9/7 ロンドン公演−第38話−
運転手がいなくて、
全てコンピュータ制御で動いているという電車、
イギリス版ユリトオルに乗って、
一路ロンドン市を目指すボクとショーン(ハンドル)。
しかし、残念ながら、古き良き伝統を重んじる、
イギリス人の言う全自動などは、
信用できない。
どこが、どう信用できないのかは、
なかなか、うまく説明できないが、
強いて、例えるならば、
関西人の雄、ぜんじろう。
これぐらい、信用できない。
これらに共通して言えることは、
語呂が似ているというだけでなく、
どっちも、ジョークがつまらない。
イギリス人のジョークがつまらないのは、
まだ良いが、お笑い芸人にとっては、致命傷である。
そんな不安を胸に、ロンドン市街へ列車は走る。
さすがに旅行3日目になって、
疲れが出たのか、ボクはすっかり眠り込んでしまった…。
20〜30分は経っただろうか、
乗り換えの一つ手前でショーン(ハンドル)に起こされた。
その後、もう一度乗り換えをして、
ナイツ・ブリッジという駅に辿り着いた。
『ちょと寄り道していい?』
と、ショーン(ハンドル)が尋ねる。
「別にいいけど、ここに何かあるの?」
『ハロッズで買い物したいんだよね。』
「あぁ、ハロッズね。」
…
…
ハロッズって何?
そうなのであ〜る。
知らなかったのであ〜る。
テディベアでお馴染みの”あの”超有名デパート、
ハロッズをボクは知らなかったのであ〜る。
世界でどんだけ有名なのかは知らないが、
普通デパート御三家と言ったら、
ロジャース、ドンキホーテ、ダイクマ
を指すものだとばっかり思っていた。
これは後で判ったことだが、
ハロッズを知らなかったのは、
どうやらボクだけだったようだ。
まったく、最近の日本人は、外国カブレしててなっちょらん。
すぐに異国のものに目がいき、外来語を真似して使いたがる。
…
これを読んでる日本人に物申す!
デパートなどと、小洒落た言い方しおって!
百貨店と言えっ!百貨店と。
…
これを書いてるグーフィーに物申す!
ユリトオルなどと、小洒落た言い方しおって!
由利徹と言えっ!由利徹と。
…
っじゃなくて、ユリカモメだろうがぁ〜っ!