10/20 はちゃめちゃNY珍道中−その9−
さてさて、今度こそ4人揃って家を出る。
『駅までは、どうやって行くの?歩いて行けるの?』
「うんにゃ。車で。」
この辺は、ドコに行くにも車なんだよ。
5分くらいかな。
歩けない距離じゃァないけど、
20〜30分はかかるね。
無事に辿り着けたら…、だけど。
そんな軽いジョーク(死語)を交えながら、
駐車場へ。
と、その時。
パシャリ。
?
何の音だ?
後ろのほうで、微かに聞こえた音に振り返る。
母(実)となっち(仮)、記念撮影中。
こんな、ボロアパート撮ってもしょうがないのでは…。
『ホラ。お前たちも撮ってあげるから。
兄弟で並んだ写真なんて、二度と撮れないかも知れないし。』
な、なんて不吉なことを…。
そう思いながらも、ピース(死アクション)。
そして、パシャリ。
さ、そろそろ行こうか。
そう言って、
富士重工100%混じりっけなしのレガシィに乗りこむ。
兄(実)が助手席に座るなり、
驚きの声を上げた。
おぉ〜。
「どした?」と、ボク。
2、3呼吸置いて、
『ハンドルが無ぇ〜。』
そりゃそうだ。
ここは、アメリカだもん。
そんな、「クイズ赤っ恥青っ恥」で、
八百屋のオヤジが繰り出す、
こんこんちきな回答に、
入れたくなるようなツッコミを、
オミマイしてやる。
と、次の瞬間!
後部座席からの叫び声が!
『えっ?ハンドル無いの?
じゃあ、どーやって動くんだい?』
が、がーん。
い、いくらなんでも…
ハンドルはあるよ。
左側に。
ネタなのか、マジなのか。
実にギリギリな、感じである。
ボクとしては、心底ネタであって欲しいと祈るばかり。
あなたは、この常識ワカリマスカ?