10/9 はちゃめちゃNY珍道中−その5−
到着ロビーより、エスカレータを降りて地上へ。
ボクが迎えにくる頃に、降っていた雨も、
何時の間にか上がっていた。
『荷物載る?』
「ワゴンだから大丈夫だと思う。」
そう遠くない所に、車を止めておいたので、
すぐに、視界に入ってきた。
「あの、レガシー。」
『へぇー、レガシー乗ってんだ、やっぱ左ハンドル?』
「そうだね。こっちで、右ハンドルの車ってあんのかなぁ…。」
そんな、会話をしてるうちに、
車に到着。
荷物を入れるために、ハッチバックを開ける。
兄(実)のスーツケースを、まず載せる。
そこへ、少し後ろを歩いていた、
母(実)となっち(仮)も到着。
『これが、お前の車?
凄いねェ〜。さすが、
アメリカって感じだねェ〜。』
…富士重工製なんですけど。
母(実)となっち(仮)の荷物を載せ、
バタムッ。
「さて、行きますか。」
そう言って、車の乗りこもうとすると、
『ちょっと、待って。』と、母(実)。
「何。どうしたの?」
『写真撮っとかなきゃ。
今、撮んないと、二度とココへは
来れないだろうし。』
ニューアーク空港の駐車場で、
記念撮影をするなんてのは、
ピラニア入りのプールで、
シンクロナイズド・スイミングをするようなもんである。
それこそ、ホントに二度と
来れなくなってしまうよ。
そんなボクのビビリは、全然お構いなしで、
場を仕切る母(実)。
『ハイ、じゃあ次ぎは、兄(実)となっち(仮)で撮ろうか。』
林家パー子のように、写真を撮り続ける母(実)。
ほっとくと、フィルムが無くなるまで、
撮りきってしまう気がしたので、
恐る恐る、こう言った。
あ、あのう。
明後日もここ来るんですけど…。