9/23 ぎゃんぶらぁ〜自己中心派
今日は、会社の打ち上げだった。
打ち上げといっても、日本みたいに一升瓶片手に、
飲めや、歌えの大騒ぎってわけではなく、
ホテルでのパーティ。
う〜ん、なんともエレガントな響き…。
ウットリしちゃうって感じ。
ホテルを一歩入ると、
ドレスアップした外人さんが、
グラス片手に思い思いに団欒している。
そこは、映画のワンシーン。
皆それぞれパートナーを連れてきていて、
あちこちで、会話が弾んでいる。
ボクは、連れてくるパートナーもいないし、
ましてや、そんなパーティーなんぞは初めての体験だったので、
ポカンと、途方にくれていた。
BOSSセブンのCMのよう。
パーティが始まったばかりだったからなのか、
お酒片手に立ち話。
仕方がないので、ワインとチーズを、
飲む飲む、あーんど、食う食う。
普段は、全然お酒なんぞ飲まないのに、
ここぞとばかり、がぶ飲み。
やがて、みな落ち着き出し、
テーブルでディナータイム。
その頃には、へぺれけなボク。
すっかりロレツがまわらなくなり、
足元もふらふら。
会場の周りには、ルーレット、バカラ、ブラックジャックなどの、
ギャンブル・テーブルが、おいでおいでしている。
そういえば、会場に入る時に、
1000ドル分のチップをもらったっけ?
ムックと立ち上がり、
ふらふらぁ〜っと、吸いこまれるように、
ルーレットのテーブルに行った。
1000ドルを一回で賭ける勇気はないので、
両替してもらった。
『これが、500ドルで、これが、100ドル。
でもって、これが5ドルチップね。』
色とりどりのチップに目がくらむ。
500と、100ドルのチップを、
ソソクサとポッケにしまう。
まぁ、5ドルチップが20枚あるから、
とりあえずこれがなくなってからにしよう。
そう、自分に言い聞かせて、
ベット!
ばらばらばら。
適当に、4、5枚ばらまいてみる。
はずれ。
うーん。ちっとは考えるか。
吉井の背番号21!
努力の甲斐なく、はずれ。
しばらく、小さく当たったり、大きく外れたりしながら、
そろそろ、ドドンと来て欲しい感じ。
そんなときは、やっぱり…
マイク・ピアッツアの背番号31!
結局、安易な賭け方しかできない、
淋しいボク。
カラカラカラ〜。
ルーレットが勢い良く回ってる。
カラン。
31!
大当たりィ〜!
わーお。さ、さすがピアッツア。
ここぞって時に、頼りになる男じゃい。
それに、比べて吉井は…。
それでも、メッツファンのボクは、
吉井に賭ける。
21にベット!
カラカラカラ〜。
ルーレットが勢い良く回ってる。
カラン。
アンビリーバボー!21!
またまた、大勝利っ!
恐いくらいつきまくっていたボクは、
5ドルチップしか使ってないのに、
既に、500ドル近く稼ぎ出していた。
ビギナーズ・ラックってやつだね。
やがて、時間が来てしまい、
持っていたチップを、抽選券に交換することになった。
この時に、チップを沢山持っていると、
それだけ、後のギフト抽選会に、有利になるという仕組みだった。
確かに、ルーレットには勝っていたが、
なにぶん、5ドルチップしか、賭けていなかったので、
抽選券に交換すると、2〜3枚得しただけであった。
抽選の商品は、色々あって、
ワインやシャンパン、映画のチケットなどなど。
ボクは、どれがなんだかサッパリだったので、
適当に、抽選箱に2枚ずつ放り込んで行った。
さて、いよいよ抽選。
抽選者が番号を読み上げると、
テーブルのあちこちから、歓喜の声と祝福の拍手があがった。
ボクは、このころには、すっかり酔いが回って、
意識が朦朧としていた。
『次ぎの当選者は、番号130216!』
会場がどよめく。
誰だ、誰だ?
「あ、ボクだ。」
そうなのである。
なんと当たってしまったのである。
よろめきながら、商品を受け取る。
なんだろう?と思ってよーく見ると、
レンタルビデオのただ券。
えぇ〜?
レンタルビデオぉ?
う〜ん、
借りたことないよ…。
借りても英語じゃわからんし。
また、厄介なものが当たってしまった。
さらに、もう一言言わせてもらうと、
ウチのビデオ壊れてるんだよねェ〜。
ラッキーなのか、アンラッキーなのか、
良くわからんギャンブルパーティーだった。