抜け穴があるんです。』
な、なんと。
ひょっとして、ヒミツの抜け穴とは!
【川底トンネルこちら↓】
のこと?
気が付くと、目の前におもっきり看板がでていた。
ど、どの辺がヒミツなのでしょうか…。
とにかく、渡ろうということで、
早速トンネルの中に入る。
すると、どこからとこなく、怪しい歌声が…。
で、でたぁ〜!
トンネル内には、ボクとショーン(ハンドル)しかいない。
それなのに、怪しい歌声は聞こえてくる。
天井がウッスラ湿っており、
いかにもでそうなム〜ドタップリである。
とうにもかくにも、川を渡らないことには、
駅に辿り着けないので、
ダッシュで駆けぬける。
それでも、怪しい歌声からは、
逃げられない。
聞こえないように、耳をふさぎながら全力疾走。
息が上がって、もう駄目って時に、
ピタリと聞こえなくなった…。
『Hello!』
うわっ!ビックリしたっ。
気が付くの目の前に、超怪しげなレゲエマン。
ひょ、ひょっとして、
も、もしかして、
怪しい歌声は、
お前かぁ〜っ!
こんなトンネルの中で、歌うなよ。
すんごく遠くまで、響くよ。
しかも、もっと爽やかな歌にしろよ。
…
…
ってゆうか、鈴木大地だろ。>ボク